和歌山県のリフォーム補助金2026|県の個人向けリフォーム補助・家電キャンペーンはなし。和歌山市は耐震改修と同時のリフォームだけ、有田市は20%・上限20万円

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和歌山県で、住宅のリフォームや、窓・エコキュートの工事に使える補助を、県・30市町村・国の公式サイトで調べました(2026年10月4日に確認)。

結論から言うと、和歌山県には、個人向けのリフォーム・窓・断熱の補助も、省エネ家電・給湯器のキャンペーンもありません。県産材の「紀州材で建てる地域住宅支援事業補助金」も、令和8年度の予算で「事業の終了」となりました。9月補正予算にも、住宅や家電の追加は入っていません。

県の個人向けの補助は、太陽光・蓄電池(海南市・有田市・新宮市・湯浅町などではエネファームも)で、県が市町村に補助し、個人は市町村に申請します。県の9月30日時点の表で、岩出市・橋本市・美浜町・上富田町は受付を終えています(有田川町も9月28日に予算に達しました)。

和歌山市には、誰でも使える一般のリフォーム補助がありません。耐震改修と同時に行うリフォーム工事に、工事費の2分の1・上限20万円を補助しているだけです(12月11日まで)。太陽光・蓄電池の補助は、7月27日に予算に達して受付を終えましたが、市は11月16日に再開する予定です(和歌山県の太陽光・蓄電池の補助金)。

一般のリフォーム補助があるのは有田市(税抜工事費の20%・上限20万円。エコキュートの設置工事も対象)で、予算に残りがあれば12月28日まで受け付けますが、終了の表示がないので市に確認してください。新宮市(20%・上限20万円、商品券)は5月22日に、広川町(2分の1・上限50万円)は9月までに、今年度の受付を終えました。

エコキュートは、国の給湯省エネ2026事業(1台7万円から)が中心です。町村では那智勝浦町がエコキュート・ハイブリッド給湯器に2分の1・上限25万円を補助していましたが、申請期間(4月15日〜5月29日)は終わっています。

工事ごとの早見表

工事和歌山県国市町村(この記事で確認した例)
一般的なリフォーム(屋根・外壁・水回り・内装など)個人向けの県の補助はないみらいエコ住宅2026事業(断熱改修などとセットが条件)有田市(税抜工事費の20%・上限20万円)、和歌山市(耐震改修と同時の工事だけ、2分の1・上限20万円)。新宮市・広川町は今年度の受付を終了
窓・断熱個人向けの県の補助はない先進的窓リノベ2026事業、みらいエコ住宅2026事業窓・断熱だけの市町村の補助は見当たらない(有田市のリフォーム補助では対象)
エコキュート個人向けの県の補助はない給湯省エネ2026事業:1台7万円(性能加算で+3万円)有田市(リフォーム補助でエコキュートの設置工事も対象)。那智勝浦町(2分の1・上限25万円)は申請期間が終了。有田川町は太陽熱温水器に3分の1・上限10万円
エネファーム県が市町村の補助を支える(申請先は市町村)給湯省エネ2026事業海南市・有田市・新宮市・湯浅町(価格の2分の1・上限30万円)。国の給湯省エネ2026とは同じ機器に使えない
エアコン・省エネ家電県の補助はない—高野町(非課税世帯のエアコン、2分の1・上限10万円)。御坊市・広川町・那智勝浦町は終了
太陽光・蓄電池県が市町村の補助を支える(申請先は市町村)—多くの市町村で実施。岩出市・橋本市・美浜町・上富田町・有田川町・和歌山市は受付終了、田辺市は県からの追加配当で10月13日に受付を再開

金額は上限です。条件と受付の状況は、下の各項を見てください。空き家の購入・移住・結婚だけを対象にした補助や、耐震改修の補助は、この記事では詳しく扱っていません。

県の補助:リフォーム・家電はなく、太陽光・蓄電池を市町村経由で

和歌山県の建築住宅課のページは、国の住宅省エネ2026キャンペーンを紹介しているだけで、県独自の個人向けリフォーム・窓・断熱の補助はありません。省エネ家電・給湯器の購入支援キャンペーンも、令和7年度補正・令和8年度とも見当たりません。

