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高知県で、家に太陽光発電や蓄電池を付けるときに使える補助を、国・県・34市町村の公式サイトで調べました(2026年10月29日確認)。
高知県の補助は、県が市町村を通して出すもので、申請先は市町村です。多くの市町村が、県と同じ太陽光1kWあたり4万円・蓄電池1kWhあたり4万円の型で受け付けています。高知市・南国市は、今年度の受付を終えました。
| 太陽光 | 蓄電池・V2H | 受付状況(2026年10月29日確認) | |
|---|---|---|---|
| 多くの市町村(県の型) | 1kWあたり4万円・上限20万円 | 蓄電池は1kWhあたり4万円・上限40万円、V2Hは上限30万円(どちらか一方) | 市町村ごと。土佐市・須崎市・四万十市などが受付中 |
| 土佐町 | 1kWあたり14万円・上限70万円(FITなし) | 太陽光と同時だけ、3分の2・上限67万円 | 11月2日時点で残り14件 |
| 北川村・黒潮町 | 費用の3分の2(北川村は最大85万円、黒潮町は上限なし。FITなし) | 北川村は4分の3・最大84.6万円(太陽光と同時)。黒潮町の蓄電池は終了 | 北川村は2027年2月26日まで、黒潮町の太陽光は2027年2月26日まで |
| 高知市・南国市 | 受付終了 | 受付終了 | 高知市の蓄電池・V2Hは10月21日に予算に達した |
県の補助:市町村を通して出る(申請先は市町村)
- 仕組み:県の「住宅用太陽光発電設備等導入推進事業費補助金」は、要綱で「補助金の交付対象者は市町村とする。」としています。個人は県ではなく、市町村に申請します
- 県の型:太陽光は「4万円/kW(間接補助率が4万円/kW未満の場合は同額)を乗じた額以内とし、上限を1件当たり20万円とする。」。蓄電池は「補助率として4万円/kWh(間接補助率が4万円/kWh未満の場合は同額)を乗じた額以内とし、上限を1件当たり40万円とする。」。V2Hは、国(次世代自動車振興センター)のV2Hの補助で機種ごとに決まっている上限額(災害拠点・公共施設の補助率1/2の欄)の0.4倍と、本体と付属品の税抜の購入費の0.2倍の、低い方の額で上限30万円です(30万円が必ず出るわけではありません)。蓄電池とV2Hはどちらか一方です
- セットが原則:太陽光と蓄電池(またはV2H)を一緒に付けるのが基本で、どちらかがすでにある家は、残りの一方だけでも対象です。市町村によっては、太陽光だけ・蓄電池だけの申請もできます(下の表)
- 財源:国の物価高騰対応の交付金です。土佐市などは「※財源として「物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金」を活用しています。他の国費事業と併用する際には、「物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金」と併用可能であるかを事前に確認してください。」としています
- 県税の納税証明書:県の要綱は県税を滞納していないことを条件にしていて、市町村の多くは申請に県税の納税証明書を求めます。たとえば四万十町は「・申請時に県税事務所にて、県税の滞納がないことを証する納税証明書を取得し提出してください。」としています。取りに行く時間を見ておいてください
- 市町村の一覧:県は一覧を出しておらず、「なお、お住まいの市町村の補助事業の有無や事業内容については、各市町村役場に問い合わせていただくようお願いします。」としています
- 個人が県に直接申請する太陽光・蓄電池の補助は見当たりません(県の事業者向けの補助は法人だけ)
高知市・南国市:今年度の受付は終了
- 高知市の太陽光:国の交付金を使う自家消費型の補助(1kWあたり7万円、FIT・FIPなし、市内業者、窓口だけ)は、「本補助金の受付は、6月12日(金曜日)17時15分をもって受付を終了しました。」。申請が予算を超え、抽選でした
- 高知市の蓄電池・V2H:今ある太陽光につなぐ蓄電池(1kWhあたり4万円・上限40万円)・V2H(上限30万円)の補助は、「予算に達したので、申請受付を終了しました。」(10月21日更新)
