千葉県の蓄電池・太陽光の補助金2026|蓄電池は県内54市町村に補助の制度あり(受付状況は市町村ごと。上限7万円が中心、木更津市・多古町などは14万円)。太陽光は約20市町で1kWあたり1万〜2万円が中心、県のリース・PPA補助は12月18日まで

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千葉県で、家に蓄電池や太陽光発電を付けるときに使える補助を、県・国・54市町村の公式サイトで調べました(2026年10月24日確認)。

千葉県の補助は、県が市町村の補助を支える仕組みで、申請先はお住まいの市町村です。県のページは「県民の皆様の申請窓口は、補助事業を実施している各市町村になります。(直接、県から設置される方への補助金の交付は行っておりません。)」としています。

補助蓄電池太陽光受付状況(2026年10月24日確認)
市町村の補助(県の事業を使うもの)54市町村すべてに制度あり。上限7万円が中心(14万円・10万円の所もある)対象外(県の事業の対象設備に太陽光は入っていない)受付状況は市町村ごとに違う
市町村独自の太陽光の補助―約20市町だけ。1kWあたり1万〜2万円・上限4万〜9万円が中心柏市・市川市・船橋市・鎌ケ谷市などは受付終了
国の交付金を使う、条件つき・地域限定の補助流山市は費用の1/3・上限37.6万円、匝瑳市の対象地区は費用の3/4・上限100万円流山市は1kWあたり7万円・上限35万円(FITを使わない)市内事業者からの購入や、対象地区に住むことなどが条件
千葉市7万円1kWあたり1万円・上限4.5万円(今ある家で、蓄電池かV2Hが付いていること)受付中(1月29日必着)。設置の後に申請
県のリース・PPAの補助12万円(太陽光とセット)1kWあたり7万円事業者が申請し、料金から差し引き。12月18日まで
県の共同購入補助ではなく、まとめ買いの割引同じ12月15日まで

県の仕組み:市町村を通して出る。県の対象設備に太陽光はない

  • 住宅用設備等脱炭素化促進事業:県が市町村の補助を支える事業です。県の一覧には54市町村が載っていて、すべての市町村が蓄電池とV2Hを対象にしています。県の補助の対象設備に太陽光は入っておらず、太陽光の補助は一部の市町村だけです
  • 県の同じ種類の補助との重複:蓄電池は、県の他の同じ種類の補助と重ねられない市町村がほとんどです。佐倉市は「住宅用太陽光発電設備及び定置用リチウムイオン蓄電システムについて、県の他の同種の補助金との併用はできません。」としています
  • リース・PPAの補助:県に登録した事業者から、初期費用なしでリース・PPAで太陽光と蓄電池を入れる場合に、事業者へ補助が出て、料金の値下げで還元されます。太陽光は1kWあたり7万円(10kW未満)、蓄電池は12万円で、セットが条件です。「※ 交付決定前に補助事業に着手している場合は補助対象外です。」受付は12月18日までで、「申請額が予算額の25%に達しました。(令和8年9月11日)」
  • 共同購入:補助金ではなく、まとめ買いで値下げする仕組みです。募集は12月15日まで。県は「お住いの市町村の補助金が併用できる場合があります。」としています
  • ZEH(新築・改修):県内の中小工務店が施工・申請する補助で、50万円か100万円。受付は11月20日必着です

県のリース・PPAや共同購入で入れた設備は、市町村の補助を受けられないことがあります。千葉市は「千葉県が実施する住宅用太陽光発電設備等に係るリース等導入促進事業により、補助対象設備をリースしていないこと。」を条件にしています。共同購入で買った設備は、成田市・松戸市・市原市・君津市などは対象、船橋市・匝瑳市・神崎町は対象外と、市町村で分かれます。

国の制度:今ある家に付ける太陽光に、個人が直接申請できる補助は見当たらない

  • みらいエコ住宅2026事業(リフォーム):蓄電池は「96,000円/戸」ですが、窓などの断熱改修とセットが前提です。太陽光は「×太陽光発電設備の設置工事」として対象外です。詳しくはみらいエコ住宅2026事業(リフォーム)をご覧ください
  • 家庭用蓄電池のDR補助(SII)・国のV2H:どちらも受付を終えています(V2Hは「令和7年度補正予算 V2H 申請受付を8月27日に終了しました」)
  • 売電価格(FIT、10kW未満):「24円(~4年)」「8.3円(5~10年)」です