和歌山県個人向け太陽光発電設備・蓄電池等導入支援事業補助金

  • 県のページは「令和8年度より、個人からの申請はお住いの市町村にて受け付けております」としています。申請先は市町村です
  • 県が市町村に出す1件あたりの額は、太陽光が1kWあたり7万円(上限63万円)、蓄電池が価格の3分の1(上限47万円)、エネファームが価格の2分の1(上限30万円)です。多くの市町村は、太陽光の上限を35万円にしています
  • 太陽光は原則として蓄電池と同時に設置します。エコキュートなどの給湯器は対象外で、給湯の機能があるのはエネファームだけです
  • 県の「施工業者向け説明会」を受講した業者が設置することが条件です
  • 財源は国の地域脱炭素移行・再エネ推進交付金で、「他の法令又は予算制度に基づき国の負担又は補助を得て導入するものでないこと。」が条件です
  • 和歌山市と那智勝浦町は、この県の制度ではなく、環境省から直接交付を受けて独自に実施しています

県が公表している予算残額(9月30日時点、10月8日更新)では、田辺市の太陽光は残り0円(その後、県からの追加配当で10月13日に受付を再開)、紀の川市は太陽光が残り259万円(予算630万円)、蓄電池が残り344万9千円(予算846万円)です。岩出市・橋本市・美浜町・上富田町は【受付終了】と表示されています。表の更新は月1回程度で、有田川町は9月28日時点で予算に達しているなど、市町村のページのほうが新しいことがあります。

和歌山市:一般のリフォーム補助はなく、耐震改修と同時のリフォームだけ

  • 誰でも使える一般のリフォーム補助、給湯器・窓・断熱・省エネ家電の市の補助は、今年度は見当たりません
  • 耐震改修と同時に行うリフォーム工事:リフォーム工事費の2分の1・上限20万円(工事費10万円以上)。耐震改修の補助の交付決定を受けていることが条件で、市内に本店か支店がある業者と契約します。受付は4月17日〜12月11日、予定は170戸程度です
  • 太陽光・蓄電池:個人宅向けは7月27日に予算に達して受付を終えましたが、市は「11月16日(月曜日)から申請受付を再開いたします。」と予告しています(11月16日より前に事業所向けの予算がなくなれば再開しない)。エネファームは令和8年度から対象外です

和歌山市で窓・断熱やエコキュートを直すなら、国の先進的窓リノベ2026事業・給湯省エネ2026事業・みらいエコ住宅2026事業が中心です。

一般のリフォーム補助

有田市:税抜工事費の20%・上限20万円(受付状況は市に確認)

  • 住宅リフォーム工事費補助事業:「補助対象となる工事費(消費税を除く)の20%を補助金として交付します。」上限は20万円で、工事費(税抜)10万円以上が対象です
  • 屋根・外壁を含む住宅のリフォームが対象で、案内のリーフレットは「エコキュートなどの設置工事」も対象の例に挙げています。冷暖房機器などの家電の購入は対象外です
  • 市内に事務所などがあり、1年以上続けて営んでいる施工業者と契約します。補助は1つの住宅につき1回限りです
  • 「(注)補助金の交付決定前に工事契約、工事着手を行った場合は補助対象外です。」
  • 6月7日の受付初日にくじ引きで受付の順番を決め、予算(1,500万円、75名程度)に残りがあれば12月28日まで受け付けます。ページは「本補助制度は受付初日に終了する可能性があります」としていますが、終了の表示はないので、都市整備課に確認してください

今年度の受付を終えたリフォーム補助

  • 新宮市:住宅リフォーム助成事業(税抜の対象経費の20%・上限20万円、新宮商工会議所の商品券)は、「5月22日 受付を終了。」
  • 広川町:住宅リフォーム補助金(補助対象費用の2分の1・上限50万円、町内業者、税込10万円以上の住宅内部の工事)は、上半期(5月7日〜15日)と下半期(9月7日〜18日)の申請期間が終わりました。エコキュートは浴槽の入れ替えと一緒の場合だけ対象です
  • 九度山町:道に接していない住宅だけを対象にしたリフォーム補助(工事費の5%・上限100万円)があります。ページに年度の表記がないので、今年度の実施は町に確認してください

