福井県のエコキュート補助金2026|県のふくいはぴコイン4万円分。国との併用は公式案内が食い違うため要確認。池田町は上限40万円

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福井県で、エコキュートなどの給湯器の交換に使える補助を、県・市町・国の公式サイトで調べました(2026年9月26日に確認)。

結論から言うと、エコキュートに使える補助は、国の給湯省エネ2026事業(1台7万円から)と、県の省エネ家電購入応援キャンペーン(ふくいはぴコイン4万円分)、それに一部の市町の補助です。県のキャンペーンは国の給湯省エネ2026事業との併用を「可能」と案内していますが、給湯省エネ2026事業の公式ルールでは、国費が充当された自治体の補助とは併用できず、県のキャンペーンは国の交付金を活用しています。公開情報だけでは整合しないので、両方を使う場合は申請前に県のキャンペーンの窓口へ確認してください(国の側は、自治体の補助と併用できるかは自治体に確認するよう案内しています)。県のキャンペーンは2026年12月31日までで、参加店舗で支払いをする取引が対象です。市町の補助で給湯器の交換だけに使えるのは、この記事で確認した範囲では池田町(費用の2分の1、上限40万円)だけで、越前市・鯖江市の給湯器の補助は予算に達して受付を終えています。

制度ごとの早見表

制度補助額主な条件期限・申請の時期
国:給湯省エネ2026事業エコキュート7万円(性能加算で+3万円)、ハイブリッド給湯機10万円(+2万円)、エネファーム17万円事務局に登録した事業者が申請。施主支給は対象外工事の後に事業者が交付申請(遅くとも2026年12月31日)
県:省エネ家電購入応援キャンペーン(ふくいはぴコイン)エコキュート・ハイブリッド給湯器・エネファームは4万円分参加店舗で購入し、その場で支払う。本体価格が税込20万円以上。国の給湯省エネとの併用は、公式案内が食い違うため申請前に要確認2026年12月31日まで(予算がなくなれば終了)。チャージ券は購入・支払いのときに店でもらう
池田町:脱炭素自然冷媒ヒートポンプ給湯器(エコキュート)設置事業補助金補助対象経費(撤去費・消費税を含む)の2分の1、1台上限40万円(1世帯2台まで)町内に住む人(年度内に転入する人も可)。エコキュートだけが対象購入の前に申請(2027年3月31日まで。予算に達したら終了)
越前市:高効率給湯器購入補助金施工費(税抜)の2分の1、上限40万円既存の給湯器から30%以上の省CO2効果がある高効率給湯器への入替え予算上限に達して受付終了(7月27日更新のページ)
鯖江市:高効率給湯器購入支援事業費用の2分の1、上限10万円市内の戸建住宅に住む人予算額上限に達して終了(5月29日更新のページ)

県内17市町の住宅・環境の補助のページと各制度の要綱で、令和8年度の内容を確認しました。多世帯同居・空き家・移住などの住宅補助の中には、条件を満たせば給湯器の工事も対象になるものがあります(下の「主な市町の状況」)。

県のキャンペーン:エコキュートは4万円分のふくいはぴコイン

福井県は、国の「物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金/重点支援地方交付金」を活用して、省エネ性能の高い家電を買った県民に、デジタル地域通貨「ふくいはぴコイン」を出す「省エネ家電購入応援キャンペーン」を行っています。キャンペーン期間は2026年4月24日〜12月31日で、予算の上限に達すると期間中でも終わります。