全国の制度は蓄電池の補助金と太陽光発電の補助金にまとめています。

千葉市:蓄電池7万円、太陽光は蓄電池かV2Hがある家だけ

  • 蓄電池:7万円。太陽光が付いていること、SIIに登録された製品であることが条件です
  • 太陽光:1kWあたり1万円・上限4.5万円。「※1 既築住宅に設備を設置する場合のみ対象です。」申請の日までに蓄電池かV2Hが付いていることも条件です
  • V2H:設備本体の購入費の1/10・上限25万円。太陽光と、電気自動車かPHVがあることが条件です
  • 申請の時期:「なお、本補助金は事後申請となりますのでご注意ください。」受付は2027年1月29日必着の先着順で、同じ日に予算を超えたら抽選です
  • 受付状況(10月21日更新):残りの目安は、太陽光が約200件のうち約120件、蓄電池が約460件のうち約285件です

市町村の蓄電池:上限7万円が中心

ほとんどの市町村で、蓄電池は上限7万円です。上限14万円は木更津市・白子町・大多喜町・多古町・東庄町・酒々井町、10万円は鎌ケ谷市です。流山市は7万円に、太陽光と一緒に付けると5万円が上乗せされます。多くの市町村で、太陽光が付いていること(すでに付いている太陽光でもよい)が条件なので、太陽光のある家なら蓄電池だけで申請できます。

国の交付金を使う、額の大きい補助もあります。流山市の自家消費型(蓄電池は費用の1/3・上限37.6万円、太陽光は1kWあたり7万円・上限35万円)、匝瑳市の脱炭素先行地域(蓄電池は費用の3/4・上限100万円)、市川市の妙典エリア(蓄電池は費用の2/3・1kWhあたり上限16万円)です。市内事業者からの購入や、決められた地区に住むことなどが条件で、通常の補助とは別のものです(下の表と段落を参照)。

予算の残りの表示は、多くが蓄電池だけでなく、エネファームやV2Hなど他の設備と合わせた額です。蓄電池がいくつ残っているかは、市町村の窓口で確かめてください。

市町村の補助:東葛・葛南

市町太陽光蓄電池申請の時期受付状況
松戸市1kWあたり2万円・上限6万円(今ある戸建て)7万円設置の後太陽光は残り186万円。蓄電池は他の設備と合わせて残り1,343.7万円(10月23日)
流山市今ある家は1kWあたり2.5万円・上限10万円、新築は1.5万円・上限6万円7万円(太陽光と一緒なら5万円を上乗せ)設置の後受付中(残額の掲載は見当たらない)
流山市(国の交付金を使う自家消費型)1kWあたり7万円・上限35万円(FITを使わない)費用の1/3・上限37.6万円(この制度の太陽光と一緒に付けるもの。費用は1kWhあたり14.1万円までで計算)事業完了の後2027年2月26日までに完了したものが対象。「再エネ設備を市内事業者(市内で事業を行う法人または事業を営む個人)から購入していること」が条件
我孫子市1kWあたり2万円・上限8万円7万円契約の後・着工の前全設備で残り518.2万円(10月2日)
船橋市1kWあたり1.5万円・上限6万円(FITの利用が条件)7万円設置の後太陽光は10月9日に終了。太陽光以外は残り1,323万円(10月23日)
市川市1kWあたり5万円・上限22.5万円(市内業者の施工)7万円設置の後太陽光は終了(残り0円)。太陽光以外は残り1,148万円(10月21日)
柏市1kWあたり7万円・上限35万円(FITを使わない、蓄電池が必須)7万円(別の制度)太陽光は契約の前、蓄電池は設置の後太陽光は8月24日に終了。家庭向けの全設備で残り2,134.3万円(10月1日)
鎌ケ谷市1kWあたり1万円・上限3万円10万円設置の後太陽光は終了。蓄電池は受付中
野田市なし7万円設置の後蓄電池の枠700万円のうち残り350万円(9月15日)
習志野市なし7万円設置の後全設備で残り446.8万円(9月30日)
八千代市なし7万円着工の14日前まで全設備で残り94.9万円・約6%(10月16日)
浦安市なし7万円設置の後全設備で残り456.9万円(9月30日)
印西市・白井市・栄町なし(白井市は対象外と明記)7万円印西市・白井市は設置の後、栄町は設置の前印西市は電話で確認、白井市は残り292.9万円

