熊本県の太陽光・蓄電池の補助金2026|県の補助はなく市町村ごと。熊本市は太陽光と蓄電池のセットに8万円(後期受付中)、荒尾市はFITなしで1kWあたり7万円

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熊本県で、家に太陽光発電や蓄電池を付けるときに使える補助を、国・県・45市町村の公式サイトで調べました(2026年10月29日確認)。

熊本県には、個人が自分で買う太陽光・蓄電池への県の補助が見当たりません。補助は市町村ごとです。熊本市は太陽光と蓄電池のセットに8万円(設置の後に申請)、荒尾市はFITを使わない太陽光に1kWあたり7万円と手厚く、八代市・天草市・苓北町などは太陽光に5万円前後です。

太陽光蓄電池・V2H受付状況(2026年10月29日確認)
熊本県補助は見当たらない補助は見当たらない—
熊本市蓄電池とセットで1件8万円FITが終わった家の蓄電池に8万円。V2Hの補助はない設置の後に申請。セットの後期は80件のうち32件(11月2日17時)
荒尾市FITなしで1kWあたり7万円太陽光と同時だけ、価格の3分の110月26日時点で太陽光は予算の73%(残り約16件)
八代市・天草市・苓北町など定額5万円か1kWあたり1.5万〜2万円5万〜10万円の市町村が多い市町村ごと(残りの表示はない所が多い)

県の制度:家庭向けの太陽光・蓄電池の補助は見当たらない

  • 脱炭素先行地域の県の補助:阿蘇くまもと空港の周辺の計画に書かれた取組だけが対象で、県は「それ以外の一般のご家庭や事業所ではお使いいただけませんので御注意ください。」としています
  • 県の重点対策加速化事業:県の施設に太陽光などを入れる事業で、家庭向けの補助は入っていません
  • くまモンソーラーデータバンク:事業者の太陽光のプランを県のページで紹介する仕組みで、補助金ではありません
  • 市町村の補助の一覧:県のエネルギー政策課が市町村の制度の一覧(6月10日更新)を出しています。県の上乗せの補助は見当たりません
  • 熊本地震(7月28日)の被災者向け:被災者向けの制度で、太陽光・蓄電池を対象にしたものは見当たりません

熊本市:設置の後に申請する定額の補助

熊本市の省エネルギー機器等導入推進事業補助金は、工事と支払いが終わった後に申請する補助で、額は定額です。太陽光(蓄電池併設型)とZEHの前期は終わり、後期は11月2日8時30分から受け付けます。

項目内容
太陽光(蓄電池とセット)「1 件につき8万円」。後期は80件。太陽光と蓄電池の両方を付けることが条件で、太陽光だけ・蓄電池だけ(FITの期間中の家)は対象外
FITが終わった家の蓄電池1件8万円。「同じ敷地内に固定価格買取制度(FIT)が満了している太陽光発電設備が設置されていること」。前期は「前期分:令和8年 5 月11日(月)~令和8年10月31日(土)」で、「令和8年(2026年)10月23日(金曜日)12時時点」で35件のうち28件。後期は前期の残りと合わせて15件で、11月2日15時時点で2件
ZEH(新築・建売)「1 件につき15万円」。後期の50件は11月2日に達して受付終了
条件「補助対象経費が40万円以上であること」(機器の購入費だけで、工事費・消費税は除く)。「蓄電池が国のZEH 補助において、補助対象となる蓄電システム一覧に登録されているもの」。「(リースその他補助対象者等に所有権がないものは対象外)」。カーポートの太陽光も「他の要件を満たしていれば対象となります。」
時期「令和8年(2026年)3月1日~令和9年(2027年)2月末日までの間に事業が完了(代金の支払い及び引渡しが完了)したものであること」。後期の申請は「令和8年11月 2日(月)~令和9年 3月 5日(金)」。「※太陽光発電設備と蓄電池とで事業完了日が異なる場合は、先に設置した設備の事業完了日が、後に設置した設備の事業完了日の1年以内のものであること」
申請郵送・持参(本庁舎7階の脱炭素戦略課だけ)・オンライン。「郵送での申請は、開庁時間に脱炭素戦略課に到達した日を受付日とします。」。「同じ日に受け付けた申請については、受付時刻に関わらず、全て同一日に受け付けたものとして取り扱います。」「同じ日に受け付けた申請のうち、交付決定できる件数を超える申請があった場合は、抽選により交付決定を行います。」(後期の初日の11月2日に申請が集まると抽選になります)。「※オンラインでの申請は、手続代行者では行えません。必ず申請者本人が行ってください。」
併用国の補助と重ねられるかは「はい、併用可能です。」。ZEHの補助を受けた世帯は、太陽光(蓄電池併設型)の補助を受けられません