- 南国市:太陽光と蓄電池・V2Hの補助は、「【R8.8.6】住宅用太陽光発電設備導入推進事業費補助金(太陽光発電設備・蓄電池設備(V2H含む)の設置)追加受付を終了しました」。太陽光だけの補助(1kWあたり3万円・上限12万円)も「住宅用太陽光発電システム設置費補助金(太陽光発電設備のみ設置)につきましては、予算額に達しましたので受付を終了します。」(8月19日)
県の型より手厚い市町村
| 市町村 | 太陽光 | 蓄電池・V2H | 受付状況と主な条件 |
|---|---|---|---|
| 土佐町 | 「14万円/kw、上限70万円(千円未満切捨て)」 | 3分の2・上限67万円。「4,800Ah・セル未満で、導入価格(設置に係る工事費を含む・消費税及び地方消費税を除く)が155,000円/kWh以下のものであること。」 | 「太陽光発電設備のみの導入も補助対象です。蓄電池のみの導入は補助対象外です。」。FIT・FIPなし(「固定価格買取制度(FIT)の認定又はFIP(Feed in Premium)制度の認定を取得しないこと。」)、自家消費30%以上。「中古設備、PPA設備及びリース設備でないこと。」。「補助の対象とする住宅の所有権を有していること。」。「契約後・工事後の補助金申請はできません。」。「11月2日現在、残り14件の補助対象枠です。」 |
| 安田町 | 「発電システムの設備容量(※)に12万円を乗じて得た額(上限を60万円とする)を比較し、いずれか低い方の額」 | 県の型(蓄電池4万円/kWh・上限40万円、V2H上限30万円) | 「補助金の交付決定後に契約し、着工するものが補助対象」。「町への補助金交付申請時に、県税の納税証明書(発行後3か月以内のもの)を併せて添付してください。」。「(令和8年度受付開始しました)」で先着順。期限・残りの表示はない |
| 北川村 | 費用の3分の2(「最大85万円」) | 蓄電池は費用の4分の3(「最大84.6万円」)。「蓄電池を設置する場合は太陽光発電設備と同時設置」。V2Hは見当たらない | 脱炭素先行地域の補助。「FIT 制度およびFIP 制度の認定を受けないこと。」、自家消費30%以上。「他の国・県の補助事業との併用は不可」。交付決定の後に着工。「令和8年5月1日(金)~令和9年2月26日(金)」の先着順 |
| 黒潮町 | 「補助対象経費の3分の2(千円未満切り捨て)」。「補助率は2/3です。上限はありません。」 | 太陽光の補助は蓄電池・V2Hを対象にしていない(町の蓄電池の補助は下の終了の欄) | FIT・FIPなし、自家消費30%以上。「・余剰電力は町内で全て消費できるよう売電すること」。「・うちエコ診断WEBサービスを実施し、報告すること」。「契約は着手に該当しますので、交付決定後に締結してください。」。ほかの補助金とは重ねられない。受付は「令和8年6月10日~令和9年2月26日」 |
| 津野町 | 「1kWあたり5万円(上限25万円)」 | 蓄電池は「補助金額として5万円/kWhを乗じて得た額」(上限50万円)、V2Hは上限30万円 | 「・交付決定後に契約する事業が対象。」。「令和8年5月1日(金)から令和9年1月29日(金)」で「15件程度」 |
| 東洋町 | 県の脱炭素ポータルの掲載では「1kw当たり10万円 上限30万円」 | 蓄電池も1kWhあたり10万円・上限30万円(同じ掲載) | 町のサイトは10月29日につながらず、町の公式ページでは確かめられていません。町に確認してください |
檮原町は町独自の補助(太陽光は費用の2分の1・上限80万円など)ですが、「設置を希望する前年度の要望調査において要望のあったもののみ」「(飛び込みでの申請は受付出来ません。)」です。
県の型で受け付けている市町村
どれも先着順で、予算に達すると終わります。残りの件数・額を出していない所が多いので、申請の前に市町村に確認してください。
| 市町村 | 受付の期限・残り | 主な条件 |
|---|---|---|
| 土佐市 | 「令和8年5月1日~令和9年2月10日」 | 「★申請時点で契約している場合は、補助対象になりません。契約については、補助金の交付決定日以降のものが対象となります。」 |
| 須崎市 | 「令和8年12月10日(木)まで受け付けます(ただし土・日・祝日は除く)」 | 交付決定の後に契約。窓口か追跡サービス付きの郵送 |
| 四万十市 | 「令和8年4月28日(火曜日) 8時30分から令和9年1月29日(金曜日)17時まで」。「※予算 合計25件分程度」 | 蓄電池を含む場合だけ(「蓄電池のみ:1kwh4万円 上限40万円」、太陽光だけは対象外)。V2Hは対象外。契約の前に申請 |