市川市の妙典エリアには、別に国の脱炭素先行地域の補助があります。経費の2/3で、太陽光は1kWあたり上限28万円、蓄電池は1kWhあたり上限16万円です。太陽光は「※1 余剰電力を売電しないものに限る。」とされ、契約の前に申請します。対象は妙典エリアの住宅の所有者だけです。

市町村の補助:印旛・香取・海匝・山武

市町太陽光蓄電池申請の時期受付状況
成田市1kWあたり2万円・上限9万円(今ある家だけ)7万円設置の後(設置の翌日から2年以内)残りの公表は見当たらない
佐倉市1kWあたり1.5万円・上限6万円(今ある家だけ)7万円設置の後太陽光の枠は残り214,000円(10月23日)
銚子市1kWあたり1万円・上限5万円(今ある家だけ)7万円着工の前太陽光の枠は50%以上残り(10月20日)
匝瑳市1kWあたり2万円・上限9万円(新築は4万円)7万円着工の前残りの公表は見当たらない
香取市1kWあたり2万円・上限4万円7万円着工の10日前まで太陽光は残り11件、蓄電池は残り9件
多古町1kWあたり2万円・上限9万円14万円着工の前残りの公表は見当たらない
東庄町1kWあたり4万円・上限8万円14万円着工の前残りの公表は見当たらない
酒々井町1kWあたり3万円・上限6万円(新築だけ)14万円着工の前残りの公表は見当たらない
神崎町1kWあたり1万円・上限4万円(蓄電池と同じ契約)7万円着工の前ページは令和7年度の表示のまま(令和8年度は未確認)
四街道市・八街市・東金市・大網白里市なし7万円設置の後四街道市は予算1,000万円に対して申請455.8万円(10月1日、他の設備と合計)
富里市・旭市・山武市・九十九里町・芝山町・横芝光町なし7万円着工の前(旭市は30日前まで)旭市は12月28日まで

匝瑳市の脱炭素先行地域の対象地区(豊和地区の大寺・飯塚・内山・米持など)には、別に「蓄電池…補助対象経費の4分の3以内(上限100万円)」の補助があります。「※交付決定前に、発注、契約、購入または設置のいずれか1つでも行った場合は、補助対象となりません。」国・県・市の他の補助とは併用できません。

市町村の補助:房総・長生

市町村太陽光蓄電池申請の時期受付状況
市原市1kWあたり2万円・上限9万円(今ある家。HEMS・蓄電池・EVとV2Hのどれかが必要)7万円設置の後(2月26日まで)太陽光の枠は残り372万円(9月30日)
南房総市1kWあたり2万円・上限9万円(今ある一戸建て。HEMSか蓄電池が必要)7万円着工の前(1月15日まで)残りの公表は見当たらない
木更津市なし14万円着工の前全設備で残り703.5万円(10月20日)
白子町・大多喜町なし14万円着工の前残りの公表は見当たらない
君津市・館山市なし7万円設置の後君津市は全設備で残り720.5万円(10月14日)
茂原市なし7万円着工の前予算990万円のうち残り409万円(10月23日)
袖ケ浦市なし7万円着工の前残り約300万円・約30%(10月1日)
長生村なし7万円着工の前予算120万円のうち残り28.1万円(10月1日)
富津市・勝浦市・鴨川市・いすみ市・一宮町・長柄町・鋸南町・睦沢町・長南町なし7万円着工の前残りの公表がないか、時点がはっきりしない表示

御宿町は、県の一覧に蓄電池などの補助が載っていますが、町のサイトが緊急メンテナンス中で、額と受付状況を確認できませんでした(10月24日)。

もらえない主な理由

  • 着工の前に申請する市町村で、先に工事を始めた:交付決定の前の着工は対象外です(設置の後に申請する市町村もあります)
  • 太陽光が付いていない家に蓄電池だけを付けた:多くの市町村は、太陽光が付いていることが条件です
  • 県の同じ種類の補助と重ねた:県のリース・PPAの補助などで入れた蓄電池は、市町村の補助の対象外になることがあります
  • 新築に太陽光を付けた:千葉市・成田市・佐倉市・銚子市・市原市などの太陽光の補助は、今ある家だけが対象です
  • SIIに登録されていない蓄電池:多くの市町村は、国のSIIの登録製品を条件にしています
  • 予算がなくなった:先着順で、太陽光の受付を終えた市があります