品目省エネ性能などの条件本体価格(税込)ふくいはぴコイン
エコキュート統一省エネラベルの多段階評価点4.0以上で、資源エネルギー庁「省エネ型製品情報サイト」に掲載があるもの20万円以上40,000円分
ハイブリッド給湯器国の「高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金」(給湯省エネ事業)の補助対象機器20万円以上40,000円分
エネファーム(同上)20万円以上40,000円分
  • 対象は、福井県内に住み、買った製品を県内で使う個人です。家庭以外での設置・利用を目的とする購入や、中古品は対象外です
  • 本体の価格は、運搬料・据付費・家電リサイクル料金などを除いた本体のみで、税込20万円以上であることが必要です
  • 「現金やクレジットカード、QR決済など決済行為が発生する取引方法が対象となります。」キャンペーンサイトは「契約書での取り引き(新築・リフォームなど)は、現に支払いが発生しないため、対象外となります。」としています。キャンペーンの開始より前に支払った製品も対象外です。参加店向けのよくある質問では、対象かどうかは支払い・決済がキャンペーン期間(2026年4月24日〜12月31日)に行われたかで判断し(契約日・設置日は問わない)、前払い・後払い・分割払い・頭金・手付金なども期間内の支払いなら金額に関わらず対象、振込は12月31日着金分まで、ショッピングクレジットは12月31日当日承認分までとされています
  • チャージ券は、参加店舗で購入・支払いを済ませ、利用者記録表に記入した後、その場で受け取ります。購入の際に、キャンペーンを使いたいと店に伝えます。チャージ券は、対象製品の品目ごとに1人1回までです
  • ポイントは、スマートフォンアプリ「ふくアプリ」でチャージ券のQRを読み取って受け取ります(読み取り期限は2027年1月31日、ポイントの有効期限は2027年3月22日)。ふくいはぴコインの加盟店で使えますが、対象製品の購入そのものには使えません
  • スマートフォンがない人は、申請書にレシートか領収書の写し・本人確認書類の写しを貼り、未使用のチャージ券と一緒に郵送すると、同額相当の商品券が送られます(2027年1月31日必着)
  • チャージ券は店ごとの手持ちがなくなると配布終了です。参加店向けのお知らせでは、8月3日に「チャージ券の在庫が僅少」として店からの追加依頼が最後の1回とされ、8月10日で締め切られました。9月18日のお知らせでは、店の残りが1枚になった場合はエコキュート・ハイブリッド給湯器・エネファームの購入者には配らないよう案内されています
  • 参加店舗の一覧(9月26日時点で426件)のうち、12件に「省エネ家電キャンペーンチャージ券配布終了」と表示されています。残りの予算の公表は、キャンペーンサイトと県のページには見当たりません(9月26日確認)。買う前に、店にエコキュート用のチャージ券が残っているかを確認してください

国の給湯省エネ2026事業

国の給湯省エネ2026事業は、エコキュート1台7万円(性能加算の要件を満たす機器は+3万円)、ハイブリッド給湯機1台10万円(+2万円)、エネファーム1台17万円です。リフォームで古い機器を撤去する場合は、電気蓄熱暖房機の撤去が1台4万円(2台まで)、電気温水器の撤去が1台2万円上乗せされます(撤去加算は別枠の予算で、給湯器の交付申請と同時に申請する必要があります)。申請するのは事務局に登録した事業者で、交付申請の期限は遅くとも2026年12月31日です(予算がなくなれば早まります)。

国の給湯省エネ2026事業と、県のポイントの併用:申請前に確認を

県のキャンペーンの参加店向けページには、2026年5月1日のお知らせとして「調査の結果、「みらいエコ住宅2026」および「給湯省エネ2026事業」は、本キャンペーンと【併用可能】になります。」とあります(それまでの案内に変更が重なったことへのお詫びも添えられています)。

一方、国の給湯省エネ2026事業の公式サイトには、「同一の高効率給湯器に対して、重複して国の他の補助制度から補助を受けることはできません。なお、地方公共団体の補助制度については、国費が充当されているものを除き、併用可能です。」とあります。県のキャンペーンは、国の「物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金/重点支援地方交付金」を活用しています。

福井県のキャンペーンの案内では併用可能とされていますが、国側の併用ルールとは食い違いがあり、公開情報だけでは整合しません。県のポイントと国の給湯省エネを両方使う場合は、申請前に県のキャンペーンの窓口へ確認し、回答を記録に残してください。住宅省エネ2026キャンペーンの公式サイトは、国費が充当されている制度との併用について「詳細については、各地方公共団体にお問い合わせください。」としていて、給湯省エネ2026事業の手引きにも、自治体の補助との併用可否は「本キャンペーンでは回答しかねます。」と書かれています。

額は、エコキュートの場合、国が1台7万円から(性能加算の要件を満たす機器は10万円。古い機器の撤去加算もあり)、県が4万円分です。国の補助は事務局に登録した事業者が工事の後に申請し、県のポイントは参加店舗で支払いをしたときにチャージ券をもらいます。両方を使いたい場合は、見積もりの段階で店・業者に伝えてください。

市町の給湯器の補助:池田町(越前市・鯖江市は受付終了)

