先進的窓リノベ2026事業|予算の残りと、対象にならない工事

先進的窓リノベ2026事業

消化 34.0%残り 66.0%

前週比 +2.0pt / このペースなら、申請期限(遅くとも2026年12月31日)までに予算上限には届かない見込み(直近のペースが続いた場合の単純な予測です。期限の後も申請できるという意味ではありません) / 2026年11月4日 午前0時時点(公式発表)

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窓の断熱リフォームに使える国の補助金です。先着順で、予算が尽きた時点で受付が終わります。締切の日付(2026年12月31日)が来る前に終わる可能性があります。

上のメーターが、いま予算をどれくらい使い切っているかです。毎日更新しています。

このページでは、条件に加えて、主な補助額、工事の内容ごとの計算例、間違えやすい点、自治体の補助との関係をまとめています。

まず押さえておくこと

  • 自分では申請できません。登録済みの「窓リノベ事業者」が代わりに申請し、受け取った補助金をあなたに還元します
  • 補助額が5万円未満だと申請できません。窓1枚だけの工事では届かないことがあります
  • 契約より先に工事を始めると対象外です。工事請負契約を結んでから着工する必要があります
  • 施主支給は対象外です。自分で窓を買って取り付けだけ頼む形にすると補助を受けられません
  • 工事前の写真を撮り忘れると、補助を受けられません。撮り忘れたときの免除の仕組みは、この事業では使えません

どんな制度か

項目内容
正式名称断熱窓への改修促進等による住宅の省エネ・省CO2加速化支援事業(先進的窓リノベ2026事業)
予算1,125億円(令和7年度補正予算)
対象既存の住宅・非住宅建築物に行う、開口部の断熱改修(リフォーム)
補助上限住宅1戸あたり 100万円
下限1申請あたりの合計補助額が 5万円以上
申請する人窓リノベ事業者(工事の施工業者)

補助額は、設置する製品の性能・大きさと、住宅の建て方(戸建/低層集合/中高層集合)で決まる定額です。工事費の何割、という計算ではありません。

主な補助額(戸建住宅)

工事性能P(SS)性能S性能A
ガラスの交換
(1枚)
11,000〜78,000円7,000〜53,000円5,000〜41,000円
内窓の設置
(1か所)
36,000〜140,000円22,000〜76,000円対象外
外窓の交換・カバー工法
(1か所)
89,000〜239,000円60,000〜156,000円41,000〜116,000円
外窓の交換・はつり工法
(1か所)
69,000〜194,000円44,000〜117,000円29,000〜86,000円

金額の幅は、サイズ(小・中・大・特大)の違いです。性能区分の熱貫流率は、P(SS)が1.1以下、Sが1.5以下、Aが1.9以下です。性能区分とサイズは、メーカーの性能証明書に書かれています。ドアの交換(窓の工事と同時の場合)は、外窓の交換と同じ金額です(小サイズは1.0㎡以上)。玄関ドアの補助額と条件は玄関ドアのリフォームに使える補助金にまとめています。

集合住宅の金額と、サイズごとのすべての表は先進的窓リノベの補助額シミュレーターにまとめました。窓の大きさと性能区分を選ぶと、下限の5万円に届くかも判定できます。

内窓(二重窓)の全サイズの補助額と製品ごとの性能区分は二重窓(内窓)の補助金にまとめています。

計算例(戸建住宅)

工事の内容補助額
リビングの大きい窓(大)1か所と、寝室の窓(小)2か所に、性能Pの内窓を付ける161,000円
(89,000円+36,000円×2)
同じ3か所に、性能Sの内窓を付ける96,000円
(52,000円+22,000円×2)
小さい窓(小)のガラス4枚を、性能Aになるガラスに替える20,000円(5,000円×4)
5万円に届かないので申請できません
中サイズの窓3か所を、性能Pの外窓(カバー工法)に替える414,000円
(138,000円×3)
性能Sの内窓(小)2か所と、玄関ドア(中・性能A・カバー工法)を同じ契約で替える110,000円
(22,000円×2+66,000円)

同じ窓でも、性能区分がひとつ違うと補助額が大きく変わります。見積もりには、製品ごとの性能区分とサイズを書いてもらってください。上限は1戸あたり100万円です。

同じ家で、時期を分けて2回以上申請することもできます。上限100万円の範囲内で、申請ごとに5万円以上などの要件を満たす必要があります。

対象になる工事

  • ガラス交換:既存のサッシは残し、ガラスだけを複層ガラス等に交換する
  • 内窓設置:既存窓の内側に内窓を新設する(既存外窓から屋内側50cm以内)
  • 外窓交換(カバー工法):既存の窓枠の上から新しい枠をかぶせる
  • 外窓交換(はつり工法):既存の窓枠ごと外して新しい枠を取り付ける
  • ドア交換:窓の工事と同一契約で、同時に申請する場合のみ対象

