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青森県で、家に太陽光発電や蓄電池を付けるときに使える補助を、国・県・40市町村の公式サイトで調べました(2026年10月26日確認)。
青森県の住宅用の太陽光・蓄電池の補助は、県が決めた23市町村だけで実施していて、それ以外の市町村では使えません。額はどの市町村でも同じで、受付の状況だけが市町村ごとに違います。
| 補助 | 太陽光 | 蓄電池 | 受付状況(2026年10月26日確認) |
|---|---|---|---|
| 青森県(住宅用自家消費型太陽光発電設備等導入支援事業。23市町村が交付) | 1kWあたり5万円・上限25万円(FIT・FIPは使えない) | 経費の1/3・上限35万円(太陽光と同時の場合だけ) | 多くは12月28日まで(八戸市は12月21日まで)。十和田市・六戸町は受付終了、東通村は募集前 |
| 六ヶ所村(村独自) | 1kWあたり4.8万円・上限24万円(FITでも可) | 経費の1/10・上限15万円 | ページは2025年5月の更新のまま |
| 三沢市(リフォームの脱炭素枠) | 工事費の10%・上限20万円 | 同じ | 市内の参加登録店の施工、50万円以上の工事 |
| 佐井村(脱炭素先行地域の村独自) | 経費の2/3 | 経費の3/4(V2Hも。3つ合わせて上限300万円) | 12月28日必着 |
県の補助:住宅用自家消費型太陽光発電設備等導入支援事業
- しくみ:県の事業ですが、交付するのはお住まいの市町村で、「※ただし、お住まいの市町村が事業を実施している場合に限ります。」。申請の受付・書類の審査は県のコールセンターが行い、交付決定の通知と振込は市町村です。財源は環境省の地域脱炭素の交付金です
- 額:太陽光は、パネルとパワコンの出力の小さいほう(小数点以下切り捨て)×5万円で、上限25万円。蓄電池は経費の1/3で上限35万円(合わせて最大60万円)。蓄電池の価格が1kWhあたり14.1万円を超える場合は、14.1万円として計算します(補助額の上限ではありません)
- FITと売電:FIT・FIPの認定は取れず、発電量の30%以上を家で使うことが条件です。県のよくある質問は、余剰電力の売電を「売電も可とします。」としつつ、FIT・FIPを使った売電でないことを条件にしています
- 対象外:蓄電池だけの申請(すでに太陽光がある家に足す場合も)、リース・PPA、借家、店舗などとの併用住宅、野立て。V2Hは対象設備に入っていません
- カーポート:「ソーラーカーポートは補助対象外です。」ただし、ふつうのカーポートの屋根に太陽光を載せるなど、カーポート部分とパネル部分を区別できる場合は、太陽光の部分だけが対象です(カーポートの費用は対象外)。申請のときに、両方の範囲を示した図面と、価格を分けた見積書が必要です
- 順番:契約・着工は交付決定の後です(やむを得ない場合は事前着手届)。「申請書を受理してから交付決定の通知まで1ヶ月程度かかります。」工事と支払いは2027年1月29日までに終える必要があるので、12月下旬に申請する場合は工事の日程に注意してください
- 設置後:12か月分の自家消費率の報告が必要で、30%を下回ると返還の対象です。J-クレジットへの登録はできません
- 併用:「補助対象設備について、本補助のほかに、他の補助を併用することはできません。」(六ヶ所村だけは、村独自の補助との併用が条件によりできる場合があると案内しています。下で説明します)
- 申請の方法:ウェブのフォームか郵送ですが、「申請・実績報告の方法を電子申請のみとしている市町村もあります。」
県の募集状況のページは、市町村ごとの進捗を「申請額の割合もしくは補助金の残額」で表示していて、どちらの数字かは市町村ごとに分かりません。
国の制度:今ある家に付ける太陽光に、個人が直接申請できる補助は見当たらない