荒尾市:FITなしで1kWあたり7万円(今年度で終了)

  • 額:太陽光は「【個人設置】」「出力1キロワットあたり7万円」(10kW未満)、蓄電池は「蓄電池の価格の3分の1」。「蓄電池のみでの申請は不可。太陽光発電設備を設置する場合に限り蓄電池も補助対象となる。」
  • 条件:「FIT(固定価格買取制度)、FIP制度の認定を取得しないこと。」。余った電気は「九州電力(株)や有明エナジー(株)などの地域電力会社への余剰分の売電は可能ですが、必ず30パーセント(事業所は50パーセント)は自家消費していただく必要があります。」。蓄電池は「蓄電容量1キロワットアワーあたりの価格(工事費込み、税抜き)が15.5万円以下のものに限る。」。PPA・リースも「いずれもPPA(電力販売契約)・リースでの導入可」
  • 順番:「荒尾市が国の「地域脱炭素移行・再エネ推進交付金」の内示決定を受けた日(令和8年4月1日)以前に工事契約を交わしたものは補助の対象外です。」「交付決定前に着工したものは、補助の対象外となります。」(4月1日より後の契約なら、申請の前に契約していてもよい)。申請は持参か郵送で、「郵送の場合は、市に到着した日を申請日として扱います。」。先着順ですが、「持参・郵送を問わず、予算上限を超えた日に申請があったものについては、一律に抽選を行い、受付順を決定します。」
  • 受付状況:「令和8年5月1日(金曜)から令和9年1月8日(金曜)まで」。「予算に対する補助金申請額の割合(令和8年10月26日現在)」は太陽光「73%」(「約16件」)、蓄電池「75%」(「約13件」)。「令和8年度でこの補助事業は終了となります。」
  • 工事の後と併用:完了報告は「令和9年2月12日(金曜)」と完了後30日以内の早い方。「補助対象が同じものに対して、国の他の補助金との重複はできませんが、補助対象が異なるものについては、併用可能です。」

受付中の市町村(終了の表示がない所)

