愛知県の給湯器・エコキュート補助金2026|県・名古屋市・豊田市にエコキュートの補助はなく国の7万円が中心。エネファームは名古屋市3万円・豊田市最大5万円

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愛知県で、エコキュートなどの給湯器の交換に使える補助を、県・市町村・国の公式サイトで調べました(2026年9月26日に確認)。

結論から言うと、愛知県・名古屋市・豊田市には、エコキュートに使える補助がありません。エコキュートは国の給湯省エネ2026事業(1台7万円から)が中心です。県の補助は市町村を通じた協調補助で、対象は太陽光発電・蓄電池・燃料電池(エネファーム)・断熱窓などです。エネファームなら、名古屋市(3万円)・豊田市(設置費用の5%、上限5万円)など多くの市町村に補助があります。エコキュートに使える市町村の補助は、この記事で確認した範囲では、岡崎市の脱炭素先行地域(一部の地区の住民だけ)と幸田町(太陽光発電と同時に付けるおひさまエコキュート)だけで、幸田町は10月28日に「申請額が予算額に達したため、申請受付を終了いたしました。」としています。

給湯器の種類ごとの早見表

給湯器国愛知県名古屋市豊田市そのほかの市町村(この記事で確認した例)
エコキュート給湯省エネ2026事業:1台7万円(性能加算で+3万円)なしなしなし岡崎市(脱炭素先行地域の地区の住民だけ。経費の3分の2、上限40万円)、幸田町(太陽光発電と同時のおひさまエコキュートで定額6万2,800円。10月28日に受付終了)
ハイブリッド給湯器給湯省エネ2026事業:1台10万円(性能加算で+2万円)なしなしなし見当たらない(断熱改修とセットの省エネ改修補助を除く)
エネファーム給湯省エネ2026事業:1台17万円市町村との協調補助(県の一覧では42市町村)3万円設置費用の5%、上限5万円市町村ごとに違う(岡崎市は重点対策加速化事業を活用した補助で上限20万円)
エコジョーズ給湯省エネ2026事業の対象外(賃貸集合住宅のオーナー向けに賃貸集合給湯省エネ2026事業)なしなしなし見当たらない(断熱改修とセットの省エネ改修補助を除く)

窓や壁の断熱とあわせて給湯器を替える場合は、碧南市・知立市などの省エネ改修の補助の対象になることがあります(下で説明します)。

県の協調補助のページにある54市町村の窓口ページと、県の「既存住宅の省エネ改修について」に挙がっている12市の補助を中心に、各制度のページ・要綱で令和8年度の内容を確認しました。三世代同居・空き家・定住などの住宅補助の中には調べきれていないものがあります。お住まいの市町村の窓口にも確認してください。

愛知県の補助:市町村を通じた協調補助で、エコキュートは対象外

愛知県の住宅用地球温暖化対策設備導入促進費補助金は、太陽光発電施設、家庭用エネルギー管理システム(HEMS)、燃料電池、蓄電池、電気自動車等充給電設備、太陽熱利用システム、高性能外皮等、断熱窓改修工事を導入する個人に、市町村を通じて出る補助です。エコキュートなどのヒートポンプ給湯器は、対象設備に入っていません。

  • 申請先はお住まいの市町村です。県のページには、「お住まいの市町村で補助を行っていない場合又は市町村の補助金がなくなった場合は、県の補助を受けることはできません。」とあります
  • 県の令和8年度の協調補助事業一覧では、燃料電池(エネファーム)の単体の補助を42市町村が行っています
  • 断熱窓改修工事は、太陽光発電とHEMSとあわせて導入する「一体的導入」の組み合わせの1つです(窓だけの補助は、県の協調補助にはありません)
  • 募集期間や受付状況は市町村ごとに違い、募集期間内でも受付を終えている場合があります

名古屋市:エコキュートは対象外、エネファームは3万円

名古屋市の住宅等の脱炭素化促進補助の対象は、太陽光発電設備・HEMS・蓄電システム・V2Hの一体的導入、ZEH、V2H、蓄電システム、断熱窓改修、家庭用燃料電池システム(エネファーム)です。市のよくあるご質問では、「エコキュートの補助金はありますか?」に「ございません。」と答えています。

  • エネファームは1件3万円です。燃料電池普及促進協会(FCA)に停電時自立運転機能付きとして登録された機器で、未使用品を購入した場合が対象です(リース品は対象外)。個人が申請する場合は「くらしカーボンニュートラルクラブ」への入会申請が条件です
  • 令和8年度から、申請は工事完了の後になりました(以前は着工前)。2026年4月1日〜2027年2月12日に事業を完了し、2026年7月1日〜2027年2月12日(消印有効)に郵送か電子申請で出します
  • 予算の消化状況は、エネファームが48%(11月2日17時時点。予算額690万円)です。各区分とも予算に達し次第、予告なく受付を終わります
  • 断熱窓改修は9月8日に、蓄電システムは予算に達して受付を終了しています
  • 国の補助との関係は、市のよくあるご質問で「国の補助金と市の補助金は併用できますか?」に「できます。」と答えています

