岩手県の太陽光・蓄電池の補助金2026|今ある家への県の補助はなし(新築のZEH+だけ1kWあたり7万円)。盛岡市・陸前高田市・矢巾町・北上市・一関市など市町村の補助

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岩手県で、家に太陽光発電や蓄電池を付けるときに使える補助を、国・県・33市町村の公式サイトで調べました(2026年10月25日確認)。

岩手県には、今ある家に付ける太陽光・蓄電池に個人が使える県の補助は見当たらず、使えるのは市町村の補助です。太陽光・蓄電池を付ける県の補助として確認できたのは、新築のZEH+向けの制度です。市町村の補助は、額も条件(FITを使うか、地元の業者か、申請の時期)もさまざまです。

補助太陽光蓄電池受付状況(2026年10月25日確認)
岩手県(今ある家)個人向けの補助は見当たらない見当たらない―
岩手県(新築のZEH+だけ)1kWあたり7万円・上限35万円(FITは使えない)費用の1/3(付けるかは選べる)12月4日まで。19戸の予定に8月末で9戸
盛岡市1kWあたり1.4万円・上限5.6万円見当たらない既築の区分だけ受付中(新築の区分は終了)
そのほかの市町村1kWあたり1万〜8万円・上限7万〜35万円(陸前高田市は費用の2/3・上限80万円)1kWhあたり2万〜3万円や、費用の1/3が中心受付中・終了・制度なしが市町村ごとに違う

県の補助:太陽光・蓄電池の導入補助は新築のZEH+向けを確認

県の家庭向けの脱炭素の補助の一覧、再生可能エネルギーのページ、住宅の補助の一覧を見ましたが、今ある家に付ける太陽光・蓄電池・V2Hに個人が使える県の補助は見当たりませんでした。県の自家消費型の太陽光の補助は事業者向けです。県には今ある家の省エネ改修の補助(窓口は市町村)もありますが、断熱改修が中心で、太陽光・蓄電池を付けるための補助ではありません(盛岡市の案内では、断熱改修と一緒に行う設備の例に蓄電池が入っています。盛岡市の募集は10月30日で締切)。

  • いわて省エネルギー住宅建設推進事業費補助金(新築):ZEHを上回る断熱性能(断熱等性能等級6か7)の新築戸建てに、住宅100万円・180万円と、太陽光(必須)1kWあたり7万円・上限35万円、HEMS(2/3・上限6.6万円)、蓄電池(1/3、選択)を補助します
  • 条件:「注)FIT又はFIPの認定は取得できません。」。建てる業者は岩手型住宅賛同事業者などの登録事業者で、県産木材を5㎥以上使うこと。気密性能試験で相当隙間面積(C値)1.0以下を満たすこと、「建設現場見学会等を実施すること。」も条件です
  • 工事の時期:2026年4月9日以降に建設業者と契約し、2027年3月15日までに完了する事業が対象です
  • 受付:2026年5月18日〜12月4日。募集19戸の予定に、8月末時点で9戸の申請です

国の制度:今ある家に付ける太陽光に、個人が直接申請できる補助は見当たらない

  • みらいエコ住宅2026事業(リフォーム):蓄電池は「96,000円/戸」ですが、窓などの断熱改修とセットが前提です。太陽光は「×太陽光発電設備の設置工事」として対象外です。詳しくはみらいエコ住宅2026事業(リフォーム)をご覧ください
  • 家庭用蓄電池のDR補助(SII)・国のV2H:どちらも受付を終えています
  • 売電価格(FIT、10kW未満):「24円(~4年)」「8.3円(5~10年)」です

全国の制度は太陽光発電の補助金と蓄電池の補助金にまとめています。

盛岡市:太陽光1kWあたり1.4万円(既築の区分だけ受付中)

  • 額:太陽光は1kWあたり1万4,000円、上限5万6,000円です。蓄電池・V2Hの市の補助は見当たりません
  • 受付:「令和8年度新築区分及びホームエネルギーマネジメントシステム(HEMS)の受付は、予算額に達したため終了しました。既築区分の受付は先着順で受付いたします。」。申請は2027年1月29日まで
  • 条件:自分で所有して住む市内の一戸建てで、市内の業者が工事すること。余った電気を電力会社に売ることが条件です。過去に市の太陽光の補助を受けた人は対象外です
  • 順番:「申請時点でシステムの設置工事に未着手の人に限ります。」。交付決定(申請からおおむね3週間)の後に着工します

