埼玉県で、エコキュートなどの給湯器や、窓の断熱リフォームに使える補助金の状況です(2026年9月24日に公式サイトで確認)。
令和8年度の県の窓の補助と、さいたま市の給湯器・窓の補助は、どちらも予算に達して受付を終えています。この記事で確認した制度のうち、いま申請できるのは、国の補助と、県の蓄電池・エネファームの補助です。
| 制度 | 対象 | 受付の状況 |
|---|---|---|
| 埼玉県窓断熱リフォーム支援事業 埼玉県 | 窓・ドアの断熱改修(国の補助への上乗せ) | 2026年7月29日に受付終了(予算執行率100%) |
| 省エネ・断熱住宅普及促進補助金 さいたま市 | 高効率給湯機・断熱改修・ZEH | 給湯機は8月27日、断熱改修は6月26日、ZEHは9月10日に受付終了 |
| 家庭における省エネ・再エネ活用設備導入補助金 埼玉県 | 蓄電池・エネファーム (太陽光・太陽熱は5月27日に受付終了) | 受付中(蓄電池・エネファームの予算に対する申請額の割合は約65%。10月19日現在) |
| 給湯省エネ2026事業 国 | エコキュート・ハイブリッド給湯器・エネファーム | 受付中(予算の残りは下のメーター) |
| 先進的窓リノベ2026事業 国 | 窓・ドアの断熱改修 | 受付中(予算の残りは下のメーター) |
県の家庭向けの設備補助(家庭における省エネ・再エネ活用設備導入補助金)は、エコキュートを対象にしていません。対象は、太陽光発電設備・太陽熱利用システム・蓄電池・エネファームです。
この記事で調べたのは、県とさいたま市の制度です。県内のほかの市町村の補助は調べていないので、お住まいの市町村のホームページで確認してください。
いま使える国の補助
エコキュートなら給湯省エネ2026事業、窓なら先進的窓リノベ2026事業が受付中です。どちらも先着順で、予算の上限に達した時点で受付が終わります。交付申請は遅くとも2026年12月31日までです。
消化 55.0%残り 45.0%
前週比 +1.0pt / このペースなら、申請期限(遅くとも2026年12月31日)までに予算上限には届かない見込み(直近のペースが続いた場合の単純な予測です。期限の後も申請できるという意味ではありません) / 2026年11月4日 午前0時時点(公式発表)
消化 34.0%残り 66.0%
前週比 +2.0pt / このペースなら、申請期限(遅くとも2026年12月31日)までに予算上限には届かない見込み(直近のペースが続いた場合の単純な予測です。期限の後も申請できるという意味ではありません) / 2026年11月4日 午前0時時点(公式発表)
エコキュートの補助額は給湯省エネ2026事業のページ、窓の補助額は先進的窓リノベの補助額シミュレーターで確認できます。
いつ予算が尽きたか(令和8年度の記録)
県とさいたま市は、予算の執行率を公式サイトで公表していました。受付開始から予算に達するまで、県の窓の補助は約2か月半、さいたま市の給湯機の補助は約5か月でした。
埼玉県窓断熱リフォーム支援事業(予算1億5,000万円)
| 公表日 | 予算執行率 |
|---|---|
| 5月18日 | 受付開始 |
| 6月9日 | 11% |
| 6月22日 | 31% |
| 7月2日 | 52% |
| 7月16日 | 74% |
| 7月23日 | 94% |
| 7月27日 | 99% |
| 7月29日 | 100%(受付終了) |
県のページのお知らせ欄に載っている、執行率を公表した日付と値です(一部を抜き出しています)。
さいたま市 省エネ・断熱住宅普及促進補助金
| 予算執行率 | 高効率給湯機 (予算5,400万円) | 断熱改修 (予算1,500万円) | ZEH (予算9,600万円) |
|---|---|---|---|
| 受付開始 | 4月1日 | 4月1日 | 4月1日 |
| 10% | 4月28日 | 4月27日 | 4月24日 |
| 30% | 5月28日 | 5月22日 | 6月1日 |
| 50% | 6月19日 | 6月9日 | 6月22日 |
| 70% | 7月15日 | 6月19日 | 7月21日 |
| 90% | 7月31日 | 6月24日 | 8月7日 |
| 残り200万円未満(抽選の基準) | 8月12日 | 6月24日 | 9月7日 |
| 100%(受付終了) | 8月27日 | 6月26日 | 9月10日 |
市のページの「予算執行率の推移」から、それぞれの割合に達した日を抜き出しました。さいたま市は、予算の残りが200万円を下回った日を含む3開庁日に届いた申請を抽選にする決まりです(その3日間の申請額が予算の残りを下回った場合は、全て受け付けたうえで受付を続けます)。断熱改修は抽選を行い、給湯機とZEHは、集計の結果、抽選を行わずに受付終了日までの申請を全て受け付けています。