池田町:脱炭素自然冷媒ヒートポンプ給湯器(エコキュート)設置事業補助金

  • 補助額は、補助対象経費の2分の1で、1台につき上限40万円です(1,000円未満切り捨て)。補助対象経費には、機器の購入費、設置工事費(既存設備の撤去費を含む)、消費税が入ります。リースの場合はリース料総額が対象です。1世帯につき2台までです
  • 対象は、省エネ法のトップランナー制度で、申請時点の目標基準値以上の性能を備えた自然冷媒ヒートポンプ給湯器(エコキュート)です
  • 対象者は、申請時に町内に住む人か、町内に住宅を建築・購入して年度内に転居・転入する予定の人です。世帯全員に町税等の滞納がないこと、町の「エネルギーの地産地消の取り組みに賛同、参加する意思を有すること」も条件です。住宅の所有者と申請者が違う場合は、所有者の同意が要ります
  • 購入の前に申請し、町の交付決定の通知が届いてから購入・設置します。申請期間は2026年4月15日〜2027年3月31日で、申請の総額が予算の上限に達した時点で受付を終わります(残りの予算の公表はなし)
  • 設置が終わったら、完了から60日以内に実績報告を出します。設置の前後の写真(設備の全景と、製造年・型式などが分かる写真)が要るので、今の給湯器を撤去する前に撮っておきます
  • 県のキャンペーンの参加店向けのよくある質問では、池田町のこの補助は県のキャンペーンと「併用は可能です」とされています。国の給湯省エネとの関係は、町のページ・要綱に定めがないので、重ねる場合は申請の前に町に確認してください

越前市・鯖江市:今年度の受付は終了

  • 越前市の高効率給湯器購入補助金(既存の給湯器を30%以上の省CO2効果がある高効率給湯器に入れ替える工事に、施工費〈税抜〉の2分の1、上限40万円)は、「予算上限に達しましたので、今年度の受付は終了いたします。」となっています(2026年7月27日更新)。市のページには「国の予算を財源とした他の補助事業等との併用はできません」ともありました
  • 鯖江市の高効率給湯器購入支援事業(費用の2分の1、上限10万円)は、「本事業は予算額上限に達しましたので終了しました。」となっています(2026年5月29日更新)
  • 県のキャンペーンの参加店向けのよくある質問では、越前市の高効率給湯器購入補助金と、鯖江市の省エネ家電購入支援事業・高効率給湯器購入支援事業は、県のキャンペーンと【併用不可】とされています

主な市町の状況

この記事で公式ページを確認した市町の状況は、次のとおりです。

市町給湯器に使える市町の補助(この記事で確認した範囲)
福井市見当たらない(市の住まいづくり支援制度の一覧では、給湯器は国の給湯省エネ事業だけ。ふくいの住まい支援事業の取得・リフォーム支援は予算に達して終了)
敦賀市見当たらない(多世帯同居・空き家のリフォーム支援は「太陽光発電設備、ペレットストーブ、高効率給湯器(エコキュート等)の設置」を対象外にしている)
小浜市見当たらない(住まい支援事業は令和8年度分が予算上限で受付終了)
大野市暮らし住まいづくり支援事業:市の事業で買った中古住宅のリフォームなどで、省エネリフォームの1つとして「高効率給湯器の導入」を選べる(市内業者の施工、工事費50万円以上。着工前に申請)
勝山市見当たらない
鯖江市高効率給湯器購入支援事業は受付終了
あわら市多世帯同居リフォーム支援事業:対象外の工事の例に「太陽光発電、(高効率給湯器を除く)給湯器設備等の設置工事」とある(高効率給湯器が対象になるかは市に確認)
越前市高効率給湯器購入補助金は受付終了
坂井市単に給湯器をエコキュートに入れ替える場合の市の補助はない(多世帯同居のリフォーム・空家改修・新婚世帯の改修の中で、エコキュートの設置を一部補助)
永平寺町・南越前町・越前町・美浜町・おおい町・若狭町見当たらない
池田町エコキュート設置事業補助金(上で説明)
高浜町住宅・店舗リフォーム支援事業:町内業者の施工で、住宅は工事費の20%(上限30万円、工事費30万円以上)。給湯器の記載はなく、要綱は「家具、調度品、電気器具その他の設備品にかかる工事」を対象外にしているので、給湯器の交換が対象かは町に確認。町は、予算の残りがわずかだと案内しています(10月7日更新)

断熱リフォームと一緒なら:県のふくいエコはぴねす住宅推進事業

給湯器の交換にあわせて断熱改修もする場合は、県のふくいエコはぴねす住宅推進事業補助金が候補です。既存住宅の省エネ改修の補助額(定額)は、次のとおりです(< >は子育て世帯・若者夫婦世帯・UIターン世帯)。