市町村の補助:盛岡周辺・県北

市町村太陽光蓄電池申請の時期受付状況
矢巾町1kWあたり7万円・上限35万円(FIT・FIPは使えない。余った電気の売電は可)費用の1/3(太陽光と同時の場合だけ。家庭用は1kWhあたり15.5万円の価格・4kWh相当分まで)交付決定の後に契約・着工受付中。残り約1,950万円(9月29日、個人と事業者を合わせた事業全体)。国・県の同種の補助とは併用できない
一戸町1kWあたり5万円・上限20万円1kWhあたり3万円・上限15万円設置・支払いの後、2か月以内受付状況の表示はない。交付は商品券(いちのへ商品券)
九戸村1kWあたり3万円・上限15万円見当たらない着工の前。村内の事業者の工事ページに日付・受付状況がない。交付は商品券
軽米町1kWあたり2万円・上限10万円対象外着工の前に計画書。町内の事業者と契約2027年3月31日まで
雫石町1kWあたり2万円・上限8万円上限8万円太陽光は受給契約の確認書から60日以内、蓄電池は設置の前ページは2025年3月の更新のまま

受付を終えた町:葛巻町(9月1日に新規受付を終了)。紫波町は、脱炭素先行地域(水分地区・志和第8行政区)の住民だけが対象の補助(太陽光2/3・蓄電池3/4、FITは使えない)です。補助が見当たらない市町:八幡平市・滝沢市・二戸市・岩手町(町の補助は平成27年度で終了)。

市町村の補助:県南内陸

市町太陽光蓄電池申請の時期受付状況
北上市既築は1kWあたり3万円・上限29.7万円、新築は2万円・上限19.8万円(蓄電池とセットの場合だけ)1kWhあたり2万円・上限20万円(合わせて49.7万円まで)設置の前。市内業者の施工2027年2月26日まで(ページは2025年3月の更新のまま)
一関市1kWあたり2万円・上限10万円(FITを利用することが条件)1kWhあたり2万円・上限10万円市内業者と契約した後、工事の前12月28日まで。申請率65%(10月2日、太陽熱・地中熱と合わせた予算)
平泉町1kWあたり2万円・上限10万円(蓄電池とセット)1kWhあたり2万円・上限10万円町の要綱による(郵送も可)6月1日時点の残り60万円の表示のまま
遠野市1kWあたり2万円・上限7万円費用の1/3・上限7万円設置の後(窓口に持参)予算50万円(エコキュートなども合わせた額)。残額の表示はない

受付を終えたもの:一関市の自家消費型の補助(太陽光1kWあたり7万円など、FITは使えない。「予算の上限に達しましたので受付を終了しました」、9月9日)、奥州市の住宅エコリフォーム(蓄電池を含む、6月24日に終了)。補助が見当たらない市町:花巻市・西和賀町・金ケ崎町。

市町村の補助:沿岸

市町村太陽光蓄電池申請の時期受付状況
陸前高田市(市内全域)費用の2/3・上限80万円(FIT・FIPは使えない。地域新電力と買電・売電を契約)費用の3/4・上限40万円(両方で上限120万円)交付決定の後に契約12月28日まで
野田村1kWあたり8万円・上限24万円見当たらない村の要綱によるページは2025年2月の更新のまま。交付は商品券
普代村1kWあたり5万円・上限30万円費用の1/3・上限30万円村の要綱によるページに日付がない
田野畑村1kWあたり5万円・上限20万円見当たらない村の要綱による令和6年度のチラシのまま
宮古市1kWあたり4万円・上限25万円1kWhあたり3万円・上限20万円(太陽光と接続した日から3か月以内に申請)設置の後ページは2025年4月の更新のまま
洋野町1kWあたり2万円・上限20万円(売電する場合は上限10万円)1kWhあたり3万円町の要綱による11月30日まで(予算に達した時点で締切)
山田町1kWあたり3万円・上限10万円1kWhあたり3万円町の要綱による受付期間・残額の表示はない
久慈市1kWあたり1万円見当たらない市の要綱による12月25日まで

地区が限られる補助(FIT・FIPは使えない、交付決定の後に契約):久慈市の山形町(太陽光2/3・蓄電池3/4、12月4日まで)、釜石市の中心市街地の21町丁(太陽光2/3・蓄電池3/4。締切の日付がページと要綱で違う)、宮古市の脱炭素先行地域(宮古新電力の電気を6年続けるのが条件。要綱の期限は10月末)。受付を終えたもの:宮古市の再エネ電力供給促進事業費補助金(重点対策実施地域。太陽光は1kWあたり7万円に「さらに1キロワットあたり4万円(上限25万円)」、蓄電池は導入価格の1/3に「さらに1キロワットアワーあたり3万円(上限20万円)」。FIT・FIPは使えず、再エネ電力の購入を6年間続けることが条件。「予算の上限に達したため、受付を終了いたしました。」10月20日)、大船渡市(令和4年度で廃止)。補助が見当たらない町:岩泉町・住田町・大槌町。

