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福井県で、家に太陽光発電や蓄電池を付けるときに使える補助を、国・県・17市町の公式サイトで調べました(2026年10月26日確認)。
福井県の太陽光・蓄電池の補助は、県の制度を各市町が受け付ける形で、申請は10月31日(福井市は10月30日)で締め切りました。今年度の県の補助は、これから付ける場合は使えません。額は県内で同じで、嶺南の市町は上乗せがあります。交付決定の前に契約すると対象外なので、これから業者を探す場合、今年度の補助は間に合わない可能性が高いです。
| 補助 | 太陽光 | 蓄電池 | 受付状況(2026年10月26日確認) |
|---|---|---|---|
| 県の補助(嶺北の市町で受付) | 蓄電池とセット:1kWあたり7万円・上限35万円。太陽光だけ:5万円・上限25万円 | 価格の3分の1(1kWhあたり5.1万円以内・上限25.5万円)。蓄電池だけは対象外 | 10月31日で締切(福井市は10月30日) |
| 県の補助(嶺南の市町で受付) | セット:1kWあたり10万円・上限50万円。太陽光だけ:8万円・上限40万円 | 同じ(セットの合計の上限は75.5万円) | 10月31日で締切(敦賀市・小浜市はそれより前に終了) |
| 県のV2H(県に直接申請) | ― | V2H:定額10万円(嶺南は20万円) | 12月25日まで(26件) |
県の補助:住宅の太陽光・蓄電池設備導入促進事業補助金(申請先は市町)
- 仕組み:県のチラシは申請・審査・交付決定・実績報告を「市町業務」としていて、「※申請に関するお問い合わせはお住いの市町の担当窓口まで」です。県のページは「※募集開始時期の異なる市町や未実施の市町もあるため、」としています
- 額:太陽光は「(A)蓄電池セットでの導入 7万円/kW」「(B)太陽光単独での導入 5万円/kW」で、5kWまで。嶺南は「(C)嶺南地域での導入 3万円/kW」(上限15万円)が上乗せされます。蓄電池は「蓄電池の価格(工事費込み・税抜き)の1/3の額」で、1kWhあたり5.1万円以内・上限25.5万円です
- 条件:「・J-クレジット制度への登録を行わないこと」「・FITまたはFIP制度の認定を取得しないこと」「・補助対象設備で発電する電力量の30%以上を自家消費すること」。蓄電池は太陽光の付帯設備に限り、「県では蓄電池単独での設置に対する支援は実施しておりません。」
- 順番:「※交付決定前に契約、設置等を行った場合は補助対象外となります。」。工事と支払いは2027年1月31日まで(市町によって1月29日)に終えます
- 併用:「・国または自治体等からの他の補助等を受けて事業を実施するものでないこと」
- 財源:国の地域脱炭素移行・再エネ推進交付金と、関西電力の寄附金です
FITを使わない売電について、福井市のQ&Aは、FITとは「併用できません。」としたうえで「相対取引による売電は可能です。」としています。
市町ごとの受付状況
締切の前の、各市町のページの状況です(10月29日までの確認)。今年度の受付は終わっています。
| 市町 | 受付状況 | 締切・件数など |
|---|---|---|
| 福井市 | ページは「【受付中】」のまま | 10月30日(金)で締切、60件程度の先着順。「※郵送やEメールでは受け付けません。」(窓口に持参) |
| 坂井市 | 終了の表示はない | 10月31日で締切、30件 |
| あわら市 | 6月1日に「予算上限まで残りわずかとなりました。」 | 10月31日で締切、5件。土日祝は受け付けないので、実際は10月30日(金)まで |
| 勝山市 | 終了の表示はない | ページは「令和8年10月30日(木)」まで(2026年10月30日は金曜日) |
| 大野市 | 終了の表示はない | 10月31日で締切、5件程度 |
