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島根県で、家に太陽光発電や蓄電池を付けるときに使える補助を、国・県・19市町村の公式サイトで調べました(2026年10月28日確認)。
島根県の補助は、市町村を通して出ます。県のページは「県は市町村への間接補助で設備導入を支援しております。」としていて、申請先は市町村です。多くの市町村は、FITの認定を受けて余った電気を売る太陽光が対象で、額は市町村で大きく違います。江津市には、市の太陽光・蓄電池の補助が見当たりません。
| 補助 | 太陽光 | 蓄電池 | 受付状況(2026年10月28日確認) |
|---|---|---|---|
| 市町村の補助(県の分を含む) | 1kWあたり0.7万〜6.5万円。上限は4kW分が多い | 5万〜20万円の定額か上限 | 多くは受付中。雲南市の太陽光は10月30日で締切(蓄電池だけは追加で受付中)、吉賀町の蓄電池は終了 |
| 美郷町(国の交付金) | FITなしで1kWあたり7万円 | 太陽光と同時は3分の1、蓄電池だけは10万円 | 終了の表示なし(令和8年度までの期間限定) |
| 県のZEHの補助(新築だけ) | 1kWあたり7万円・上限63万円(FITなし) | 3分の1・上限47万円(太陽光と同時) | 12月25日まで。10月5日時点で予算の8% |
| 江津市・知夫村 | 江津市は見当たらない。知夫村は県の一覧になく、村の案内も見当たらない | 見当たらない | — |
県の補助:市町村を通して出る(再生可能エネルギー設備等導入支援事業)
- 仕組み:「県が申請者に直接補助を行うものではありませんので、補助事業の内容等詳細については、各市町村窓口に直接お問い合わせください。」。県の分は市町村の額の中に含まれていて、県に別に申請するものではありません
- 県が市町村に出す額:令和8年度の予算の資料では、太陽光は1kWあたり0.7万円・上限2.8万円(市町村が上乗せする場合は1kWあたり1.5万円・上限6万円)、蓄電池は定額5万円です(蓄電池は「蓄電池設備(既設太陽光への設置も可)」)
- FIT:県の家庭向けの紹介ページは「太陽光発電設備(FIT認定要)や蓄電池等の導入費を助成する市町村に対して、その経費の一部を補助しています。」としています
- 実施している市町村:県の令和8年度の一覧に17市町村が載っています(美郷町は蓄電池だけ、西ノ島町は太陽光だけ)。江津市・知夫村は載っていません
- 財源:国の「物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金」です
市町村ごとの補助と受付状況
| 市町村 | 太陽光 | 蓄電池 | 受付状況と主な条件 |
|---|---|---|---|
| 松江市 | 1kWあたり2.5万円、4kW以上で上限10万円 | 設置費用、上限5万円(既設の太陽光につなぐなら蓄電池だけも可) | 終了の表示なし(残りの表示なし)。「対象設備の設置工事契約は、申請前に行ってください。」、交付決定の後に着工。逆潮流ありの連系が条件。市が運営するJ-クレジットの会「まつエコくらぶ」への入会が条件 |
| 出雲市 | 1kWあたり2.5万円・上限10万円 | 設置費用の全額、上限5万円 | 先着順。10月31日時点で補助金全体(太陽熱・薪ストーブなどを含む)の41%。購入先は市内に事業所がある業者(市内業者が下請けで施工すれば可)。FIT認定が条件。リースは対象外 |
| 浜田市 | 1kWあたり5万円・上限20万円(39歳以下は1kWあたり10万円・上限40万円) | 設置費用、上限20万円(39歳以下は上限40万円) | 先着順。市内の事業者が購入・設置。FITの認定が条件。「※(重要)必ず工事着手14日前までに申請してください。」。実績報告は2027年2月15日まで |
| 益田市 | 1kWあたり7千円・上限2万8千円 | 上限5万円 | 2027年1月末まで。予定は太陽光10件・蓄電池8件(残りの表示なし)。県内に事業所があり、施工IDを持つ人を雇う業者 |
| 大田市 | 1kWあたり2.5万円・上限10万円 | 上限5万円 | 終了の表示なし。「(4)市内業者との請負契約又は施工により設置すること。」。工事の前に申請 |
| 安来市 | 1kWあたり3万円・上限12万円 | 5万円 | 「令和8年度の申請を受付中です。」。島根県か鳥取県に事務所がある業者の施工。工事の前に申請 |