- みらいエコ住宅2026事業(リフォーム):蓄電池は「96,000円/戸」ですが、窓などの断熱改修とセットが前提です。太陽光は「×太陽光発電設備の設置工事」として対象外です。県の補助とは同じ蓄電池に重ねられません。詳しくはみらいエコ住宅2026事業(リフォーム)をご覧ください
- 家庭用蓄電池のDR補助(SII)・国のV2H:どちらも受付を終えています
- 売電価格(FIT、10kW未満):「24円(~4年)」「8.3円(5~10年)」です
全国の制度は太陽光発電の補助金と蓄電池の補助金にまとめています。
県の補助を実施している23市町村の受付状況
額と条件は上の県の補助と同じです。進捗は県の募集状況のページの表示(10月26日)で、申請額の割合か残額かは区別されていません。
| 地域 | 市町村(進捗) | 申請の締切 |
|---|---|---|
| 青森市・東青 | 青森市(42%。電子申請だけ、市内に本店・支店がある店で購入)、平内町(33%)、外ヶ浜町(0%) | 12月28日 |
| 津軽 | 弘前市(55%、予算1,500万円)、五所川原市(73%)、つがる市(38%)、藤崎町(60%)、大鰐町(0%)、板柳町(25%)、鶴田町(41%)、中泊町(0%) | 12月28日 |
| 下北 | むつ市(13%)。東通村は募集前 | むつ市は12月28日 |
| 上北 | 七戸町(0%)、東北町(0%)、六ヶ所村(17%) | 12月28日 |
| 三八 | 八戸市(83%)、三戸町(0%)、五戸町(32%)、南部町(14%)、階上町(61%) | 八戸市は12月21日、ほかは12月28日 |
| 受付終了 | 十和田市・六戸町(「予定件数に達しました」) | ― |
県の補助を実施していない17市町村:黒石市・平川市・三沢市・今別町・蓬田村・鰺ヶ沢町・深浦町・西目屋村・田舎館村・野辺地町・横浜町・おいらせ町・大間町・風間浦村・佐井村・田子町・新郷村。お住まいの市町村が表にない場合は、県の補助は使えません。なお、市町村によって、申請が電子申請だけの所や、工事の完了・実績報告の期限の書き方がページと要綱で違う所があります。申請の前に市町村のページで確かめてください。
市町村独自の補助・リフォームの補助
- 六ヶ所村:村独自の住宅用新エネルギー設備導入支援事業(太陽光1kWあたり4.8万円・上限24万円、蓄電池は経費の1/10・上限15万円)。FITで売電する太陽光も対象で、契約の後・着工の前に申請します。ページは2025年5月の更新のままで、蓄電池の率がページと要綱で違います。また、村の県連携の補助のページは「条件により、村独自補助金(六ヶ所村住宅用新エネルギー設備導入支援事業)との併用が可能な場合があります。」としていて、県のよくある質問の「併用することはできません」と書き方が違います。両方を使いたい場合は、工事・契約の前に村の政策推進課に確かめてください
- 三沢市:住宅リフォームの補助の「脱炭素設備」の枠で、太陽光・蓄電池も対象です(工事費の10%・上限20万円、市内の参加登録店の施工、50万円以上の工事)
- 深浦町:住環境リフォーム推進事業の対象工事に太陽光の設置があります(10%・上限20万円、工事費50万円以上、町内業者、建築後1年を過ぎた家。10月30日で締切)
- 階上町:安全安心住宅リフォームの補助(性能を上げる改修に10%・上限20万円、12月18日まで)の事例に太陽光があります
- 佐井村:脱炭素先行地域の村独自の補助で、太陽光は経費の2/3、蓄電池・V2Hは3/4(3つ合わせて上限300万円)。12月28日必着。すでに太陽光がある家の蓄電池だけの申請も条件つきで対象です。国の補助が入ったほかの補助とは併用できません
- 蓬田村・外ヶ浜町:12月25日締切の住宅リフォームの補助(20%・上限20万円)は、太陽光・蓄電池を対象にしていません(外ヶ浜町の太陽光は上の県の補助で、12月28日まで)
もらえない主な理由
- お住まいの市町村が県の補助を実施していない:23市町村以外では使えません