どれも予算の範囲内で、予算に達すると終わります。残りの額を出していない所が多いので、申請の前に市町村に確認してください。

市町村太陽光蓄電池申請の時期と主な条件
八代市「住宅用太陽光発電システム 1.5万円/kW(上限10万円)」「定置式リチウムイオン蓄電池 定額10万円」着工の前に申請。市内業者と契約すると2万円の上乗せ。太陽光と蓄電池を同時に付ける場合は「・太陽光、蓄電池の工事請負契約をそれぞれ別の市内業者と締結した場合:各2万円」「・太陽光、蓄電池の工事請負契約を同一の市内業者と締結した場合:2万円」「・太陽光、蓄電池の工事請負契約のいずれかのみを市内業者と締結:2万円」(上乗せは合計2万〜4万円)。交付決定から30日以内に着工。余った電気を売る形(全量の売電は対象外)
天草市「1件あたり5万円」5万円(2kWh以上、今ある太陽光への後付けも可)「必ず着工前に申し込みをしてください。すでに設置してあるものは対象外です。」。今年度に登録した市内事業者が施工すると10万円。交付は地域通貨(天草のさりー)で、有効期限は発行から5か月後の月末。2027年2月26日まで
上天草市「太陽光発電システム 1件当たり上限5万円」「定置用リチウムイオン蓄電システム 1件当たり上限10万円」ただし「補助金の額は、1戸の住宅につき10万円を上限とし、交付の回数は1回限りとする。」。着工の前に申請。「※郵送やFAXなど、直接申込み以外の申請は受付けません。」
苓北町「太陽光発電システム1件あたり5万円」「蓄電システム1件あたり5万円」「注意:令和8年度から町外の事業者が対象システムの施工を行う場合は対象外となります。」。太陽光はFITの認定を受けることが条件。交付決定の後に着工。2027年1月29日まで
山江村1kWあたり1.5万円・上限5万円「対象システムを構成する蓄電池に係る経費の3分の1以内とし、5万円を上限とする。」村内の業者なら3万円の加算。契約の後・着工の前に申請
菊池市「5.0キロワットを超え6.0キロワット未満のときは3万円」「6.0キロワット以上のときは5万円」補助はない着工の前に申請。5kW以下は対象外
高森町「1件当たり50,000円」(4kW以上)補助はない着工の前に予約申請し、設置の後に交付申請
氷川町「定額50,000円」補助はない「交付決定後でなければ、設置工事に着手することはできません。」。工事は2027年1月31日までに完了
山都町「最大出力1kwあたり2万円(限度額10万円)」(エコライフ支援)この補助にはない設置・購入の前に申請。予算160万円は太陽熱・生ごみ処理機と共通
南小国町「発電設備の公称最大出力の合計値に2万円を乗じて得た額。」上限10万円(太陽光と同時だけ、5kWh以上)「必ず着工前に申請してください。すでに設置してあるものや着工済みの場合は補助対象外です。」。町のページは令和4年の掲載のままで、令和8年度の実施は県の一覧で確認。町に確認を
南関町対象外太陽光用の蓄電池に費用の5分の1・上限5万円「必ず、町からの交付決定があった後に設備の購入をお願いします。事前購入は助成の対象となりません。」。「補助金の予算総額は70万円です。(令和8年10月19日現在 残額5万円)」(太陽熱温水器・ストーブと共通)
あさぎり町リフォーム助成の中の住宅用太陽光で、工事費の10分の1・上限20万円この区分にはない住宅のリフォーム・新築の助成の一部で、町内の事業者の施工が条件。着工の前に申請

受付を終えた所・補助ではない仕組み・見当たらない所

  • 山都町の自家消費型(1kWあたり7万円+蓄電池3分の1):ページの題名が「受付中止中:令和8年度 住宅用、自家消費型太陽光+蓄電池補助金(環境水道課)」(9月10日更新)
  • 益城町の蓄電池(8万円):「予算の上限に達したため、受付を終了します。」
  • 嘉島町の太陽光:「【令和8年度分は、予算上限額に達したため、受付を終了しました。】」
  • あさぎり町・球磨村の脱炭素先行地域:事業者が家に太陽光などを付け、家庭は初期費用0円で使う仕組み(PPA)で、家庭が申請する補助ではありません
  • 補助が見当たらない市町村:人吉市・水俣市・玉名市・山鹿市・合志市・阿蘇市・宇土市・宇城市・大津町・菊陽町(太陽熱温水器だけ)・長洲町・御船町・芦北町・錦町・多良木町・湯前町など。人吉市の住宅リフォーム補助は休止中です
  • V2Hだけを補助する制度は、県・45市町村とも見当たりません

国の制度:今ある家に付ける太陽光に、個人が直接申請できる補助は見当たらない

  • みらいエコ住宅2026事業(リフォーム):蓄電池は「96,000円/戸」ですが、窓などの断熱改修とセットが前提です。太陽光は「×太陽光発電設備の設置工事」として対象外です。詳しくはみらいエコ住宅2026事業(リフォーム)をご覧ください
  • 家庭用蓄電池のDR補助(SII)・国のV2H:どちらも受付を終えています
  • 売電価格(FIT、10kW未満):「24円(~4年)」「8.3円(5~10年)」です

