LED照明の補助金2026|家庭の国の補助はなく、東京ゼロエミポイント(器具4,000〜6,000円)や7県・市町村の補助。器具の買い替えが条件で、電球だけは対象外が多い。事業者向けも

蛍光灯の照明をLEDに替えたい。補助金は使えるのか。家庭がLED照明に替えるときの国の補助は見つかりませんでした。使えるのは、東京都や一部の県・市町村の補助です。会社やお店のLED化には、国や都道府県・市区町村の補助があります。

家庭事業者(会社・お店)
国見つからなかった(国のリフォームの補助の対象工事に照明は入っていない)制御機能付きのLED照明器具に費用の1/3(設備費だけ)
都県東京都(器具1台4,000〜6,000円)、富山・石川・長野・岡山・山口・高知・鳥取東京都(2/3〜3/4)、岩手県など
市区町村1/2・上限1万〜3万円が多い。都内は西東京市・荒川区など1/2・上限50万円が多い

家庭:国の補助は見つからなかった

国の住宅リフォームの補助(みらいエコ住宅2026)の補助対象工事の一覧(①〜⑨)には、照明は入っていません。

家庭:都県の補助(2026年10月22日確認)

都県LED照明の額主な条件・受付状況
東京都(東京ゼロエミポイント)LED照明器具1台:購入のみ4,000円、取替作業費がかかる場合6,000円(登録店で買うとその場で値引き)対象機器は「エアコン、冷蔵庫、給湯器、LED照明器具」。住宅の屋内に固定して使う器具で、買い替えが対象。期間は2027年3月31日まで。10月22日は公式サイトがメンテナンス中で、受付状況を確かめられませんでした
富山県シーリング・ペンダント(★4以上)1,000円(地域協力店は2倍)買った後に申請。12月25日まで。11月2日時点で予算の38.0%
石川県★4.0以上 2,000ポイント買った後に申請。購入は2027年1月17日まで。11月1日時点で予算の85.6%
長野県シーリング・ペンダント(★4以上)2,000円(2倍コースは4,000円)買った後に申請。購入は2027年1月31日まで
岡山県購入額の1/4(1世帯1式まで)。1/4が5,000円未満なら交付なし買った後に申請。購入は12月31日まで。11月3日時点で予算の54.3%
山口県★3.5以上 2,500ポイント(地域協力店は5,000ポイント)買った後に申請。2027年1月31日まで。11月3日時点で予算の62.6%
高知県家電などの購入額の合計に応じて5,000〜30,000円(現金)シーリング・ペンダント(★4以上)が対象。購入は12月31日まで。11月3日時点で予算の73.2%
鳥取県製品価格に応じて1,000〜10,000円(店頭で値引き、1世帯1回・上限1万円)LED照明器具への買い替えだけが対象(買い替える前の器具の写真が必要)。購入は12月31日まで。10月19日時点の残り予算は約2.16億円

滋賀県は、調光できるLED照明を太陽光発電・高効率給湯器・断熱設備のどれかと一緒に入れる場合だけ(1/2・上限1万円)です。福島県のキャンペーンは購入が9月30日で終わりました(申請は10月31日で締切)。埼玉県の家庭向けの補助にLED照明は入っていません。ほかの道府県で家庭向けのLEDの補助は見つかりませんでした(すべての県のページを確かめたわけではありません)。家電の県の補助は省エネ家電の補助金にまとめています。

家庭:主な市区町村の補助(東日本、2026年10月22日確認)

市区町村内容
東京都の市区西東京市(蛍光灯などの器具からの買い替え。税抜8,000円以上の器具は1台4,000円、8,000円未満は購入額の1/2、上限25万円。電球だけ・新規設置は対象外。12月25日まで)、荒川区(直管型のLED照明器具だけ。本体の1/2・上限30万〜35万円。2027年2月26日まで)、品川区(住宅改善工事助成の対象工事の1つにLED照明器具の設置。工事費の10%・上限20万円、工事費10万円以上・区内の業者・工事前に申込)。江東区・杉並区・文京区・中央区などのLEDの補助は、集合住宅の共用部や事業所だけが対象で、個人の住宅は対象外です
そのほか桐生市(1/2・上限10万円、市内の販売店。2027年2月26日まで)、佐久市(LED電球も対象。市内に本店の店で1/2・上限5千円)、二宮町(1基2,500円・4基まで)、浦幌町(1/2・上限5万円、町内の事業者、事前申込が必要)、仙台市(断熱改修と一緒に行うLED照明の交換工事 上限5万円。第3回は12月1日〜10日、申込多数なら抽選)。調布市(予算の上限に近づき8月20日まで)・新座市(8月3日)は受付終了