| 永平寺町 | 「この補助金は、予算上限に達したため、受付を終了しました。」 | ― |
| 鯖江市 | 「本事業は予算額上限に達しましたので終了しました」(7月7日更新) | ― |
| 越前市 | 終了の表示はない | 10月31日で締切。積雪荷重6,000Pa以上(一部の地域は6,750Pa)の設備が条件。太陽光だけの人は、市の多雪地域対応型の太陽光の補助(1kWあたり7万円)へ |
| 南越前町 | 「申請総額が予算額に近づいているため、太陽光発電設備のみを導入する場合の申込みを受け付けています。」。あわせて「なお、太陽光発電設備と蓄電池をセットで導入する場合も、残りの予算の範囲内であれば補助金を交付できます。」 | 10月31日で締切 |
| 越前町 | 終了の表示はない(ページは3月更新) | 10月31日で締切 |
| 敦賀市(嶺南) | 「予算額に到達したため終了しました。」(8月25日更新) | ― |
| 小浜市(嶺南) | 「【受付終了】」 | ― |
| 美浜町(嶺南) | 終了の表示はない(ページは5月更新) | 10月31日で締切、4件。屋根への設置だけ |
| おおい町(嶺南) | 終了の表示はない(ページは4月更新) | 10月31日で締切、3件程度 |
| 若狭町(嶺南) | 終了の表示はない(ページは4月更新) | ページは10月30日(金)、要綱は10月31日まで、5件 |
| 高浜町(嶺南) | 終了の表示はない | ページは10月30日(金)、要領は10月31日まで。戸建てだけで、野立て・カーポート・PPAは対象外 |
池田町には、この補助や個人の住宅向けの太陽光・蓄電池の補助は見当たりませんでした。
県のV2Hの補助と、嶺南の3点セットの補助(県に直接申請)
- V2H充放電設備設置支援事業補助金:「補助額:定額10万円 (」「嶺南地域の方:定額20万円」。V2H本体の購入費が対象で、工事費は対象外です。交付決定の日より前の日付の契約書・領収書などは使えません。交付申請は12月25日まで、実績報告は2027年2月26日まで(チラシでは26件)。残りの件数の表示はありません。国のV2Hの補助と併用でき、その場合は「国補助金の交付決定通知の受領後に県補助金へ申請してください」としています。国の補助は8月27日に受付を終えていて、「国補助金の終了時は県補助金単独での申請が可能です」
- 嶺南地域の脱炭素化推進事業補助金:嶺南(敦賀市・小浜市・美浜町・高浜町・おおい町・若狭町)に住所がある人が、EVかPHV・V2H・太陽光の3点をセットで入れると定額100万円です(2027年3月31日まで)。太陽光の条件に「県内の自らが事業を営む建物を有する事務所又は事業所に補助対象設備を設置」とあり、個人の住宅にどう当てはまるかは要領から読み取れないので、県に確かめてください
V2Hの補助はV2Hの補助金にもまとめています。
国の制度:今ある家に付ける太陽光に、個人が直接申請できる補助は見当たらない
- みらいエコ住宅2026事業(リフォーム):蓄電池は「96,000円/戸」ですが、窓などの断熱改修とセットが前提です。太陽光は「×太陽光発電設備の設置工事」として対象外です。詳しくはみらいエコ住宅2026事業(リフォーム)をご覧ください
- 家庭用蓄電池のDR補助(SII)・国のV2H:どちらも受付を終えています
- 売電価格(FIT、10kW未満):「24円(~4年)」「8.3円(5~10年)」です。県の補助を受けるとFITは使えません
全国の制度は太陽光発電の補助金と蓄電池の補助金にまとめています。
県のほかの補助
県の省エネ家電キャンペーン、ふくいエコはぴねす住宅推進事業、県産材の住宅の補助には、太陽光・蓄電池は入っていません。県の共同購入や初期費用0円ソーラーの事業も見当たりませんでした。福井市のリフォームの補助(多世帯同居・空き家)は、太陽光の設置工事を対象外にしています。
補助を選ぶときの注意