補助を選ぶときの注意

  • FITの条件が逆:陸前高田市・矢巾町・紫波町・釜石市・宮古市の地区限定の補助などはFITを使えず、一関市の補助はFITを使うことが条件です
  • 国の補助との併用:矢巾町・陸前高田市など国の交付金を使った補助は、国(や県)の同種の補助と重ねられません
  • 交付が商品券の所:一戸町・九戸村・野田村は、現金ではなく地元の商品券で交付されます
  • ページが古い所:北上市・雫石町・宮古市・野田村・田野畑村などは、ページの更新が古いままです。申請の前に今年度の受付を確かめてください

もらえない主な理由

  • 交付決定や申請の前に契約・着工した:陸前高田市・矢巾町は契約も、盛岡市・北上市などは着工も、交付決定(申請)の後です
  • FITの条件に合わない:FITを使えない補助でFITの認定を取った、または一関市でFITを使わなかった
  • 地元の業者でない:盛岡市・北上市・一関市・軽米町・九戸村などは対象外です
  • 予算がなくなった:盛岡市の新築の区分、一関市の自家消費型、葛巻町、宮古市の重点対策の補助などは受付を終えています

申請の前に確認すること

  1. 順番:交付決定の後に契約するのか、着工の前に申請するのか、設置の後でよいのか
  2. 売電:FITの認定を取るか、取らないか
  3. 業者:市内・町内の業者の条件があるか
  4. 受け取り方:現金か商品券か
  5. 予算:市町村の補助が今も受付中か

見積もりを取る前に:市町村の補助の順番と、FITの条件を確認する

岩手県には、今ある家に付ける太陽光・蓄電池に個人が使える県の補助は見当たりません。使えるのは市町村の補助で、多くは設置の前(着工の前)の申請が必要です。

FITの条件は市町村ごとに逆です。陸前高田市・矢巾町などの大きな補助はFITを使えず、一関市の補助はFITを使うことが条件です。

見積もりを依頼したら、各社に次の3つを聞いてください。

  • 「市町村の補助は、契約や着工の前に申請が必要ですか」
    陸前高田市・矢巾町は交付決定の後に契約、盛岡市・北上市などは着工の前の申請です。遠野市・一戸町は設置の後です
  • 「FITの認定を取りますか」
    FITを使うかどうかで、使える補助が変わります
  • 「市内(町内)の業者ですか」
    盛岡市・北上市・軽米町・九戸村などは、地元の業者の施工が条件です

公式サイトで確認できます

盛岡市「住宅用太陽光発電システム等設置費補助金」

ほかの市町村の補助は、お住まいの市町村のページで確認できます。

補助が使えるかと、業者や製品の質は別の話です。見積もりは複数で比べてください。

見積もりを取る

複数社から見積もりを取ると、補助金を含めた総額を比べられます。その際も、上の3つの質問は必ず聞いてください。

タイナビ(運営:株式会社グッドフェローズ)は、住宅用の太陽光発電の無料の一括見積もりサービスで、全国が対象です。複数の会社の見積もりを比べたい方に。設置には機器代と工事費がかかり、電気代が下がる額は家の電気の使い方や設備の容量で違います。補助金を受け取れるかは、各制度の条件と予算によります。紹介される会社が、使いたい補助金の条件(県内・市内の業者であることなど)を満たすかは会社ごとに違います。見積もりのときに、上の質問で確認してください。

ソーラーパートナーズ(運営:株式会社ソーラーパートナーズ)は、住宅用の太陽光発電・蓄電池の無料の見積もりサービスで、全国が対象です。紹介されるのは、自社で工事まで行う施工会社です(2026年10月28日に公式サイトで確認)。地元の会社に見積もりを頼みたい方に。紹介される会社が、使いたい補助金の条件(県内・市内の業者であることなど)を満たすかは会社ごとに違います。見積もりのときに、上の質問で確認してください。

出典

本ページの内容は、次の公表資料にもとづいています(2026年10月25日確認)。

  • 岩手県のいわて省エネルギー住宅建設推進事業費補助金のページ・要綱、県の家庭向けの脱炭素の補助・再生可能エネルギー・住宅の補助のページ
  • 盛岡市の住宅用太陽光発電システム等設置費補助金のページ・要綱
  • みらいエコ住宅2026事業、環境共創イニシアチブ(DR家庭用蓄電池)、次世代自動車振興センター(V2H)、資源エネルギー庁(FITの買取価格)
  • 各市町村の公式ページ(盛岡周辺・県北・県南・沿岸の32市町村)

制度の内容と受付状況は変わります。申請の前に、必ず市町村の窓口と公式サイトで確認してください。

制度の内容・金額・要件・期限は予告なく変更されることがあります。申請の前には必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。本サイトは民間の情報サイトであり、事務局ではありません。

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