豊田市:エコキュートは対象外、燃料電池は設置費用の5%(上限5万円)

豊田市のエコファミリー支援補助金(住宅編)の対象は、太陽光発電・HEMS・蓄電池またはV2Hの一体的導入(スマートハウスなど)と、蓄電池・V2H・燃料電池の単体の導入です。エコキュートは入っていません。

  • 燃料電池は、設置費用(設置工事費を含む)の5%で、上限5万円です。「とよたゼロカーボンバンク」か「くらしカーボンニュートラルクラブ」への入会が必要です
  • 手続きは設置の前と後の2回です。燃料電池のように単体で導入する場合は、対象設備の保証開始日の前に「設置予定届出書」を出し、設置完了日から2か月以内に交付申請兼実績報告を出します(2027年3月1日まで)
  • 補助金の申請は、同じ年度内に1世帯につき各補助金1回限りです
  • 燃料電池の予算は300万円で、申請33件・予算残額は136万5千円です(11月2日更新の受付状況)

豊田市には、窓・ドアなどの断熱改修とあわせて行う住宅省エネ改修補助もあります(下で説明します)。9月24日更新の受付状況では、「予算残額がわずかのため、窓口までお問い合わせください」となっています。

エコキュートに使える市町村の補助:岡崎市(一部の地区)・幸田町

市町補助額主な条件国の補助との関係申請の時期
岡崎市(脱炭素先行地域づくり事業費補助金)住宅用高効率給湯機器:補助対象経費(税抜)の3分の2、上限40万円亀井一・二丁目、籠田、伝馬通一丁目、連尺通、康生通東一・二丁目、南康生、唐沢に住む人だけが対象。市の登録事業者が販売する地産電力メニュー(岡崎産再エネ電気)の契約が必要。従来の機器等に対して省CO2効果が得られるもの(新設も可)「本補助金は、環境省の交付金事業として実施しているため、その他の国の事業とは併用申請はできません。」(市のチラシ)市の交付決定の後に着工。申請は2027年1月31日まで、実績報告は3月19日まで
幸田町(新エネルギーシステム設置費補助金)住宅用太陽光発電施設と、太陽光発電連動機能付きヒートポンプ給湯機(おひさまエコキュート)の一体的導入で定額6万2,800円自ら住む町内の戸建住宅に設置。通常のエコキュートは対象外(町のリーフレットに「通常のエコキュートとは異なります」)町のページ・リーフレットに定めは見当たらない令和8年度は受付終了(10月28日、「申請額が予算額に達したため、申請受付を終了いたしました。」)。設置工事に着手する14日前までの申請でした

岡崎市の通常の地球温暖化対策設備設置費補助金には、エコキュートは入っていません(家庭用燃料電池システムは重点対策加速化事業を活用した区分で上限20万円、既存建築物の断熱改修は上限120万円。交付申請は工事着手日の21日前まで、受付は2026年12月28日まで)。

一宮市のよくある質問は、「一宮市では、エコキュート(自然冷媒ヒートポンプ給湯器)の補助制度はございません。」とし、エコジョーズ・エコフィール・ハイブリッド給湯器の補助制度も「実施しておりません」と答えています。

断熱改修とセットなら:市の省エネ改修補助(碧南市・知立市は受付中)

県の「既存住宅の省エネ改修について」(令和8年4月現在)には、住宅の省エネ診断・改修の補助がある市として、岡崎市・春日井市・碧南市・刈谷市・豊田市・安城市・蒲郡市・稲沢市・東海市・大府市・知立市・みよし市が挙がっています。多くは、既存住宅をZEH水準などに改修する工事の費用の一部を補助するもので、窓・ドアや壁などの断熱改修とあわせて行う場合に、高効率給湯器などの設備も対象になります。給湯器だけの交換には使えません。

市補助額給湯器の扱い受付の状況
碧南市補助対象経費の5分の4かモデル工事費の5分の4の少ない額、上限70万円開口部か躯体の断熱化の改修をしたうえで、高断熱浴槽・高効率給湯器などの設備も対象。設備の経費は、断熱化の工事の経費の額が上限受付中(2027年2月26日まで、先着順)。予算2,450万円のうち残り841万1千円(10月16日現在。審査中の額は含まない)。改修工事の契約の前に申請
知立市省エネ基準相当の改修は5分の2・上限30万円、ZEH水準相当は5分の4・上限70万円要綱の別表に、エコキュート・エコジョーズ・エコフィール・ハイブリッド給湯機が載っている。エコキュート・エコジョーズ・エコフィールは、節湯水栓(浴室シャワー水栓)・高断熱浴槽との3つセットの場合に限る(既設も可)受付中(申請年度の12月末までに交付申請書を出せるものが対象、先着順)。契約締結の前までに申請
豊田市補助対象経費の5分の4かモデル工事費の5分の4の少ない方、最大70万円部分改修は2か所以上の開口部(窓・ドア)の改修が必須。高効率給湯器なども対象。設備の経費は断熱化の工事の経費の額が上限「予算残額がわずかのため、窓口までお問い合わせください」(9月24日更新)。交付決定の後に工事を契約
刈谷市・春日井市・安城市・蒲郡市・稲沢市・大府市―高効率給湯器なども対象だったが、断熱改修とのセットが条件令和8年度の受付は終了(刈谷市は4月13日、春日井市は5月20日、安城市は7月1日)