申請の前に確認すること

  1. 市町村の補助:お住まいの市町村に補助があり、今年度の受付中か(太陽光は約20市町だけ)
  2. 申請の時期:着工の前か、設置の後か
  3. 家と設備:今ある家か新築か。太陽光が付いているか
  4. 買い方:購入か、県のリース・PPAか、共同購入か(市町村の補助と重ねられるか)
  5. 製品:蓄電池がSIIの登録製品か

見積もりを取る前に:市町村の補助の申請の時期と、県の事業との関係を確認する

千葉県の蓄電池・太陽光の補助は、お住まいの市町村に申請します。設置の後に申請する市町村と、着工の前に申請して交付決定を待つ市町村に分かれます。

県のリース・PPAの補助や共同購入で入れた設備は、市町村の補助を受けられないことがあります。どの方法で入れるかを決める前に、市町村の条件を確かめてください。

見積もりを依頼したら、各社に次の3つを聞いてください。

  • 「市町村の補助は、着工の前の申請が必要ですか。設置の後でもよいですか」
    着工の前に申請して交付決定を待つ市町村では、先に工事を始めると対象外です
  • 「蓄電池は、国のSIIに登録された製品ですか」
    多くの市町村は、SIIの登録製品であることを条件にしています
  • 「見積書に、機器代と工事費を分けて書いてもらえますか」
    補助の額は、経費から国などの補助を引いて計算する市町村が多くあります

公式サイトで確認できます

千葉県「住宅用設備等脱炭素化促進事業」の市町村の一覧

補助を実施している市町村の一覧は県のページで、額や受付状況は、お住まいの市町村のページで確認できます。

補助が使えるかと、業者や製品の質は別の話です。見積もりは複数で比べてください。

見積もりを取る

複数社から見積もりを取ると、補助金を含めた総額を比べられます。その際も、上の3つの質問は必ず聞いてください。

東京ガス(東京瓦斯株式会社)の、太陽光発電・蓄電池の無料相談・見積もりです。対象は、関東の1都6県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県・栃木県・群馬県。島しょ部を除く)にある、1981年以降に着工した持ち家の戸建て住宅だけです(2006年8月31日以前に建てた住宅は、図面で建材を確認するため、内容によっては受けられないことがあります)。設置には機器代と工事費がかかります。太陽光で発電した電気を直接使えるのは、基本的に発電しているときだけです(それ以外の時間は、蓄電池がなければ電力会社から買った電気を使います)。電気代が下がる額は、家の電気の使い方や設備の容量で違います。補助金を受け取れるかは、各制度の条件と予算によります。2026年10月16日時点の情報です。新しいキャンペーンなどは、リンク先で確認してください。

タイナビ(運営:株式会社グッドフェローズ)は、住宅用の太陽光発電の無料の一括見積もりサービスで、全国が対象です。関東以外にお住まいの方や、複数の会社の見積もりを比べたい方に。紹介される会社が、使いたい補助金の条件(県内・市内の業者であることなど)を満たすかは会社ごとに違います。見積もりのときに、上の質問で確認してください。

出典

本ページの内容は、次の公表資料にもとづいています(2026年10月24日確認)。

  • 千葉県「住宅用設備等脱炭素化促進事業」の市町村の一覧、県の住宅用太陽光発電設備等に係るリース等導入促進事業・共同購入支援事業・ZEH導入促進事業のページと要綱
  • 千葉市(住宅用設備等脱炭素化促進事業補助金、V2H)の公式ページ・パンフレット・交付要綱
  • みらいエコ住宅2026事業、環境共創イニシアチブ(DR家庭用蓄電池)、次世代自動車振興センター(V2H)、資源エネルギー庁(FITの買取価格)
  • 各市町村の公式ページ(市川市・船橋市・松戸市・野田市・習志野市・柏市・流山市・八千代市・我孫子市・鎌ケ谷市・浦安市・印西市・白井市・栄町・成田市・佐倉市・四街道市・八街市・富里市・酒々井町・銚子市・旭市・匝瑳市・香取市・神崎町・多古町・東庄町・東金市・山武市・大網白里市・九十九里町・芝山町・横芝光町・市原市・木更津市・君津市・富津市・袖ケ浦市・館山市・鴨川市・南房総市・鋸南町・勝浦市・いすみ市・大多喜町・御宿町・茂原市・一宮町・睦沢町・長生村・白子町・長柄町・長南町)

制度の内容と受付状況は変わります。申請の前に、必ず市町村の窓口と公式サイトで確認してください。

制度の内容・金額・要件・期限は予告なく変更されることがあります。申請の前には必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。本サイトは民間の情報サイトであり、事務局ではありません。

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