来年度も同じ時期に予算が尽きるとは限りません。県と市のページに、令和9年度の実施についての記載はありません(9月24日確認)。県の窓の補助は、国の「物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金」を活用した事業です。
埼玉県窓断熱リフォーム支援事業(受付終了)
国の先進的窓リノベ2026事業またはみらいエコ住宅2026事業(開口部の断熱改修)の交付決定を受けた、県内の住宅の窓断熱改修に、県が上乗せする補助でした。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助額 | 1戸あたり、県の補助の対象になる開口部の断熱改修に係る国の補助額の5割以内。国と県の補助の合計が、その対象工事の工事費(契約書の契約額)の9割を超えない額。躯体の工事や給湯器などの省エネ設備の設置など、県の補助の対象外の工事が含まれる場合は、その工事費と国の補助額を除いて計算します |
| 対象の工事 | 2026年3月2日以降に工事請負契約を結んだ、県内の住宅の開口部の断熱リフォーム。ドアは、窓と同じ契約で同時に申請する場合だけ |
| 申請する人 | 工事をしたリフォーム事業者(国の事業者登録の所在地が県内か、県内の支社・支店・営業所等を通じて契約した事業者)。工事を頼んだ人は申請できません |
| 申請の時期 | 国の交付決定を受けた後。国の交付決定前には申請できません |
| 補助金の受け取り | 工事を頼んだ人の口座に、県から全額振り込まれます |
| 予算 | 1億5,000万円(先着順) |
すでに申請して、予算の枠に入らなかった場合は、県から改めて連絡があります。県のページには、連絡まで1〜2か月程度かかる場合があると書かれています。
さいたま市の省エネ・断熱住宅普及促進補助金(受付終了)
さいたま市民が、自ら住む住宅に設備や断熱改修を行う場合の補助でした。市の公式ページには「国や県の補助金と併用可能です。」とあります。
| 対象 | 補助額(上限) |
|---|---|
| 高効率給湯機(エコキュート・ハイブリッド給湯機・エネファーム・太陽熱利用・地中熱利用) 新築ではない住宅 | 5万円。条件を満たすと加算5万円 |
| 断熱改修(部分改修) 熱貫流率1.9以下の窓・ガラス。ドアは窓とあわせる場合 | 5万円 |
| 断熱改修(全体改修) 断熱等級5以上の評価と、躯体の断熱改修 | 10万円 |
| ZEH(新築の注文住宅・分譲住宅) | 30万円 |
補助額は、上限額と、補助対象経費(税抜)から国・県の補助額を引いた額の3分の1の、低いほうです。国の補助を受けると、その分だけ市の補助の計算のもとになる額が減ります。
給湯機の加算を受けるには、交換前の設備が、この制度の対象の設備(エコキュート・ハイブリッド給湯機・エネファーム・太陽熱利用・地中熱利用)ではなく、ガスや石油で給湯する設備か電気温水器であることに加えて、エコキュートなら2025年度の目標基準値+0.2以上の性能かおひさまエコキュート、ハイブリッド給湯機なら年間給湯効率116.2%以上であることが条件でした。
申請できたのは「申請者=契約者=支払者=居住者」となる市民で、法人名義の申請はできません(管理組合は申請できます)。施工業者による代行申請もできました。
すでに交付決定を受けた人は、実績報告書を2027年3月23日までに出します。対象になるのは、事業完了日が2026年3月16日から2027年3月15日までの工事です。
県の補助でいま受付中なのは、蓄電池とエネファーム
県の「家庭における省エネ・再エネ活用設備導入補助金」のうち、蓄電池とエネファームは受付中です。窓口は認定特定非営利活動法人環境ネットワーク埼玉です。市町村の蓄電池・太陽光の補助は埼玉県の蓄電池・太陽光の補助金にまとめています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助額 | エネファーム:5万円/件 蓄電池:10万円/件(太陽光発電設備と一体で使うもの) |
| 対象 | 県内の自ら住む既存住宅に、新たに設置するもの(新築は対象外) |
| 条件 | 埼玉県省エネ・再エネ活用設備あんしん事業者の認定を受けた事業者との契約。交付決定を受けてから工事に着手すること(交付決定前の着手は対象外) |
| 受付期間 | 交付申請は2027年1月29日17時まで。先着順で、予算に達した時点で終了 |