| 雲南市 | 市内の業者は1kWあたり3万円、県内の業者は2.5万円(4kWまで) | 市内の業者は10万円、県内の業者は5万円 | 「補助申請額が予算額に達したとき又は令和8年10月30日で終了します。」。交付決定の後に着手。リース・建売住宅の購入は対象外 |
| 奥出雲町 | 1kWあたり5万円・上限20万円 | 上限10万円(V2Hも上限10万円) | 2027年1月29日まで。設置の2週間前までに申請 |
| 飯南町 | 町内の業者は1kWあたり6万円・上限24万円、県内の業者は4.5万円・上限18万円 | 町内の業者は10万円、県内の業者は5万円 | 12月25日まで。申請の前に町への相談が必要 |
| 川本町 | 1kWあたり6万5千円・上限26万円 | 10万円 | 太陽光・蓄電池とも3件まで。「事前申請厳守(施工後の申請は補助対象外)」 |
| 美郷町 | FITなしで1kWあたり7万円(上限の記載は見当たらない) | 太陽光と同時は3分の1、蓄電池だけは10万円 | 国の交付金を使う制度で「※事業実施期間 令和4年度~令和8年度までの期間限定」。FITを使わず、発電の30%以上を家で使うことが条件。PPA・リースも可。事業着手の前に申請 |
| 邑南町 | 1kWあたり7千円・上限2万8千円 | 上限5万円 | 終了の表示なし(年度の予算は61.8万円)。リースは対象外 |
| 津和野町 | 1kWあたり5万円・上限20万円 | 上限10万円 | 申請は12月末まで。省エネ設備(エコキュートなど)は受付終了 |
| 吉賀町 | 3kWまで1kWあたり2.5万円、4kWまでで最大9万円 | 受付終了(5件の上限に到達) | 太陽光は12月25日まで・5件。窓口だけ(郵送は不可) |
| 隠岐の島町 | 1kWあたり3万円・上限12万円 | 上限7万円 | 2027年2月19日まで |
| 海士町 | 1kWあたり4万円・上限16万円 | 上限20万円 | 2027年1月29日まで。窓口に持ち込み |
| 西ノ島町 | 1kWあたり5.5万円・4kWまで(町の要綱) | 対象外 | 町のサイトに受付の案内が見当たらない(町に確認) |
額の表は市町村のページ・要綱の内容で、県の分を含みます。浜田市の39歳以下の額は、市の再エネの補助のページの「※ 補助対象者が39歳以下は上限4㎾ 40万円(1㎾あたり10万円)」と、蓄電池の「※ 補助対象者が39歳以下は上限40万円」によります。江津市は、市の住宅の補助の一覧・環境のページ・予算の資料を見ましたが、太陽光・蓄電池の補助は見当たりませんでした。知夫村は、村の例規集(令和7年4月1日現在)に住宅用太陽光の要綱がありますが、県の令和8年度の一覧に入っておらず、村のサイトにも案内が見当たりません。
新築なら:県のしまね省エネ住宅・再エネ設備パッケージ補助金
- 対象:新築のZEH(ZEHは定額55万円、ZEH+は定額100万円)と、一緒に付ける太陽光・蓄電池。「増築や改築は本補助金の補助対象となりません。新築のみ補助対象となります。」
- 太陽光:1kWあたり7万円・上限63万円。「FITやFIPの認定を取得しないものが対象です。また、発電した電力量の30%以上を住宅内で消費する必要があります。」
- 蓄電池:価格の3分の1(1kWhあたり4.7万円まで、10kWhまで)・上限47万円。太陽光と同時の場合だけです
- 条件:県産木材を使い、県の指定の中小工務店が建てる家です。設備は県内の事業者から買います(PPA・リースは県内の事業者との共同申請)
- 契約日:「※令和8年4月9日より前に契約締結したものは本補助金の対象となりませんのでご注意ください。」。交付決定の前に工事に着手すると対象外です
- 受付:12月25日までの先着順で、「※予算執行状況(R8.10.5時点):8%(詳細はページ下部を参照)。」
- 併用:国の補助や、国費が財源の市町村の補助とは併用できません。FITを条件にした市町村の太陽光の補助とも併用できません
国の制度:今ある家に付ける太陽光に、個人が直接申請できる補助は見当たらない
- みらいエコ住宅2026事業(リフォーム):蓄電池は「96,000円/戸」ですが、窓などの断熱改修とセットが前提です。太陽光は「×太陽光発電設備の設置工事」として対象外です。詳しくはみらいエコ住宅2026事業(リフォーム)をご覧ください
- 家庭用蓄電池のDR補助(SII)・国のV2H:どちらも受付を終えています
- 売電価格(FIT、10kW未満):「24円(~4年)」「8.3円(5~10年)」です