  • 全体改修住宅:50万円<100万円>、ゾーン改修住宅:20万円<40万円>、部分改修住宅:5万円<10万円>
  • ふくいエコはぴねす住宅認証事業者(一定の要件を満たした県内事業者)による設計・施工が必須で、補助金の申請も事業者が行い、建築主に還元します
  • 令和8年3月19日以降に工事請負契約を結び、断熱工事の着手までに交付申請したものが対象です。募集は2027年2月28日まで(予定)で、予算の上限に達した時点で受付を停止します
  • 県のページには「本補助金は、【省エネ住宅に関する国の補助(住宅省エネ2026キャンペーン)】などと併用可能です。」とあります

申請の時期は、制度によって違います

  • 購入の前に申請:池田町(交付決定の後に購入・設置)
  • 購入・支払いのときにチャージ券:県のキャンペーン(2026年12月31日まで。QRの読み取りは2027年1月31日まで)
  • 国の給湯省エネ:登録事業者が、工事の後に交付申請します(遅くとも2026年12月31日まで)
  • 工事の前に申請:県のふくいエコはぴねす(断熱工事の着手まで)、大野市・あわら市・高浜町のリフォームの補助

エアコンの買い替えの補助

福井市の高齢者向けの補助(65歳以上のみの非課税世帯、上限5万円)は、9月30日で今年度の受付を終えました。市ごとの受付状況はエアコンの補助金がある市にまとめています。

次に読む

見積もりを取る前に:国と県の補助を両方使えるかを確認する

国の給湯省エネ2026事業と県のふくいはぴコインを同じエコキュートに両方使えるかは、公式案内が食い違っています。両方を使う場合は、申請前に県のキャンペーンの窓口へ確認してください(国の側は、自治体の補助と併用できるかは自治体に確認するよう案内しています)。国は事務局に登録した事業者が申請し、県はキャンペーンの参加店舗で支払いをしたときにチャージ券をもらいます。

県のキャンペーンは、参加店舗で支払いをする取引が対象です。「契約書での取り引き(新築・リフォームなど)」は対象外です。参加店舗はふくいはぴコインの参加店舗一覧で探せます(9月26日時点で426件。うち12件は「チャージ券配布終了」)。

池田町の補助は、購入の前に申請します。交付決定の通知が届いてから購入・設置します。

見積もりを依頼したら、各社に次の3つを聞いてください。

  • 「国の給湯省エネ2026事業の登録事業者ですか」
    国の補助(エコキュートは1台7万円から)を使うなら、登録事業者に頼む必要があります。県のポイントと両方使いたい場合は、県のキャンペーンの窓口で併用できるかを確認し、その回答を業者にも伝えてください
  • 「県のキャンペーンの参加店舗ですか。チャージ券はまだ配っていますか」
    県のポイント(4万円分)を使うなら、参加店舗で本体価格が税込20万円以上の製品を買い、期間内に支払うことが条件です。店のチャージ券の追加は8月10日で締め切られているので、エコキュート用のチャージ券が残っているかを確かめてください
  • 「見積もりで、本体の価格と工事費を分けて書けますか」
    県のキャンペーンは運搬料・据付費などを除いた本体の価格で条件を見ます

公式サイトで確認できます

住宅省エネ支援事業者の検索(住宅省エネ2026キャンペーン)

国の登録事業者を、都道府県や工事の種類で探せます。載っているのは公表を希望した事業者だけなので、検索に出てこない事業者には直接確認してください。県のキャンペーンの参加店舗か、池田町の補助の条件に合う業者かどうかは、この検索では分かりません。

国の各事業の公式サイトには「登録により国や事務局が優良な事業者として認定するものではありません。」と書かれています。登録の有無で分かるのは補助金を申請できるかどうかなので、見積もりの内容は別に比べてください。

見積もりを取る

複数社から見積もりを取ると、補助金を含めた総額を比べられます。その際も、上の3つの質問は必ず聞いてください。

リショップナビ(運営:株式会社じげん)は、無料の一括見積もりサービスです。申し込むと電話で希望の確認があり、条件に合うリフォーム会社を最大5社紹介してもらえます。紹介される会社が、使いたい補助金の条件を満たすかどうかは、会社ごとに違います。見積もりのときに、上の質問で確認してください。

出典

本ページの内容は、次の公表資料にもとづいています(2026年9月26日確認)。

予算の状況は変わります。県のキャンペーンや市町の補助は、予算に達すると期間の途中でも締め切られます。申請の前に必ず各制度の公式サイトで最新の状況を確認してください。

制度の内容・金額・要件・期限は予告なく変更されることがあります。申請の前には必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。本サイトは民間の情報サイトであり、事務局ではありません。

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