| 奈半利町 | 「令和8年度の申請期限は令和9年1月10日までです。」 | 交付決定の後に契約 |
| 芸西村 | 「令和8年度の受付を開始します(予算がなくなり次第終了します)。」 | 太陽光だけ・蓄電池だけも申請できる。交付決定の後に契約 |
| いの町 | 「令和8年度 予算残りわずかとなりました。」(9月28日時点) | 交付決定の後に契約・着工 |
| 仁淀川町 | 「令和8年度予算残:970千円」(9月15日時点) | 契約の前に申請。本庁の町民課で受付 |
| 大月町 | 「太陽光発電システムおよび蓄電池設備 5件分」 | 太陽光だけ・V2Hは対象外。「4万円を乗じて得た額から国その他の補助金等の収入額を控除した額」 |
| 土佐清水市 | 受付順(期限・残りの表示なし) | 太陽光だけ・蓄電池だけも申請できる。V2Hは対象外。「(1)リース契約による発電システム等でないこと」。メールでも申請できる |
| 佐川町 | 「令和8年5月11日(月)受付開始(予算額に達した時点で終了します。)」 | 交付決定の後に契約・着工 |
| 越知町 | 「令和8年度の募集は令和8年5月1日より開始します。」 | 「交付決定前に業者と契約をされていた場合、補助対象外となります。」 |
| 四万十町 | 「日時:令和8年5月20日(水)受付開始(予算額に達した時点で終了します)」 | 契約の前に申請。「(郵送申請は可、電子メール申請は不可)」 |
| 安芸市 | 「令和8年度補助金の申請受付を5月1日から開始しました。」 | 申請に契約書の写しを付ける形で、着工は交付決定の後。「市の交付決定前に、既に設置している場合や、施工中のものは対象となりませんのでご注意ください。」 |
| 中土佐町 | 期限・残りの表示なし | 着工の前に申請(申請に契約書の写しを付ける形) |
| 田野町・大豊町 | 期限・残りの表示なし | 交付決定の後に契約 |
| 本山町 | 「令和8年4月21日(火曜日)~令和8年10月30日(金曜日)」 | 交付決定の前に工事の契約を結んでいないこと |
| 室戸市 | 「現時点で予算上限にかなり近づいております。」(9月4日の追記) | 県の型と違い、太陽光は1kWあたり3.5万円で「140,000円を限度とする。」、蓄電池は「200,000円を限度とする。」。着工の前に申請 |
受付を終えた所・補助が見当たらない所
- 香南市:太陽光と蓄電池・V2Hの補助は「令和8年度太陽光発電設備・蓄電池設備・V2H充放電設備の受付を終了しました!」(8月12日)。太陽光だけの補助(「補助金の額は、定額6万円(定額補助)。」、先着20件)は終了の表示がありません
- 香美市:「令和8年度の受付は終了しました」(5月7日)
- 日高村:10月1日に受付を再開しましたが、「申請額の合計が予算額に達したため、受付を終了」しました
- 黒潮町の蓄電池:「※【令和8年10月14日】予算残額が無くなりましたので令和8年度事業の受付を終了しました。」
- 宿毛市・三原村・馬路村・大川村:家庭向けの太陽光・蓄電池の補助は見当たりません(市町村のサイトの一覧・検索と、県の脱炭素ポータルで確認)
国の制度:今ある家に付ける太陽光に、個人が直接申請できる補助は見当たらない
- みらいエコ住宅2026事業(リフォーム):蓄電池は「96,000円/戸」ですが、窓などの断熱改修とセットが前提です。太陽光は「×太陽光発電設備の設置工事」として対象外です。詳しくはみらいエコ住宅2026事業(リフォーム)をご覧ください
- 家庭用蓄電池のDR補助(SII)・国のV2H:どちらも受付を終えています
- 売電価格(FIT、10kW未満):「24円(~4年)」「8.3円(5~10年)」です
全国の制度は太陽光発電の補助金・蓄電池の補助金・V2Hの補助金に、高知県の給湯器・窓・リフォームなどの補助は高知県のリフォーム補助金にまとめています。
補助を選ぶときの注意
- 契約の順番:多くの市町村は、交付決定の後に契約することが条件です(土佐市・須崎市・いの町・越知町・土佐町など)。安芸市・中土佐町は申請に契約書の写しを付ける形で、着工は交付決定の後です
- 工事の期限:実績報告は、1月末(四万十市・いの町・仁淀川町・佐川町・大月町など)か2月上旬〜下旬(須崎市・土佐市など)が期限の所が多く、年度末までではありません