エコキュート・給湯器に使える補助

  • 県:個人向けの給湯器の補助・キャンペーンはありません
  • 有田市:住宅リフォーム工事費補助事業で、エコキュートの設置工事も対象です(受付状況は市に確認)
  • 那智勝浦町:重点対策加速化事業補助金で、既存の給湯器をエコキュート・ハイブリッド給湯器に交換する工事に、税抜の設置費・工事費の2分の1・上限25万円。町内の事業者から購入・設置し、交付決定の後に契約します。今年度の申請期間は4月15日〜5月29日(多い場合は抽選)で、終わっています
  • エネファーム:海南市・有田市・新宮市・湯浅町が、県の制度で価格の2分の1・上限30万円を補助しています(湯浅町は9月30日時点で残り30万円=1台分)。国の交付金が財源なので、同じ機器に国の給湯省エネ2026事業は使えません
  • 有田川町:太陽熱利用設備導入補助金で、「設備導入に掛かる費用の3分の1以内、限度額は100,000円です。」
  • 国:給湯省エネ2026事業は、エコキュート1台7万円(性能加算の要件を満たす機種は10万円)です。公式サイトは、地方公共団体の補助制度について「国費が充当されているものを除き、併用可能です。」としています

窓・断熱に使える補助

和歌山県では、窓・断熱だけを対象にした県・市町村の補助は見当たりません。有田市のリフォーム補助のように、一般のリフォーム補助の中で窓・断熱の工事が対象になるものはありますが、多くの地域では国の先進的窓リノベ2026事業(1戸あたり上限100万円)とみらいエコ住宅2026事業が中心です。

市の補助

一般のリフォーム・窓・断熱・給湯器・家電の補助の有無と、受付の状況です(10月4日時点)。空き家・移住・結婚だけを対象にした補助は、表に入れていません。

市リフォーム・窓・断熱・給湯器・家電の補助受付の状況(太陽光・蓄電池を含む)
和歌山市一般の補助は見当たらない。耐震改修と同時のリフォームに2分の1・上限20万円耐震と同時のリフォームは12月11日まで。太陽光・蓄電池は7月27日に終了し、11月16日に再開予定
海南市見当たらない(エネファームは2分の1・上限30万円)10月5日時点で太陽光の予算残0円、蓄電池26万4千円、エネファーム60万円。11月30日まで
橋本市見当たらない太陽光・蓄電池・エネファームは受付終了
有田市住宅リフォーム工事費補助事業:税抜工事費の20%・上限20万円(エコキュートの設置工事も対象)予算に残りがあれば12月28日まで(終了の表示なし。市に確認)
御坊市見当たらない(省エネ家電の買い替え補助は終了)エアコン・冷蔵庫の補助は7月21日に終了のお知らせ。太陽光・蓄電池は11月30日まで
田辺市見当たらない太陽光・蓄電池は県からの追加配当で、10月13日8時30分に受付を再開(11月30日まで。先着順)。10月27日12時時点の残りは237万5千円
新宮市住宅リフォーム助成事業:税抜の対象経費の20%・上限20万円(商品券)5月22日に受付終了。太陽光・蓄電池・エネファームは受付中
紀の川市見当たらない県の表(9月30日時点)で、太陽光の残り259万円、蓄電池の残り344万9千円
岩出市見当たらない太陽光・蓄電池は受付終了

町村の補助

町村リフォーム・窓・断熱・給湯器・家電の補助受付の状況(太陽光・蓄電池を含む)
広川町住宅リフォーム補助金:2分の1・上限50万円今年度の申請期間(5月・9月)は終了
九度山町住宅リフォーム補助(道に接していない住宅だけ、工事費の5%・上限100万円)今年度の実施は町に確認
那智勝浦町高効率給湯器(エコキュート・ハイブリッド給湯器):税抜の設置費・工事費の2分の1・上限25万円。エアコンの買い替えも対象給湯器・エアコンの申請期間(4月15日〜5月29日)は終了。太陽光・蓄電池は随時受付
有田川町太陽熱利用設備導入補助金:3分の1・上限10万円随時受付(終了の表示なし)。県の制度の太陽光・蓄電池は予算に達して終了
湯浅町エネファーム:2分の1・上限30万円9月30日時点で残り30万円(1台分)
高野町高齢者世帯等エアコン設置支援(非課税世帯、2分の1・上限10万円)12月28日必着
美浜町・上富田町見当たらない太陽光・蓄電池は受付終了(上富田町は7月24日)
日高川町見当たらない(町独自の蓄電池の補助はある)太陽光・蓄電池は11月30日まで
紀美野町・かつらぎ町・日高町・由良町・印南町・みなべ町・白浜町・すさみ町・太地町・古座川町・北山村・串本町見当たらない太陽光・蓄電池は11月30日まで