いずれも、事務局に登録され性能が確認された対象製品を使う必要があります。メーカーから性能証明書が発行される製品です。

対象にならない工事

ここでつまずく人が多いところです。見積もりを取る前に確認しておくと、話が早くなります。

  • 補助額が5万円に満たない工事
  • 外気に面していない窓・ドア(内廊下に面した集合住宅の玄関ドアなど)
  • ドア交換だけの工事。窓の工事と同時でなければ対象外です
  • 施主支給・材工分離。自分で製品を買って取付だけ依頼する形は対象外です
  • 中古品・展示品を使った工事
  • 今より断熱性能が下がる窓・ドアへの交換
  • 窓の位置を変える・開口部を広げる・新たに開口部を作る工事
  • 既存の外窓1つに対して3つ以上の内窓を取り付ける工事
  • メーカーが保証しない方法で取り付けた工事(はつり工法専用の製品をカバー工法で付けるなど)

なお、増築部や開口部の拡張であっても、リフォーム後に断熱等性能等級5を満たすことをBELS評価書などで示せる場合は対象になります。

誰が対象か

次の両方を満たす方が対象です。

  • 窓リノベ事業者と工事請負契約を結ぶこと。事業者登録は交付申請(予約を含む)までに必要で、申請までに登録されなければ対象になりません
  • 工事をする建物の所有者等であること

所有者本人だけでなく、その家族、賃貸に出している個人・法人、賃借人、集合住宅の管理組合も対象に含まれます。

対象になる住宅は既存住宅です。工事請負契約日の時点で、建築から1年が経過しているか、過去に人が住んだことがある住宅を指します。

過去の先進的窓リノベ事業(2022年度補正・2024事業・2025事業)ですでに補助を受けた開口部は、今回の対象から除かれます。

いつまでか

項目期間
工事の着手2025年11月28日 ~ 遅くとも2026年12月31日
交付申請受付開始 ~ 遅くとも2026年12月31日
交付申請の予約受付開始 ~ 遅くとも2026年11月16日
受付開始日(リフォーム・戸別)2026年3月31日

いずれも「予算上限に達した場合はその時点まで」です。上の日付は最長でここまで、という意味でしかありません。実際にいつ終わるかは予算の減り方次第です。

工事請負契約より先に工事に着手した場合は対象外になります。ここでいう工事着手とは、契約に含まれるリフォーム全体の最初の工事のことで、窓の工事に限りません。

予算はどのくらいのペースで使われているか

予算は1,125億円です。公式の月別の集計(2026年9月10日更新)では、申請額は4月の約20.6億円から7月の約65.4億円まで増え、8月は約58.1億円でした。8月の1か月分は、予算の約5%にあたります。8月までの累計は102,375戸・約218.7億円で、1戸あたりにすると平均約21万円です。

このページの上のメーターは、公式が毎日公表する申請額の割合(交付申請と予約の合計。審査中のものを含む)です。当サイトでは2026年9月18日から毎日記録していて、どの日に残りが減ったかをトップページの「残りが減った日の記録」で見られます。メーターの見込みは、直近のペースが続いた場合の単純な予測です。申請のペースは月によって変わるので、目安として見てください。

お金の受け取り方

補助金は事業者に交付され、そこからあなたに還元されます。方法は2つです。

  • 工事代金に充当する(値引きの形になる)
  • 現金で支払う(この場合、事業者は交付から2か月以内に還元する必要があります)

どちらにするかは契約前に合意しておくものとされています。見積もりの段階で確認しておくと安心です。

間違えやすい点

公式サイトから、工事を頼む側が知っておきたい点をまとめました。

  • 工事前の写真を撮り忘れると、補助を受けられません。給湯省エネ2026事業には撮り忘れたときの免除の仕組みがありますが、この事業では使えません。補助の対象にする窓・ドアのすべてで、工事前の写真が必要です(先進的窓リノベの申請手続き)
  • ガラスの交換では、今のサッシの種類で性能区分が変わります。公式サイトには「同じガラスであっても、既存サッシとの組み合わせにより、窓の性能区分が変わります。」とあります。見積もりで、交換後の性能区分を確認してください
  • 申請の事務手数料があるかどうかは、業者が説明することになっています。公式サイトは、窓リノベ事業者が工事発注者に説明する事項として「申請手続きに係る事務手数料の有無」を挙げています。見積もりの段階で確認してください
  • 同じ窓・ドアに、ほかの国の補助を重ねることはできません。みらいエコ住宅2026事業や、環境省の既存住宅の断熱リフォーム支援事業も国の補助です
  • 補助を受けた窓・ドアは、工事が終わってから10年間、勝手に処分できません。住宅ごと売る・貸す場合は除きますが、転居する場合や、解体・改築で窓・ドアを撤去する場合は財産処分に当たる可能性があるので、事前に事務局へ相談します