全国の制度は太陽光発電の補助金と蓄電池の補助金に、島根県の給湯器・窓などの補助は島根県の補助金にまとめています。
補助を選ぶときの注意
- FIT:美郷町を除く多くの市町村は、FITの認定を受けて余った電気を売る太陽光が対象です。美郷町と県の新築ZEHの補助は、反対にFITを使わないことが条件です
- 業者:浜田市・大田市・出雲市は市内の業者、益田市・安来市・飯南町は県内(安来市は島根県か鳥取県)の業者が条件で、雲南市は市内か県内の業者かで額が決まります
- 件数が少ない所:川本町は各3件、吉賀町の太陽光は5件、益田市は太陽光10件・蓄電池8件の予定です。残りの数は公表されていないので、町・市に確かめてください
- 締切が近い所:吉賀町・飯南町は12月25日、津和野町は12月末までです。雲南市の太陽光は10月30日で締め切り、蓄電池だけの申請は追加で受け付けています(申請の前に市に連絡)
申請の前に確認すること
- 補助の有無:お住まいの市町村に補助があるか(江津市は見当たらない)
- 受付:まだ予算や件数が残っているか
- 型:FITを使うか、使わないか
- 業者:市内・県内の業者の条件があるか
- 順番:契約の後・着工の前に申請するのか
見積もりを取る前に:お住まいの市町村の補助の条件を確認する
島根県の補助は市町村を通して出ます。多くの市町村は、FITの認定を受けて余った電気を売る太陽光が対象です。
市内・県内の業者に頼むことが条件の市町村や、業者で額が変わる市町村があります。美郷町だけは、FITを使わない太陽光に1kWあたり7万円の補助があります。
見積もりを依頼したら、各社に次の3つを聞いてください。
- 「FITの認定を取って、余った電気を売る形で見積もれますか」
多くの市町村の補助の条件です - 「市内(町内)の業者として工事できますか」
浜田市・大田市・出雲市は市内の業者が条件、雲南市・飯南町は地元の業者だと額が上がります - 「工事の前に、市町村への申請の時間を取れますか」
多くは契約の後・着工の前に申請します(浜田市は着工の14日前まで)
公式サイトで確認できます
申請先はお住まいの市町村です。市町村のページで受付状況を確認してください。
補助が使えるかと、業者や製品の質は別の話です。見積もりは複数で比べてください。
見積もりを取る
複数社から見積もりを取ると、補助金を含めた総額を比べられます。その際も、上の3つの質問は必ず聞いてください。
タイナビ(運営:株式会社グッドフェローズ)は、住宅用の太陽光発電の無料の一括見積もりサービスで、全国が対象です。複数の会社の見積もりを比べたい方に。設置には機器代と工事費がかかり、電気代が下がる額は家の電気の使い方や設備の容量で違います。補助金を受け取れるかは、各制度の条件と予算によります。紹介される会社が、使いたい補助金の条件(県内・市内の業者であることなど)を満たすかは会社ごとに違います。見積もりのときに、上の質問で確認してください。
ソーラーパートナーズ(運営:株式会社ソーラーパートナーズ)は、住宅用の太陽光発電・蓄電池の無料の見積もりサービスで、全国が対象です。紹介されるのは、自社で工事まで行う施工会社です(2026年10月28日に公式サイトで確認)。地元の会社に見積もりを頼みたい方に。紹介される会社が、使いたい補助金の条件(県内・市内の業者であることなど)を満たすかは会社ごとに違います。見積もりのときに、上の質問で確認してください。
出典
本ページの内容は、次の公表資料にもとづいています(2026年10月28日確認)。
- 島根県「再生可能エネルギー設備等導入支援事業」と令和8年度の市町村の補助の一覧、県の家庭向けの省エネ・再エネの補助の紹介、令和8年度当初予算の資料、島根県「しまね省エネ住宅・再エネ設備パッケージ補助金」と公募要領・よくある質問
- 松江市・出雲市・浜田市・益田市・雲南市・美郷町・川本町・吉賀町ほか各市町村の公式ページと要綱(19市町村)
- みらいエコ住宅2026事業、環境共創イニシアチブ(DR家庭用蓄電池)、次世代自動車振興センター(V2H)、資源エネルギー庁(FITの買取価格)
制度の内容と受付状況は変わります。申請の前に、必ずお住まいの市町村の窓口と公式サイトで確認してください。
制度の内容・金額・要件・期限は予告なく変更されることがあります。申請の前には必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。本サイトは民間の情報サイトであり、事務局ではありません。