「受付中」は終了の表示がないという意味で、残りの件数や予算が出ていない制度が多くあります。申請の前に市町村へ確認してください。

国の補助:みらいエコ・窓リノベ・給湯省エネ

国の住宅省エネ2026キャンペーンは、和歌山県でも使えます。窓は先進的窓リノベ2026事業(1戸あたり上限100万円)、給湯器は給湯省エネ2026事業、断熱改修や水回りなどをまとめて直すならみらいエコ住宅2026事業(リフォーム)が中心です。どれも事務局に登録した事業者が申請します。

国の補助と市町村の補助を同じ工事に重ねられるかは、制度ごとに違います。考え方と確認のしかたは国と自治体の住宅補助金は併用できる?にまとめました。

見積もりを取る前に:補助の条件と、申請・契約・着工の順番を確認する

和歌山県の市町村の補助は、ほとんどが交付決定の後に着工することを条件にしています。有田市や那智勝浦町は、交付決定の前に契約した工事も対象外にしています。

業者の条件も確認してください。有田市は市内で1年以上営んでいる業者、広川町・那智勝浦町は町内の業者に限ります。県の太陽光・蓄電池の補助は、県の施工業者向け説明会を受けた業者が設置することが条件です。

国の補助と同じ機器に重ねられない補助があります。エネファームや那智勝浦町の給湯器の補助は国の交付金が財源なので、同じ機器に国の給湯省エネ2026事業は使えません。

見積もりを依頼したら、各社に次の3つを聞いてください。

  • 「交付決定を待ってから契約・着工する日程で組めますか」
    交付決定の前に契約・着工した工事は、多くの市町村で対象外です
  • 「この市町村の補助の対象になる業者ですか」
    有田市・広川町・那智勝浦町などは、市内・町内の業者に限ります。太陽光・蓄電池は県の説明会を受けた業者が条件です
  • 「国の補助を使う工事と、市町村の補助を使う工事を、見積書で分けてもらえますか」
    同じ機器・同じ工事に重ねられない補助が多いので、分けておくと申請しやすくなります

公式サイトで確認できます

住宅省エネ支援事業者の検索(住宅省エネ2026キャンペーン)

国の登録事業者を、都道府県や工事の種類で探せます。載っているのは公表を希望した事業者だけなので、検索に出てこない事業者には直接確認してください。県・市町村の補助の条件に合う業者かどうかは、この検索では分かりません。

国の各事業の公式サイトには「登録により国や事務局が優良な事業者として認定するものではありません。」と書かれています。登録の有無で分かるのは補助金を申請できるかどうかなので、見積もりの内容は別に比べてください。

見積もりを取る

複数社から見積もりを取ると、補助金を含めた総額を比べられます。その際も、上の3つの質問は必ず聞いてください。

リショップナビ(運営:株式会社じげん)は、無料の一括見積もりサービスです。申し込むと電話で希望の確認があり、条件に合うリフォーム会社を最大5社紹介してもらえます。紹介される会社が、使いたい補助金の条件を満たすかどうかは、会社ごとに違います。見積もりのときに、上の質問で確認してください。

出典

本ページの内容は、次の公表資料にもとづいています(2026年10月4日確認)。

予算の状況は変わります。県・市町村の補助は、予算に達すると年度の途中でも締め切られます。申請の前に必ず各制度の公式サイトで最新の状況を確認してください。

制度の内容・金額・要件・期限は予告なく変更されることがあります。申請の前には必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。本サイトは民間の情報サイトであり、事務局ではありません。

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