三重県のリフォーム・エコキュート補助金2026|県は一般的なリフォームを補助せず、エコキュートは国の7万円が中心。伊勢市の補助(工事費の10%・上限5万円)も予算に達して受付終了

本ページにはプロモーション(広告)が含まれます。

三重県で、住宅のリフォームやエコキュートなどの給湯器の交換に使える補助を、県・市町・国の公式サイトで調べました(2026年9月26日に確認)。

結論から言うと、三重県には一般的なリフォームやエコキュートに使える県の補助はなく、国の補助と一部の市町の補助が中心です。県のページには「外壁改修(塗装の塗り替え工事等)、内装改修、水回り設備の改修など、一般的なリフォーム工事に対する補助は行っておりません」とあります。エコキュートは国の給湯省エネ2026事業(1台7万円から)が中心です。市町のエコキュート補助では、多気町に1件2万円の制度がありますが、住宅用太陽光発電設備との同時設置が条件です。エコキュート単独の交換には使えません。一般的なリフォームの補助は、伊勢市(工事費の10%、上限5万円)などに限られますが、伊勢市は予算額に達して受付を終えました。

工事ごとの早見表

工事三重県国市町(この記事で確認した例)
エコキュートなし(省エネ家電キャンペーンは令和7年度に実施。令和8年度の実施は見当たらない)給湯省エネ2026事業:1台7万円(性能加算で+3万円)多気町(1件2万円。住宅用太陽光発電設備と同時に設置する場合だけ)
エネファームなし給湯省エネ2026事業:1台17万円四日市市(6万円)、津市(6万円)、松阪市(4万円。太陽光発電の同時設置か設置済みが条件)
一般的なリフォーム(屋根・外壁・内装・水回りなど)「一般的なリフォーム工事に対する補助は行っておりません」みらいエコ住宅2026事業(断熱改修とセットが条件)、長期優良住宅化リフォーム推進事業伊勢市(工事費〈税抜〉の10%、上限5万円)・紀北町とも受付終了
窓・断熱なし先進的窓リノベ2026事業・みらいエコ住宅2026事業松阪市(断熱窓改修:費用の2分の1、上限4万円)
耐震補強と同時のリフォーム、移住者の空き家リフォーム市町が補助する場合に、県も費用の一部を補助(耐震と同時のリフォームは、リフォーム分の3分の1かつ20万円が上限)―市町ごとに違う(申込みは市町)

県内29市町の住宅・環境の補助のページと各制度の要綱で、令和8年度の内容を確認しました。移住者の空き家リフォームや三世代同居のリフォームの補助は多くの市町にありますが、この記事では詳しく扱っていません。お住まいの市町の窓口にも確認してください。

三重県の補助:一般的なリフォームは対象外

県のリフォームの案内(住宅政策課)によると、県が補助するのは、昭和56年5月以前の木造住宅の耐震補強工事と同時に行うリフォーム工事と、移住者が空き家に住むために必要なリフォーム工事や、空き家を店舗等に使うためのリフォーム工事で、どちらも住宅のある市町が補助する場合に、県もその費用の一部を補助する仕組みです。

  • 耐震補強と同時に行うリフォームは、耐震補強工事の補助に加え、リフォーム工事分の3分の1かつ20万円を上限に補助します。申込み・要件は市町ごとです
  • 移住者の空き家リフォームは、空き家のある市町以外に住む人の移住に伴う工事などが対象で、補助を行っていない市町もあります
  • 「外壁改修(塗装の塗り替え工事等)、内装改修、水回り設備の改修など、一般的なリフォーム工事に対する補助は行っておりません」

県のみえデコ活!省エネ家電購入応援キャンペーン(統一省エネラベル★4以上のエコキュートも対象)は、令和7年8月1日〜12月31日に購入したものが対象で、すでに終わっています。令和8年度に実施するという案内は、県のページには見当たりません(9月26日確認)。県の令和8年度の個人向け太陽光発電設備等設置費補助金(市町を通じて交付)の対象は、太陽光発電設備と蓄電池です。

国の給湯省エネ2026事業

国の給湯省エネ2026事業は、エコキュート1台7万円(性能加算の要件を満たす機器は+3万円)、ハイブリッド給湯機1台10万円(+2万円)、エネファーム1台17万円です。リフォームで古い機器を撤去する場合は、電気蓄熱暖房機の撤去が1台4万円(2台まで)、電気温水器の撤去が1台2万円上乗せされます(撤去加算は別枠の予算で、給湯器の交付申請と同時に申請する必要があります)。申請するのは事務局に登録した事業者で、交付申請の期限は遅くとも2026年12月31日です(予算がなくなれば早まります)。

