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福島県で、家に太陽光発電や蓄電池を付けるときに使える補助を、国・県・59市町村の公式サイトで調べました(2026年10月25日確認)。
福島県には、県に直接申請できる補助が受付中で、市町村の補助と重ねられる場合があります。ただし、FITで売電するかどうかで、使える補助が変わります。
| 補助 | 太陽光 | 蓄電池 | 受付状況(2026年10月25日確認) |
|---|---|---|---|
| 福島県(住宅用) | 1kWあたり4万円・上限16万円(FITで売電してもよい) | 1kWhあたり4万円・上限20万円(太陽光がFITで売電していない家)。V2Hは10万円 | 受付中。設置の後に申請、2027年3月12日必着 |
| 福島県(自家消費型モデル事業) | 1kWあたり7万円・上限42万円(FITは使えない) | ― | 受付中。2月5日必着、100件程度 |
| 福島市・郡山市・いわき市 | 福島市は上限5万円、いわき市は1kWあたり1万円・上限4万円(郡山市は太陽光だけの補助はなし) | 1kWhあたり1万円・上限7万〜10万円(郡山市は上限10万円、セットなら13万円) | 受付中 |
| そのほかの市町村 | 1kWあたり1万〜4万円が中心(浜通りは7万〜11万円の所も) | 1kWhあたり1万〜4万円が中心 | 受付中・終了・制度なしが市町村ごとに違う |
県の住宅用の補助:太陽光はFITで売電しても対象、蓄電池は売電していない家
- 額:太陽光は「4万円/kW 上限16万円」、蓄電池は「4万円/kWh 上限20万円」、V2Hは「定額10万円」。蓄電池とV2Hは、どちらか一方だけです
- 太陽光:FITで余剰を売電する場合も対象です(受給開始が2025年4月1日から2027年3月12日まで)
- 蓄電池・V2H:家の太陽光がFITで売電していないこと(卒FIT、FITの解約、FIT以外の売電、自家消費)が条件です。補助を受けた後で、FITの売電に切り替えることはできません
- 申請の時期:「A6 県の補助金は設置後の申請になります。」締切は2027年3月12日(必着)
- J-クレジット:太陽光・蓄電池で申請する人は、原則として「ふくしま太陽光J-クレジットクラブ」への入会が条件です(下の自家消費型の補助は、逆にJ-クレジットへの登録ができません)
- 対象外:「ただし、初期費用0円モデル及びリースによる設置を除く。」
- 併用:「A3 併用は可能です。ただし、市町村によっては県との併用を認めていない場合がありますので、御利用を検討されている市町村の補助制度の確認をお願いします。」
- 予算:太陽光2,200件程度・蓄電池800件程度・V2H20件程度で、先着順です。今年度の受付件数は、まだ公表されていません
県の自家消費型モデル事業:1kWあたり7万円、FITは使えない
- 太陽光は「7万円/kW 上限42万円」。発電した電気の30%以上を家で使うことが条件で、FITは使えません(FIT以外の売電はできます)
- 工事の契約が2026年5月20日以降であること。申請は設置して1か月分の実績を付けて行い、締切は2027年2月5日(必着)、100件程度です
- 個人だけが対象で、県内の家に限ります。県の住宅用の太陽光の補助とは、同じ太陽光に重ねられません(県の蓄電池・V2Hの補助とは重ねられます)
- J-クレジット:住宅用の補助と違い、補助で付けた設備の削減効果は「J-クレジット制度への登録を行わない者であること」が条件です
- 市町村の補助との併用:県のQ&Aは「市町村の制度上認められていれば併用可能ですので、各市町村へご確認ください。」としています
- 併用の注意:県と市町村の補助を併用できる場合でも、額をそのまま足せるとは限りません。市町村の補助の計算のしかたや上限、併用の条件は市町村ごとに違うので、申請の前に両方の窓口に確かめてください