家庭:主な市区町村の補助(西日本、2026年10月22日確認)

地域市区町村と内容
北陸・東海・近畿坂井市(1/2・上限2万円、市内の電気商店)、関市(1/2・上限1万円)、下呂市(1/2・上限1万円。買う前に申請。11月9日から再募集)、近江八幡市(本体価格の1/2・上限2万円)、東近江市(1/2・上限2万円、電球だけの交換も可)
中国・四国湯梨浜町(1台上限4千〜5千円)、津和野町(1/2・上限5万〜7万円、エアコンと合算。買う前に申請、10月30日で締切)、世羅町(1/2・上限1万円、LED電球も可)、萩市(1/3・上限5万円、家電と合算)、四万十市(1/3・上限5万円)、上勝町(1台上限5千円・5台まで)、今治市(エアコン・LEDの購入額に応じて1万5千〜3万円のクーポン。追加募集は10月30日で締切、超えたら抽選)
九州大分市(1/3・上限1万円分のポイントなど。12月28日まで)、中津市(1/2・上限3万円)、八代市(1/2・上限3万円、工事費を含む)、鹿島市(1/2・上限3万円)、上天草市(1/2・上限5万円、家電と合算)、神埼市(1/4・上限5万円、LED電球も可)、長与町(1/2・上限1万円)、諫早市・大村市(1/2・上限5千円)、西海市(1/2・上限5千円、11月30日まで「残りわずか」)

伊予市(10月21日)・真庭市・美作市・西条市・光市・長崎市・宇佐市・勝山市・備前市などは、今年度の受付を終えています。名古屋市・京都市・福岡市・熊本市の家電の補助はエアコン・冷蔵庫などで、LEDは入っていません。すべての市区町村を調べたわけではありません。お住まいの市区町村の環境・省エネの担当のページで確かめてください。

家庭:補助を使う前に知っておきたいこと

  • 器具ごとの買い替えが条件のことが多い:天井や壁に固定する照明器具(シーリング・ペンダントなど)を、蛍光灯などからLEDに替える場合が対象です。電球や蛍光管だけの交換、LEDからLEDへの買い替え、持ち運べるデスクライトは対象外のことが多くあります
  • 電球だけでも対象の所:佐久市・東近江市・世羅町・神埼市などは、LED電球も対象と読めます
  • 買う店:市内(町内)の店で買ったものだけを対象にする市町村が多く、ネット通販は対象外のことがあります
  • 申請の順番:多くは買った後に申請しますが、下呂市・津和野町・浦幌町・品川区などは買う前(工事の前)の申請が必要です
  • 1世帯1回:1世帯1回まで、台数の上限ありの補助が多くあります
  • 工事費:本体だけが対象(荒川区・二宮町など)か、工事費も含む(八代市など)かは補助ごとに違います

事業者(会社・お店)のLED化の補助

  • 国(SII):「省エネ・非化石転換補助金(設備単位型)」の指定設備に「⑩制御機能付きLED照明器具」があります。調光制御(無線・有線・人感や明るさのセンサー)の付いた器具が対象で、ランプだけの差し替えや電球形LEDは対象外です。補助は設備費の1/3以内(工事費は対象外、下限30万円)。4次公募は10月30日17時必着(郵送)です
  • 東京都:中小企業などの省エネ設備導入・運用改善支援事業の対象設備に「LED照明設備」があり、助成率は2/3〜3/4です。第5回の受付は11月9日〜20日、第6回は2027年1月18日〜29日(予算を超えると抽選)。交付決定の後に工事の契約をします
  • 県:岩手県(調光できるLED 1/2・上限50万円、10月7日に予算残りわずか)など。神奈川県は8月6日に締め切り、埼玉県の事業者向けの補助は照明設備が対象外です
  • 市区町村:横浜市(器具1台あたり定額・上限50万円、事前申込は10月30日で締切。10月20日に予算の85%)、墨田区(4/5・上限150万円、12月28日まで、今年度で事業終了)、杉並区(50%・上限30万円)、神戸市(1/2・上限50万円、第3期は11月13日まで)、福岡市(調光できるLEDなど 機器費の1/2、11月27日まで)、京都市(1/3・上限200万円)、岡山市(1/3・上限40万円)、豊田市(1/2・上限300万円、2027年1月29日まで)など。調光できるLEDに限る市(福岡市など)や、LEDを対象外にしている市(倉敷市)もあります

蛍光灯はいつまで使える?