自治体の補助との併用について、給湯省エネ2026事業の公式サイトには、「同一の高効率給湯器に対して、重複して国の他の補助制度から補助を受けることはできません。なお、地方公共団体の補助制度については、国費が充当されているものを除き、併用可能です。」とあります。

市町の給湯器の補助:エコキュートは多気町(太陽光と同時設置)、エネファームは四日市市・津市・松阪市

市町補助額主な条件申請の時期受付の状況
多気町CO2冷媒ヒートポンプ給湯器(エコキュート)1件2万円(定額)住宅太陽光発電システムと同時に設置するもの(町の補助金等交付規則の別表)。太陽光発電設備はシャープ株式会社の製品に限る。未使用品。アパート等の共同住宅は対象外工事着手(契約か着工の早い方)の前。実績報告は完了から2週間以内か3月31日の早い日まで残りの予算の公表はなし
四日市市燃料電池設備(エネファーム)1件6万円「デコ活」に賛同し宣言すること。リースは対象外未着工で申請し、交付決定の後に着工年度内に完了する分の予算の残りは735万円(残り6%。10月16日時点)
津市家庭用燃料電池システム(エネファーム)1件6万円1年度内に1回まで設置工事に着手する日の10日前までに申請「予算が残りわずかになっていますので、現状について電話でお問い合わせください。」(9月25日更新)
松阪市家庭用燃料電池(エネファーム)4万円(太陽光発電を同時に付ける場合は太陽光に2万円加算)太陽光発電システムを同時に設置するか、設置済みであること。申請時に市内に住所があり、その住宅に住んでいること設置の後(設置完了日〈保証開始日〉から90日以内)予算額に達した時点で終了(残りの予算の公表はなし)
  • 津市のよくある質問では、「エコキュートは補助対象ではありません。」とされています。国などの他の補助金との併用は「併用を考えている補助金で併用不可の規定がない場合は、併用可能です。」とあります
  • 松阪市は「本補助金は基本的にはほかの補助金との併用が可能です。」としています(市の太陽光発電設備等設置費補助金とは併用不可)。エネファームの申請には「くらしカーボンニュートラルクラブ」の入会申込書の提出が条件です
  • 四日市市は、令和8年度中に着工して令和9年度に完了する工事の分を別の予算で受け付けていて、こちらは残り50%(10月29日時点)です
  • 多気町のエコキュートの補助は、エコキュート単独の交換には使えません。町の補助金等交付規則の別表で、CO2冷媒ヒートポンプ給湯器は「住宅太陽光発電システムと同時に設置するもの」とされています(町のページに掲載の交付要綱には、この同時設置の記載はありません。給湯効率の基準は、交付要綱では年間給湯効率3.3以上か年間給湯保温効率3.4以上〈JIS〉)

一般的なリフォームの補助:伊勢市・紀北町とも受付終了

伊勢市:住宅リフォーム促進事業補助金

  • 補助額は、工事費(税抜)の10%で、上限5万円です(千円未満切り捨て)。交付決定の後に着工する、工事費(税抜)20万円以上の工事が対象です
  • 市内に本社・本店がある法人か、市内の個人事業者によるリフォーム工事が対象です
  • 対象者は、市に住民登録して住んでいる個人(実績報告までに住民登録して住み始める人も可)で、世帯全員に市区町村税の滞納がないことが条件です
  • 必ず着工の前に申請します。申請は窓口で受け付けていて、メール・ファクス・郵送・支所での申請は受け付けていません。実績報告は、完工後30日以内か2027年3月31日の早い日までです
  • 予算1,000万円に達して、今年度の受付は終わりました。市のページは「予算額に達しましたので、受付を終了しました。」としています(10月24日確認)
  • 対象外の工事に「単に機器等の設置・取替えのみの工事(エアコン、IHクッキング、網戸等)」と「他の補助制度を利用する工事」があります。給湯器の交換だけの工事が対象になるかは、申請の前に市に確認してください

紀北町の住宅リフォーム補助金(町内業者の工事で、工事費〈消費税を除く〉の2分の1、上限10万円)は、2026年5月18日〜29日に申請を受け付けたもので、今年度の受付は終わっています。町の広報では、対象外の設備・器具として給湯器が挙がっていました。

このほか、移住者の空き家リフォームや三世代同居・近居のリフォームを補助する市町が多くあります(例:伊勢市の空家リフォーム促進事業、松阪市の三世代同居・近居支援、四日市市の三世代同居等の補助)。条件は制度ごとに大きく違うので、お住まいの市町で確認してください。