国の制度:今ある家に付ける太陽光に、個人が直接申請できる補助は見当たらない
- みらいエコ住宅2026事業(リフォーム):蓄電池は「96,000円/戸」ですが、窓などの断熱改修とセットが前提です。太陽光は「×太陽光発電設備の設置工事」として対象外です。詳しくはみらいエコ住宅2026事業(リフォーム)をご覧ください
- 家庭用蓄電池のDR補助(SII)・国のV2H:どちらも受付を終えています
- 売電価格(FIT、10kW未満):「24円(~4年)」「8.3円(5~10年)」です
全国の制度は太陽光発電の補助金と蓄電池の補助金にまとめています。
福島市・郡山市・いわき市
| 市 | 太陽光 | 蓄電池・V2H | 申請の時期・条件 | 受付状況 |
|---|---|---|---|---|
| 福島市 | 上限5万円の定額 | 蓄電池は1kWhあたり1万円・上限10万円 | 設置の後(領収日が今年度内) | 2027年3月31日まで。予算3,500万円、残りの公表はない |
| 郡山市 | 太陽光だけの補助はない | 太陽光とセットで上限13万円、蓄電池だけで上限10万円、V2Hは上限5万円 | 設置の後(窓口かオンライン。郵送は不可) | 残予算は約1,950万円(9月末、エコキュートや事業用と合わせた制度全体) |
| いわき市 | 1kWあたり1万円・上限4万円 | 蓄電池は1kWhあたり1万円・上限7万円、V2Hは10万円 | 設置の後。販売か施工のどちらかが市内の業者であること | 2027年3月31日まで(予算に達したら終了) |
市町村の補助:中通り
| 市町村 | 太陽光 | 蓄電池 | 申請の時期 | 受付状況 |
|---|---|---|---|---|
| 川俣町・古殿町 | 1kWあたり4万円(上限は川俣町20万円、古殿町16万円) | 1kWhあたり4万円・上限20万円 | 着工の前 | 終了の表示はない |
| 桑折町・天栄村・平田村 | 1kWあたり3万円・上限12万円 | 桑折町はあり、天栄村・平田村は太陽光だけ | 設置の後(天栄村は受給開始から6か月以内) | 終了の表示はない |
| 本宮市・田村市・小野町 | 1kWあたり2万円・上限8万円 | 本宮市・小野町はあり(本宮市は太陽光がFITで売電していないことが条件)。田村市は太陽光だけ | 設置の後 | 田村市は「申請残件数:18件(10月1日現在)」 |
| 二本松市 | 6万円(太陽光か蓄電池のどちらか一方) | 6万円(太陽光がFITで売電していないことが条件) | 設置の後 | 終了の表示はない |
| 須賀川市・玉川村 | あり | あり | 設置の後 | 終了の表示はない |
| 伊達市 | 対象外 | 蓄電池・V2Hだけ | 設置の後 | 終了の表示はない |
| 泉崎村 | 1kWあたり3万円・上限12万円 | 見当たらない | 電力会社と受給契約を結んだ後(3月31日まで) | 「令和8年度太陽光補助事業の募集を受付けています。」 |
| 矢祭町 | 1kWあたり4万円・上限16万円 | 経費の1/10・上限15万円 | 町の要綱による | 今年度の受付期間の記載はない |
受付を終えた町:石川町(6月3日に予算に到達)。補助が見当たらない・終了した市町村:鏡石町(令和4年3月で終了)、国見町、三春町、白河市、矢吹町(今年度は実施なし)、鮫川村(令和4年3月で終了)、西郷村、中島村、棚倉町、塙町。大玉村は今年度の案内が見当たらず、浅川町は町のサイトが止まっていて確認できませんでした。
市町村の補助:浜通り(額の大きい補助がある)
| 市町村 | 太陽光 | 蓄電池 | 申請の時期 | 受付状況 |
|---|---|---|---|---|
| 南相馬市(屋根置き) | 1kWあたり7万円・上限70万円(FITは使えない) | 価格の1/3・上限47万円 | 契約の前に申請。「市の交付決定通知前の契約・事業着手については、補助対象外となります。」 | 9月28日時点で、太陽光(市民向け)は残6件程度、蓄電池(市民向け)は残10件程度 |