みらいエコ住宅2026事業との関係

窓の工事は、みらいエコ住宅2026事業でも補助の対象になる場合があります。ただし本事業の対象になる窓(性能区分P・S・A。内窓はP・S)は、本事業の予算が上限に達するまで本事業で申請し、みらいエコ住宅2026事業では補助を受けられません。区分の違う窓(B〜Eなどの区分の窓や、A区分の内窓)を、みらいエコ住宅2026事業に分けて申請することはできますが、注意点があります。

  • 両事業の補助額を合算して5万円以上、とすることはできません。本事業単独で5万円以上である必要があります
  • 同じ開口部に複数の対象製品を設置しても、補助の対象になるのは1製品だけです

複数の補助金の金額を単純に足した額が受け取れるわけではありません。併用の可否は、必ず各事業の公式窓口でご確認ください。

この事業の予算が上限に達した後は、P・S・Aの窓もみらいエコ住宅2026事業の対象になります。詳しくは窓リノベの予算が尽きたら?にまとめました。

自治体の補助との関係

公式サイトには、「地方公共団体の補助制度については、国費が充当されているもの※を除き、併用可能です。」とあり、※には「内閣府の「物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金(令和7年度補正予算成立分)」など別途併用を認めるとされたものが充当された場合は除きます。」と書かれています。

つまり、国のお金が入った自治体の補助とは原則として重ねられませんが、この交付金(令和7年度補正)などを財源にした自治体の補助は、例外として併用できます。給湯省エネ2026事業やみらいエコ住宅2026事業の公式サイトには、この例外の記載はありません。自治体の補助の財源は、自治体の案内か窓口で確認してください。

窓リノベの補助を受けた工事に、自治体が上乗せする例もあります。岡山県のおかやま省エネ家電購入・住宅断熱リフォーム応援キャンペーンは、窓リノベの交付決定を受けた窓の工事に、国の補助額の3分の1(上限12万円分)のポイントを出しています(岡山県のリフォーム補助金)。

都道府県ごとの窓の補助は窓のリフォームに使える補助金は?に、自治体への確認のしかたは国と自治体の住宅補助金は併用できる?にまとめました。

この制度を使う前に読んでおくこと

金額や要件よりも先に、契約の順番と締切の考え方でつまずく人が多い制度です。

目的から探す

見積もりを取る前に:登録事業者かどうかを確認する

この補助金は、事務局に登録した事業者が申請します。事業者登録は交付申請(予約を含む)までに必要で、申請の時点で登録されていない事業者では、工事の内容が要件を満たしていても補助を受けられません。

見積もりを依頼したら、各社に次の3つを聞いてください。

  • 「先進的窓リノベ2026事業の登録事業者ですか」
    登録していれば登録事業者番号を答えられます
  • 「今回の工事は補助の対象になりますか」
    対象製品か、補助額が下限に届くか、着工の時期は条件を満たすか
  • 「補助金はどう還元されますか」
    契約代金への充当か現金か。契約前に事業者へ確認してください

公式サイトで検索することもできます

住宅省エネ2026キャンペーンの公式サイトに、住宅省エネ支援事業者の検索があります。都道府県・工事の種類・社名などで絞り込めます。

ただし、載っているのは、登録した事業者のうち公表を希望した事業者だけです。検索に出てこないことは、登録していないことの証明にはなりません。公式サイトには「本ページで公表されていない事業者の登録有無については、事業者に直接お問い合わせください。」「消費者等の方で、契約にあたり、事業者登録の有無を確認したい場合、お問い合わせ窓口までお問い合わせください。」と書かれています。

また、公式サイトには「住宅省エネ支援事業者の登録は、国や事務局が優良な事業者として認定するものではありません。」とも書かれています。登録の有無は「補助金が使えるか」の確認であって、工事の質の保証ではありません。

見積もりを取る

複数社から見積もりを取ると、補助金を含めた総額を比べられます。その際も、上の3つの質問は必ず聞いてください。

リショップナビ(運営:株式会社じげん)は、無料のリフォームの一括見積もりサービスです。申し込むと電話で希望の確認があり、条件に合うリフォーム会社を最大5社紹介してもらえます。窓の断熱リフォームを考えている場合は、電話でそのことを伝えてください。紹介される会社が、使いたい補助金の登録事業者かどうかは、会社ごとに違います。見積もりのときに、上の質問で確認してください。

出典

本ページの内容は、先進的窓リノベ2026事業 公式サイトの公表内容にもとづいています。

制度の内容・金額・要件・期限は予告なく変更されることがあります。申請の前には必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。本サイトは民間の情報サイトであり、事務局ではありません。

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