- 締切:県の補助は10月31日で締め切りました(福井市は10月30日)。これから業者を探す場合は、来年度の募集の有無を確かめてください
- FIT:FIT・FIPの認定を取らないことが条件です。FITを使わない相対取引での売電はできます(福井市のQ&A)
- 蓄電池:太陽光と一緒に付ける場合だけで、蓄電池だけの申請はできません
- 嶺南:嶺南の市町は太陽光に1kWあたり3万円の上乗せがあり、V2Hも20万円です
申請の前に確認すること
- 受付:お住まいの市町で、まだ受け付けているか(予算に達した市町がある)
- 順番:交付決定の前に契約していないか
- 売電:FITの認定を取らずに設置できるか
- V2H:県のV2Hの補助(12月25日まで)を使うか
見積もりを取る前に:県の補助は締切を過ぎたので、来年度の募集を確かめる
福井県の太陽光・蓄電池の補助は、県が市町を通して出していて、申請は10月31日(福井市は10月30日)で締め切りました。交付決定の前に契約すると対象外なので、これから見積もりを取る場合、今年度の補助は間に合わない可能性が高いです。
FITの認定を取らないこと、蓄電池だけでは申請できないことも条件です。
見積もりを依頼したら、各社に次の3つを聞いてください。
- 「市町の補助の交付決定を待ってから契約できますか」
交付決定の前に契約・設置すると対象外です - 「FITの認定を取らずに設置できますか」
県の補助は、FIT・FIPの認定を取らないことが条件です - 「来年度の補助を待つ場合、いつごろ契約すればよいですか」
今年度の受付は5月1日に始まっています
公式サイトで確認できます
申請先はお住まいの市町です。市町のページで受付状況を確認してください。
補助が使えるかと、業者や製品の質は別の話です。見積もりは複数で比べてください。
見積もりを取る
複数社から見積もりを取ると、補助金を含めた総額を比べられます。その際も、上の3つの質問は必ず聞いてください。
タイナビ(運営:株式会社グッドフェローズ)は、住宅用の太陽光発電の無料の一括見積もりサービスで、全国が対象です。複数の会社の見積もりを比べたい方に。設置には機器代と工事費がかかり、電気代が下がる額は家の電気の使い方や設備の容量で違います。補助金を受け取れるかは、各制度の条件と予算によります。紹介される会社が、使いたい補助金の条件(県内・市内の業者であることなど)を満たすかは会社ごとに違います。見積もりのときに、上の質問で確認してください。
ソーラーパートナーズ(運営:株式会社ソーラーパートナーズ)は、住宅用の太陽光発電・蓄電池の無料の見積もりサービスで、全国が対象です。紹介されるのは、自社で工事まで行う施工会社です(2026年10月28日に公式サイトで確認)。地元の会社に見積もりを頼みたい方に。紹介される会社が、使いたい補助金の条件(県内・市内の業者であることなど)を満たすかは会社ごとに違います。見積もりのときに、上の質問で確認してください。
出典
本ページの内容は、次の公表資料にもとづいています(2026年10月26日確認)。
- 福井県「住宅の太陽光・蓄電池設備導入促進事業補助金」とチラシ・補助金便覧、福井県「V2H充放電設備設置支援事業補助金」、嶺南地域の脱炭素化推進事業補助金
- 福井市・坂井市・越前市・敦賀市ほか各市町の公式ページ
- みらいエコ住宅2026事業、環境共創イニシアチブ(DR家庭用蓄電池)、次世代自動車振興センター(V2H)、資源エネルギー庁(FITの買取価格)
- 各市町の公式ページ(17市町)
制度の内容と受付状況は変わります。申請の前に、必ずお住まいの市町の窓口と公式サイトで確認してください。
制度の内容・金額・要件・期限は予告なく変更されることがあります。申請の前には必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。本サイトは民間の情報サイトであり、事務局ではありません。