| 南相馬市(蓄電池だけ) | ― | 1kWhあたり1万円・上限10万円 | 設置・支払いの後 | 残48件程度(9月28日) |
| 大熊町 | 1kWあたり10万円・住宅は上限100万円 | 経費の1/2・上限50万円 | 町の要綱による | 9月1日に受付を再開。対象は町に住む人(帰還・移住者向けの制度の中の補助) |
| 浪江町(モデル事業) | FITを使わない場合、1kWあたり11万円・上限44万円 | 上限77万円 | 工事に入る前 | 受付中 |
| 葛尾村 | 上限50万円 | 経費の1/2・上限50万円 | 村の要綱による | 受付中 |
| 広野町 | FIT以外の売電か自家消費なら1kWあたり7万円・上限42万円(FITなら4万円・上限16万円) | あり | 町の要綱による | 受付中 |
| 相馬市・新地町 | 1kWあたり3万円・上限12万円 | 新地町は対象外 | 設置の後(相馬市は需給開始から12か月以内) | 受付中(相馬市は見込み50件) |
| 富岡町・双葉町・浪江町(再エネ設備) | 1kWあたり4万円・上限16万円 | あり | 町の要綱による | 受付中 |
浜通りの町村の補助は、対象者(町に住む人、帰還・移住した人など)や条件が町村ごとに違います。必ず町村の窓口で確かめてください。楢葉町は令和8年度のページが見当たらず、川内村は今年度の受付期間が書かれていません。飯舘村は、補助が見当たりませんでした。
市町村の補助:会津
| 市町村 | 太陽光 | 蓄電池 | 申請の時期 | 受付状況 |
|---|---|---|---|---|
| 喜多方市(自家消費型) | 1kWあたり7万円・上限100万円(FITは使えない) | 価格の1/3・上限50万円(価格が1kWhあたり15.5万円以下の製品) | 契約の前 | 2027年3月19日まで |
| 只見町 | 1kWあたり5万円・上限20万円 | 1kWhあたり2万円・上限12万円 | 設置の前 | 10月30日で締切 |
| 柳津町 | 1kWあたり6万円・上限24万円 | なし | 設置の前 | 12月23日まで(当初予算は1件) |
| 会津若松市 | 1kWあたり1万円・上限4万円(蓄電池かV2Hと一緒の場合) | 1kWhあたり8千円・上限4万円(子育て世帯は上限6万円) | 設置の後 | 残り480,600円(11月2日、制度全体) |
| 会津美里町 | 1kWあたり2万円・上限10万円(蓄電池かV2Hと一緒の場合) | 1kWhあたり2万円・上限10万円 | 設置の後。県内に実店舗がある販売事業者から購入 | 2027年2月26日まで |
| 南会津町 | 1kWあたり1.5万円・上限6万円(蓄電池かV2Hと一緒の場合) | 1kWhあたり1.5万円・上限6万円 | 設置の後 | 2027年3月31日まで |
| 西会津町 | 1kWあたり3万円・上限12万円 | 上限10万円(太陽光がFITで売電していないことが条件) | 設置の前 | 今年度の締切の記載はない |
| 猪苗代町・湯川村・下郷町 | 猪苗代町は上限6万円、湯川村・下郷町は上限12万円 | なし | 猪苗代町・下郷町は設置の前、湯川村は設置の後 | 猪苗代町は5件。下郷町・湯川村は今年度の状況が分からない |
補助が見当たらない町村:北塩原村・磐梯町・会津坂下町・金山町・昭和村・檜枝岐村。三島町は今年度のページが開けず、確認できませんでした。
もらえない主な理由
- FITで売電している家に蓄電池を付けた:県の蓄電池・V2Hの補助と、二本松市・本宮市・西会津町などの蓄電池の補助は対象外です
- FITを使う太陽光で、自家消費型の補助を申請した:県の自家消費型モデル事業や、南相馬市・喜多方市などの補助は対象外です
- 契約・着工の前に申請する市町村で、先に契約・工事をした:南相馬市は交付決定の前の契約も対象外です。浪江町・川俣町・古殿町などは、着工の前の申請が必要です