| 実績報告 | 事業の完了から30日以内、または2027年2月26日17時の、いずれか早い日まで(30日は、特段の事情がある場合を除く)。購入の場合、事業の完了は設置工事と代金の支払いがどちらも終わった日です(リースは設置工事が終わった日)。2027年2月26日までに事業が完了しないと、補助の対象外です |
| 申請状況 | 蓄電池・エネファームの予算に対する申請額の割合は約65%(10月19日現在)。受付は2027年1月29日まで |
環境ネットワーク埼玉のページには、交付決定まで2か月程度かかる場合があると書かれています。工事の予定は余裕をもって組んでください。
国の補助との併用は、環境ネットワーク埼玉のよくある質問(Q14)で「併用可能」とされています。ただし、国や市町村の補助を受ける場合は、エネファーム・蓄電池の購入にかかる金額(税抜)から国や市町村の補助金額を引いた額が、補助対象経費になります(要綱にも、国や市町村の補助額を補助対象経費から差し引く規定があります)。なお、同じ設備で県のほかの補助を受ける(受けた)場合は申請できません。
エアコンの買い替えの補助
越谷市の省エネ家電の買い替え補助は、4月22日の受付初日に予算を超えて終わりました。さいたま市・川越市・川口市では見当たりませんでした。市ごとの受付状況はエアコンの補助金がある市にまとめています。
次に読む
- 給湯省エネ2026事業|エコキュート7万円+撤去加算、予算の残り
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- 先進的窓リノベ2026事業|予算の残りと、対象にならない工事
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- 国と自治体の住宅補助金は併用できる?|考え方と、自治体への確認手順
見積もりを取る前に:国の補助の登録事業者かどうかを確認する
国の給湯省エネ2026事業・先進的窓リノベ2026事業は、事務局に登録した事業者が申請します。事業者登録は交付申請(予約を含む)までに必要で、申請の時点で登録されていない事業者では、国の補助を受けられません。
県の補助でエネファームや蓄電池を入れる場合は、埼玉県省エネ・再エネ活用設備あんしん事業者の認定を受けた事業者との契約が条件です。国の登録とは別の制度です。
見積もりを依頼したら、各社に次の3つを聞いてください。
- 「国の給湯省エネ2026事業(窓なら先進的窓リノベ2026事業)の登録事業者ですか」
登録していない事業者では、国の補助を申請できません - 「今回の工事は、補助の対象になりますか」
対象の製品か、(窓なら)補助額が下限の5万円に届くか、着工の時期が条件を満たすかを確かめてください - 「補助金は、いつ、どう還元されますか」
契約代金への充当か現金か。契約の前に確認してください
公式サイトで確認できます
住宅省エネ支援事業者の検索(住宅省エネ2026キャンペーン)
国の登録事業者を、都道府県や工事の種類で探せます。載っているのは公表を希望した事業者だけなので、検索に出てこない事業者には直接確認してください。
国の各事業の公式サイトには「登録により国や事務局が優良な事業者として認定するものではありません。」と書かれています。登録の有無で分かるのは補助金を申請できるかどうかなので、見積もりの内容は別に比べてください。
業者の探し方
このページでは、特定の事業者・見積もりサービスを紹介していません。上の公式検索から探すか、地域の施工業者に直接問い合わせてください。
一括見積サイトを使う場合も、紹介される業者が登録事業者とは限りません。紹介を受けたら、各社に上の3つを確認してください。
出典
本ページの内容は、次の公表資料にもとづいています(2026年9月24日確認)。
- 埼玉県「埼玉県窓断熱リフォーム支援事業について」(2026年7月29日掲載)と、同事業の補助金交付要綱(令和8年3月27日施行)・補助金交付申請の手引き(令和8年5月18日)、事務局ホームページ
- さいたま市「令和8年度 省エネ・断熱住宅普及促進補助金」(2026年9月11日更新)と、同補助金の交付要綱(令和8年4月1日施行)
- 埼玉県「家庭における省エネ・再エネ活用設備導入補助金」(2026年8月31日掲載)と、環境ネットワーク埼玉の補助金ページ・同補助金の交付要綱(令和8年4月1日施行)・よくある質問
- 給湯省エネ2026事業・先進的窓リノベ2026事業の各公式サイト
申請状況は変わります。申請の前に必ず各制度の公式サイトで最新の状況を確認してください。
制度の内容・金額・要件・期限は予告なく変更されることがあります。申請の前には必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。本サイトは民間の情報サイトであり、事務局ではありません。