全国の制度は太陽光発電の補助金・蓄電池の補助金・V2Hの補助金に、熊本県のリフォーム・エアコン・給湯器などの補助は熊本県のリフォーム補助金にまとめています。

補助を選ぶときの注意

  • 申請の時期:熊本市は設置の後に申請します。荒尾市・八代市・天草市・上天草市・苓北町・山江村・菊池市・高森町・氷川町・南小国町・南関町などは工事の前に申請し、交付決定の後に着工(南関町は購入)します
  • FIT:荒尾市はFITの認定を取らないことが条件で、苓北町は反対にFITの認定を受けることが条件です。熊本市にはFITについての決まりが見当たりません
  • 業者:八代市(2万円上乗せ)・天草市(10万円に)・山江村(3万円加算)は地元の業者で額が増え、苓北町・あさぎり町は町内の業者の施工が条件です
  • 上限:上天草市は太陽光と蓄電池を合わせて1戸10万円まで、天草市は地域通貨で受け取ります
  • 締切が近い所:熊本市のFITが終わった家の蓄電池の前期は10月31日で締切、荒尾市は太陽光が予算の73%(10月26日)、南関町は残額5万円(10月19日)です

申請の前に確認すること

  1. 補助の有無:お住まいの市町村に補助があり、まだ受け付けているか
  2. 時期:工事の前に申請する補助か、設置の後に申請する補助か
  3. 型:FITを使うか、使わないか(市町村で条件が逆になる)
  4. 業者:市町村内の業者が条件か、額が増えるか

見積もりを取る前に:お住まいの市町村の補助と、申請の時期を確認する

熊本県には、個人が自分で買う太陽光・蓄電池への県の補助が見当たりません。補助は市町村ごとです。

熊本市の補助は設置の後に申請しますが、荒尾市・八代市・天草市など多くの市町村は工事の前に申請します。

見積もりを依頼したら、各社に次の3つを聞いてください。

  • 「蓄電池は国のZEH補助の登録製品ですか」
    熊本市の補助の条件です(機器の購入費40万円以上も条件)
  • 「市町村の交付決定が出てから着工できますか」
    荒尾市・八代市・天草市・苓北町などの条件です
  • 「市町村内の業者ですか」
    八代市・天草市・山江村は額が増え、苓北町・あさぎり町は町内の業者が条件です

公式サイトで確認できます

熊本市「省エネルギー機器等導入推進事業補助金」(太陽光・蓄電池・ZEHの受付状況があります)

補助の申請先はお住まいの市町村です。県は市町村の制度の一覧を出していますが、6月時点のものです。

補助が使えるかと、業者や製品の質は別の話です。見積もりは複数で比べてください。

見積もりを取る

複数社から見積もりを取ると、補助金を含めた総額を比べられます。その際も、上の3つの質問は必ず聞いてください。

タイナビ(運営:株式会社グッドフェローズ)は、住宅用の太陽光発電の無料の一括見積もりサービスで、全国が対象です。複数の会社の見積もりを比べたい方に。設置には機器代と工事費がかかり、電気代が下がる額は家の電気の使い方や設備の容量で違います。補助金を受け取れるかは、各制度の条件と予算によります。紹介される会社が、使いたい補助金の条件(県内・市内の業者であることなど)を満たすかは会社ごとに違います。見積もりのときに、上の質問で確認してください。

ソーラーパートナーズ(運営:株式会社ソーラーパートナーズ)は、住宅用の太陽光発電・蓄電池の無料の見積もりサービスで、全国が対象です。紹介されるのは、自社で工事まで行う施工会社です(2026年10月28日に公式サイトで確認)。地元の会社に見積もりを頼みたい方に。紹介される会社が、使いたい補助金の条件(県内・市内の業者であることなど)を満たすかは会社ごとに違います。見積もりのときに、上の質問で確認してください。

出典

本ページの内容は、次の公表資料にもとづいています(2026年10月29日確認)。

制度の内容と受付状況は変わります。申請の前に、必ずお住まいの市町村の窓口・公式サイトで確認してください。

制度の内容・金額・要件・期限は予告なく変更されることがあります。申請の前には必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。本サイトは民間の情報サイトであり、事務局ではありません。

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