- リース・初期費用0円モデルで付けた:県の補助は対象外です
- 予算がなくなった:先着順で、受付を終えた市町村があります
申請の前に確認すること
- 売電:FITで売電するか、FITを使わない(自家消費・FIT以外の売電)か
- 今の太陽光:蓄電池を付けるなら、家の太陽光がFITで売電中か、卒FITか
- 申請の時期:県は設置の後、市町村は着工の前の所もある
- 併用:県と市町村の補助を重ねられるか
- J-クレジット:県の補助なら、ふくしま太陽光J-クレジットクラブへの入会が必要か
見積もりを取る前に:FITで売電するかと、県と市町村の補助の組み合わせを確認する
福島県の補助は、太陽光はFITで売電してもかまいませんが、蓄電池とV2Hは、家の太陽光がFITで売電していないことが条件です。卒FITの家や、FITを使わない太陽光の家が対象になります。
県の補助は設置の後に申請しますが、市町村には着工の前の申請が必要な所もあります。県と市町村の補助を両方使うときは、早いほうの順番に合わせてください。
見積もりを依頼したら、各社に次の3つを聞いてください。
- 「太陽光の売電は、FITで契約しますか」
FITを使うかどうかで、使える県の補助(住宅用か自家消費型か)と、蓄電池の補助の可否が変わります - 「市町村の補助は、契約や着工の前に申請が必要ですか」
南相馬市は、交付決定の前に契約しただけで対象外になります。浪江町・川俣町などは、着工の前の申請が必要です - 「見積書に、機器代と工事費を分けて書いてもらえますか」
補助の額や条件の確認に使います
公式サイトで確認できます
県の補助は県のページと福島県再生可能エネルギー推進センターで、市町村の補助は、お住まいの市町村のページで確認できます。
補助が使えるかと、業者や製品の質は別の話です。見積もりは複数で比べてください。
見積もりを取る
複数社から見積もりを取ると、補助金を含めた総額を比べられます。その際も、上の3つの質問は必ず聞いてください。
タイナビ(運営:株式会社グッドフェローズ)は、住宅用の太陽光発電の無料の一括見積もりサービスで、全国が対象です。複数の会社の見積もりを比べたい方に。設置には機器代と工事費がかかり、電気代が下がる額は家の電気の使い方や設備の容量で違います。補助金を受け取れるかは、各制度の条件と予算によります。紹介される会社が、使いたい補助金の条件(県内・市内の業者であることなど)を満たすかは会社ごとに違います。見積もりのときに、上の質問で確認してください。
ソーラーパートナーズ(運営:株式会社ソーラーパートナーズ)は、住宅用の太陽光発電・蓄電池の無料の見積もりサービスで、全国が対象です。紹介されるのは、自社で工事まで行う施工会社です(2026年10月28日に公式サイトで確認)。地元の会社に見積もりを頼みたい方に。紹介される会社が、使いたい補助金の条件(県内・市内の業者であることなど)を満たすかは会社ごとに違います。見積もりのときに、上の質問で確認してください。
出典
本ページの内容は、次の公表資料にもとづいています(2026年10月25日確認)。
- 福島県エネルギー課の住宅用太陽光発電設備等導入支援補助金・自家消費型住宅用太陽光発電設備モデル事業のページと要領・Q&A、福島県再生可能エネルギー推進センターのページ
- 福島市・郡山市・いわき市の公式ページ
- みらいエコ住宅2026事業、環境共創イニシアチブ(DR家庭用蓄電池)、資源エネルギー庁(FITの買取価格)
- 各市町村の公式ページ(中通り・浜通り・会津の56市町村)
制度の内容と受付状況は変わります。申請の前に、必ず県・市町村の窓口と公式サイトで確認してください。
制度の内容・金額・要件・期限は予告なく変更されることがあります。申請の前には必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。本サイトは民間の情報サイトであり、事務局ではありません。