主な市町の状況

市町給湯器・リフォームに使える市町の補助(この記事で確認した範囲)
津市エネファーム(6万円。予算は残りわずか)。エコキュートは対象外
四日市市エネファーム(6万円)
伊勢市一般的なリフォーム(工事費の10%、上限5万円)。予算に達して受付終了
松阪市エネファーム(4万円。太陽光発電が条件)、断熱窓改修(費用の2分の1、上限4万円)
多気町エコキュート(1件2万円。住宅用太陽光発電設備と同時に設置する場合だけ)
紀北町一般的なリフォーム(5月に受付終了。給湯器は対象外)
川越町新エネルギーシステム設置費補助金は「令和8年3月31日をもって廃止」
東員町省エネ家電の補助は令和8年度はエアコンのみ
桑名市・鈴鹿市・名張市・亀山市・伊賀市・いなべ市・志摩市ほか給湯器・一般的なリフォームの補助は見当たらない(太陽光発電・蓄電池や、空き家・移住の補助はある市町もある)

窓・断熱:松阪市の断熱窓改修

窓の断熱改修なら、国の先進的窓リノベ2026事業が中心です。松阪市の脱炭素化住宅等促進補助金には断熱窓改修の区分があり、補助対象経費の2分の1(上限4万円)です。先進的窓リノベ事業・みらいエコ住宅事業などで補助対象として登録されている窓・ガラスで、設置の費用の合計が税込20万円を上回るものが対象で、国の補助事業の交付決定日から90日以内(国の補助を使わない場合は工事費用の支払日から90日以内)に申請します。

申請の時期は、制度によって工事の前と後に分かれます

  • 工事の前に申請:伊勢市のリフォーム(着工の前)、多気町(契約か着工の早い方の前)、四日市市(交付決定の後に着工)、津市(着工の10日前まで)
  • 設置の後に申請:松阪市(エネファームは保証開始日から90日以内、断熱窓は国の交付決定日から90日以内)
  • 国の給湯省エネ・窓リノベ・みらいエコ:登録事業者が、工事の後に交付申請します(遅くとも2026年12月31日まで)

次に読む

見積もりを取る前に:国の登録事業者か、市町の補助の申請時期を確認する

三重県内でエコキュートに使える補助は、多くの地域で国の給湯省エネ2026事業だけです。国の補助は事務局に登録した事業者が申請し、自分で買った機器の取付けだけを頼む形(施主支給)は対象外です。

市町の補助は、着工(契約)の前に申請するものが多くあります。伊勢市のリフォーム補助は着工の前、多気町は契約か着工の早い方の前、四日市市は着工の3週間前まで、津市は着工の10日前までです。松阪市は設置の後に申請します。

伊勢市のリフォーム補助は、市内に本社・本店がある法人か、市内の個人事業者の工事が条件です。

見積もりを依頼したら、各社に次の3つを聞いてください。

  • 「国の給湯省エネ2026事業の登録事業者ですか」
    登録事業者でないと、国の補助(エコキュートは1台7万円から)は申請できません
  • 「市町の補助の申請に間に合う日程で工事できますか」
    着工の前に申請が必要な補助は、先に工事を始めると対象外になります
  • 「工事の前の写真を撮ってもらえますか」
    多気町・紀北町などは、申請に工事前の写真が要ります

公式サイトで確認できます

住宅省エネ支援事業者の検索(住宅省エネ2026キャンペーン)

国の登録事業者を、都道府県や工事の種類で探せます。載っているのは公表を希望した事業者だけなので、検索に出てこない事業者には直接確認してください。市町の補助の条件に合う業者かどうかは、この検索では分かりません。

国の各事業の公式サイトには「登録により国や事務局が優良な事業者として認定するものではありません。」と書かれています。登録の有無で分かるのは補助金を申請できるかどうかなので、見積もりの内容は別に比べてください。

見積もりを取る

複数社から見積もりを取ると、補助金を含めた総額を比べられます。その際も、上の3つの質問は必ず聞いてください。

リショップナビ(運営:株式会社じげん)は、無料の一括見積もりサービスです。申し込むと電話で希望の確認があり、条件に合うリフォーム会社を最大5社紹介してもらえます。紹介される会社が、使いたい補助金の条件を満たすかどうかは、会社ごとに違います。見積もりのときに、上の質問で確認してください。

出典

本ページの内容は、次の公表資料にもとづいています(2026年9月26日確認)。

予算の状況は変わります。市町の補助は、予算に達すると年度の途中でも締め切られます。申請の前に必ず各制度の公式サイトで最新の状況を確認してください。

制度の内容・金額・要件・期限は予告なく変更されることがあります。申請の前には必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。本サイトは民間の情報サイトであり、事務局ではありません。

タイトルとURLをコピーしました