- 単独で申請できるか:四万十市・大月町・日高村は太陽光だけでは申請できず、土佐町・北川村は蓄電池だけでは申請できません。V2Hは、四万十市・土佐清水市・大月町・室戸市・土佐町・北川村の補助の対象になっていません
- FIT:土佐町・北川村・黒潮町(と終了した高知市の太陽光)は、FITの認定を取らないことが条件です。県の型の市町村の多くは、FITについての決まりを書いていません
- 併用:県の型の財源は国の物価高騰対応の交付金なので、国のほかの補助と重ねるときは市町村に確認してください。北川村・黒潮町は、ほかの補助と重ねられません
申請の前に確認すること
- 補助の有無:お住まいの市町村に補助があり、まだ受け付けているか(県は一覧を出していません)
- 順番:交付決定の前に契約していないか
- 期限:実績報告の期限までに工事と支払いを終えられるか
- 組み合わせ:太陽光だけ・蓄電池だけで申請できるか、V2Hが対象か
見積もりを取る前に:お住まいの市町村の補助と、契約の順番を確認する
高知県の補助は、市町村を通して出ます。申請先はお住まいの市町村で、県は実施している市町村の一覧を出していません。
ほとんどの市町村は、交付決定の後に契約することが条件です。高知市・南国市・香南市・香美市などは今年度の受付を終えています。
見積もりを依頼したら、各社に次の3つを聞いてください。
- 「市町村の交付決定が出てから契約できますか」
土佐市・須崎市・四万十市・いの町・土佐町など多くの市町村の条件です - 「実績報告の期限(1月末ごろ)までに工事を終えられますか」
多くの市町村は、1月末か2月上旬までに工事を終えて報告することが条件です - 「FITの認定を取らない形(自家消費30%以上)で見積もれますか」
土佐町・北川村・黒潮町の補助の条件です
公式サイトで確認できます
高知県の補助金のページ(市町村の補助の有無は、各市町村に問い合わせるよう案内しています)
補助の申請先はお住まいの市町村です。受付状況は、市町村のページで確認してください。
補助が使えるかと、業者や製品の質は別の話です。見積もりは複数で比べてください。
見積もりを取る
複数社から見積もりを取ると、補助金を含めた総額を比べられます。その際も、上の3つの質問は必ず聞いてください。
タイナビ(運営:株式会社グッドフェローズ)は、住宅用の太陽光発電の無料の一括見積もりサービスで、全国が対象です。複数の会社の見積もりを比べたい方に。設置には機器代と工事費がかかり、電気代が下がる額は家の電気の使い方や設備の容量で違います。補助金を受け取れるかは、各制度の条件と予算によります。紹介される会社が、使いたい補助金の条件(県内・市内の業者であることなど)を満たすかは会社ごとに違います。見積もりのときに、上の質問で確認してください。
ソーラーパートナーズ(運営:株式会社ソーラーパートナーズ)は、住宅用の太陽光発電・蓄電池の無料の見積もりサービスで、全国が対象です。紹介されるのは、自社で工事まで行う施工会社です(2026年10月28日に公式サイトで確認)。地元の会社に見積もりを頼みたい方に。紹介される会社が、使いたい補助金の条件(県内・市内の業者であることなど)を満たすかは会社ごとに違います。見積もりのときに、上の質問で確認してください。
出典
本ページの内容は、次の公表資料にもとづいています(2026年10月29日確認)。
- 高知県「住宅用太陽光発電設備等導入推進事業費補助金」と交付要綱、高知県の補助金のページ、高知県の脱炭素ポータル「こっから。」の支援制度一覧
- 高知市(太陽光)・高知市(蓄電池・V2H)・南国市・室戸市・安芸市・香南市・香美市・土佐市・須崎市・四万十市・土佐清水市
- 奈半利町・田野町・安田町・北川村・芸西村・本山町・大豊町・土佐町・いの町・仁淀川町・中土佐町・佐川町・越知町・檮原町・日高村・津野町・四万十町・大月町・黒潮町(太陽光)・黒潮町(蓄電池)の公式ページと要綱(34市町村)
- みらいエコ住宅2026事業、環境共創イニシアチブ(DR家庭用蓄電池)、次世代自動車振興センター(V2H)、資源エネルギー庁(FITの買取価格)
制度の内容と受付状況は変わります。申請の前に、必ずお住まいの市町村の窓口・公式サイトで確認してください。
制度の内容・金額・要件・期限は予告なく変更されることがあります。申請の前には必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。本サイトは民間の情報サイトであり、事務局ではありません。