- 交付決定の前に契約・着工した:原則として対象外です
- FIT・FIPの認定を取った:県の補助は対象外です
- 蓄電池だけを付けた:太陽光と同時でないと対象外です
- ほかの補助と重ねた:国のみらいエコの蓄電池なども含め、同じ設備にほかの補助は使えません
- 予算がなくなった:十和田市・六戸町は受付を終えています
申請の前に確認すること
- 実施の有無:お住まいの市町村が県の補助を実施しているか、受付中か
- 順番:交付決定の後に契約・着工できるか(工事と支払いは2027年1月29日まで)
- 売電:FIT・FIPの認定を取らずに設置するか
- 申請の方法:電子申請だけの市町村か
- 併用:ほかの補助を使う予定がないか
見積もりを取る前に:お住まいの市町村が実施しているかと、契約の順番を確認する
青森県の住宅用の太陽光・蓄電池の補助は、県が決めた23市町村だけで実施しています。申請の受付と審査は県のコールセンターが行い、交付決定と振込はお住まいの市町村です。実施していない市町村では使えません。
契約・着工は、交付決定の後です。FIT・FIPの認定は取れず、太陽光だけでなく蓄電池と一緒の場合も、蓄電池だけの申請はできません。
見積もりを依頼したら、各社に次の3つを聞いてください。
- 「交付決定が出るまで、契約・着工を待ってもらえますか」
交付決定の前に契約・着工すると、原則として対象外です - 「FITの認定を取らずに設置できますか」
FIT・FIPの認定を取ると対象外です。FITを使わない余剰の売電はできます - 「蓄電池の価格は、1kWhあたりいくらですか」
補助の計算に使う蓄電池の価格は、1kWhあたり14.1万円までです
公式サイトで確認できます
青森県「住宅用自家消費型太陽光発電設備等導入支援事業」の募集状況
23市町村の募集状況と、各市町村のページへのリンクが載っています。
補助が使えるかと、業者や製品の質は別の話です。見積もりは複数で比べてください。
見積もりを取る
複数社から見積もりを取ると、補助金を含めた総額を比べられます。その際も、上の3つの質問は必ず聞いてください。
タイナビ(運営:株式会社グッドフェローズ)は、住宅用の太陽光発電の無料の一括見積もりサービスで、全国が対象です。複数の会社の見積もりを比べたい方に。設置には機器代と工事費がかかり、電気代が下がる額は家の電気の使い方や設備の容量で違います。補助金を受け取れるかは、各制度の条件と予算によります。紹介される会社が、使いたい補助金の条件(県内・市内の業者であることなど)を満たすかは会社ごとに違います。見積もりのときに、上の質問で確認してください。
ソーラーパートナーズ(運営:株式会社ソーラーパートナーズ)は、住宅用の太陽光発電・蓄電池の無料の見積もりサービスで、全国が対象です。紹介されるのは、自社で工事まで行う施工会社です(2026年10月28日に公式サイトで確認)。地元の会社に見積もりを頼みたい方に。紹介される会社が、使いたい補助金の条件(県内・市内の業者であることなど)を満たすかは会社ごとに違います。見積もりのときに、上の質問で確認してください。
出典
本ページの内容は、次の公表資料にもとづいています(2026年10月26日確認)。
- 青森県の住宅用自家消費型太陽光発電設備等導入支援事業のページ、特設サイトの説明・募集状況・よくある質問
- 青森市の補助のページと要綱・手引き
- みらいエコ住宅2026事業、環境共創イニシアチブ(DR家庭用蓄電池)、次世代自動車振興センター(V2H)、資源エネルギー庁(FITの買取価格)
- 各市町村の公式ページ(40市町村)
制度の内容と受付状況は変わります。申請の前に、必ず市町村の窓口と公式サイトで確認してください。
制度の内容・金額・要件・期限は予告なく変更されることがあります。申請の前には必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。本サイトは民間の情報サイトであり、事務局ではありません。