水銀に関する水俣条約を受けて、一般照明用の蛍光ランプは製造・輸出入が禁止になります。直管形・環形(丸形)は「2028年1月1日より禁止」(ハロりん酸塩を主成分とする蛍光体を使う一部の直管形・環形は2027年1月1日から)で、電球形やコンパクト形はそれより早く禁止になります。ただし環境省は「●蛍光ランプの使用・販売・購入は禁止されません。」としていて、経済産業省も「蛍光灯の製造と輸出入は規制されますが、今お使いの蛍光灯を使用し続けることや、販売されている蛍光灯を購入することに制限はございません。」としています。

  • 電気代:資源エネルギー庁の省エネポータルでは、68Wの蛍光灯器具を34WのLED照明器具に替えると年間「約2,108円の節約」、54Wの白熱電球を7.5Wの電球形LEDランプに替えると「約2,883円の節約」です(年間2,000時間使用の試算)
  • ランプだけ替えるときの注意:経済産業省は「照明器具ごと交換するのではなく、直管形、環形(丸型)、コンパクト形の蛍光ランプのみをLEDランプに交換する場合は、不適切な取付け等を原因とした事故が発生する場合があります。」としています。古い器具は器具ごとの交換を考えてください
  • 不安をあおる勧誘に注意:環境省は「環境省との関係を装った不審な電話にご注意ください!」としています。埼玉県の消費生活支援センターも「蛍光灯の製造等の廃止を理由に、電話や訪問でLED交換や無料点検を持ちかけられても、安易に応じないようにしましょう。」と呼びかけています

申請の前に確認すること

  1. 補助があるか:お住まいの都県・市区町村にLED照明の補助があり、今年度の受付中か
  2. 対象の器具:器具ごとの買い替えか(電球だけは対象か)、型や★の数の条件はあるか
  3. 買う店:市内の店・登録店で買う必要があるか
  4. 申請の順番:買う前に申請か、買った後か(期限)
  5. 書類:領収書(品名・型番・台数・金額)、取り替える前と後の写真

買う前に:器具ごとの買い替えか、買う店と申請の順番を確認する

LED照明の補助は、天井などに固定する照明器具を、蛍光灯などからLEDに買い替える場合が対象のことがほとんどです。電球や蛍光管だけをLEDに替える場合や、LEDからLEDへの買い替えは対象外のことが多くあります。

市内(町内)の店で買うことが条件の補助が多く、買う前に申請が必要な市町村もあります。買う前に、お住まいの市区町村や県の条件を確かめてください。

お店で、次の3つを確認してください。

  • 「この照明器具は、市区町村(県)の補助の対象になりますか」
    型(シーリング・ペンダントなど)や省エネの★の数を条件にする補助があります
  • 「領収書に、品名・型番・台数・金額・店の名前を書いてもらえますか」
    申請には、何をいくらで買ったかがわかる領収書が必要です
  • 「取付けの工事費は、本体と分けて書いてもらえますか」
    本体だけが対象で、工事費は対象外の補助があります

公式サイトで確認できます

環境省「一般照明用の蛍光ランプの規制について」

蛍光灯の製造・輸出入の禁止の時期は、環境省のページで確認できます。

補助が使えるかと、器具の選び方は別の話です。部屋の広さに合う明るさ(畳数)と、取り付ける場所(引掛シーリングがあるか)を確かめてください。

お店の探し方

このページでは、特定の販売店・商品を紹介していません。補助の多くは、市区町村内の店や登録された店で買うことが条件です。買う前に、市区町村や県のページで確かめてください。

出典

本ページの内容は、次の公表資料にもとづいています(2026年10月22日確認)。

制度の内容と受付状況は変わります。申請の前に、必ず都県・市区町村の窓口と公式サイトで確認してください。

制度の内容・金額・要件・期限は予告なく変更されることがあります。申請の前には必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。本サイトは民間の情報サイトであり、事務局ではありません。

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