碧南市のページには、「他に国、県、碧南市から補助金を受けた、又は受ける予定がある場合は、本補助制度が対象とする部分の経費は補助対象経費から除外してください。」とあります。同じ給湯器を国の給湯省エネ2026事業と市の省エネ改修補助の両方に入れることはできないので、どちらで申請するかを見積もりの段階で決めてください。

国の給湯省エネ2026事業

国の給湯省エネ2026事業は、エコキュート1台7万円(性能加算の要件を満たす機器は+3万円)、ハイブリッド給湯機1台10万円(+2万円)、エネファーム1台17万円です。リフォームで古い機器を撤去する場合は、電気蓄熱暖房機の撤去が1台4万円(2台まで)、電気温水器の撤去が1台2万円上乗せされます(撤去加算は別枠の予算で、給湯器の交付申請と同時に申請する必要があります)。申請するのは事務局に登録した事業者で、交付申請の期限は遅くとも2026年12月31日です(予算がなくなれば早まります)。

自治体の補助との併用について、給湯省エネ2026事業の公式サイトには、「同一の高効率給湯器に対して、重複して国の他の補助制度から補助を受けることはできません。なお、地方公共団体の補助制度については、国費が充当されているものを除き、併用可能です。」とあります。岡崎市の脱炭素先行地域の補助のように国の交付金を使う補助とは、同じ給湯器に重ねて使えません。

国の補助も使うなら、国の期限に合わせて工事を進めてください。市町村の申請期限は2027年1月〜3月のものが多いですが、国の交付申請は遅くとも2026年12月31日までです。

申請の時期は、制度によって工事の前と後に分かれます

  • 工事の前に申請・届出:豊田市(燃料電池は保証開始日の前に設置予定届出)、岡崎市(交付決定の後に着工。通常の補助は着手の21日前までに申請)、碧南市・知立市・豊田市の省エネ改修(契約の前)
  • 設置の後に申請:名古屋市(事業完了の後、2027年2月12日まで)
  • 国の給湯省エネ:登録事業者が、工事の後に交付申請します(遅くとも2026年12月31日まで)

エアコンの買い替えの補助

名古屋市は、市内の登録店でエアコンを買い換えると、能力に応じて1万〜2万円が店頭で値引きされます。購入は12月22日までです。11月4日の表示で、予算6億600万円のうち残りは2億405万4千円です。岡崎市には、決まった地区の住民向けの高効率エアコンの補助があります。市ごとの受付状況はエアコンの補助金がある市にまとめています。

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見積もりを取る前に:国の登録事業者か、市町村の補助の申請時期を確認する

愛知県内でエコキュートに使える補助は、多くの地域で国の給湯省エネ2026事業だけです。国の補助は事務局に登録した事業者が申請し、自分で買った機器の取付けだけを頼む形(施主支給)は対象外です。

エネファームの市町村の補助は、設置の後に申請するものと、着工の前に届け出るものがあります。名古屋市は設置の後、豊田市は設置の前に「設置予定届出」が要ります。

窓や壁の断熱とあわせて給湯器を替えるなら、市の省エネ改修の補助も候補です。碧南市・知立市などは、工事の契約の前に申請する必要があります。

見積もりを依頼したら、各社に次の3つを聞いてください。

  • 「国の給湯省エネ2026事業の登録事業者ですか」
    登録事業者でないと、国の補助は申請できません
  • 「市町村の補助の申請に間に合う日程で工事できますか」
    豊田市のエネファームは設置の前の届出、碧南市・知立市の省エネ改修は契約の前の申請が必要です
  • 「見積もりで、給湯器と断熱工事の費用を分けて書けますか」
    市の省エネ改修の補助は、給湯器などの設備の費用を断熱工事の費用の額までしか認めないものがあります

公式サイトで確認できます

住宅省エネ支援事業者の検索(住宅省エネ2026キャンペーン)

国の登録事業者を、都道府県や工事の種類で探せます。載っているのは公表を希望した事業者だけなので、検索に出てこない事業者には直接確認してください。市町村の補助の条件に合う業者かどうかは、この検索では分かりません。

国の各事業の公式サイトには「登録により国や事務局が優良な事業者として認定するものではありません。」と書かれています。登録の有無で分かるのは補助金を申請できるかどうかなので、見積もりの内容は別に比べてください。

見積もりを取る

複数社から見積もりを取ると、補助金を含めた総額を比べられます。その際も、上の3つの質問は必ず聞いてください。

リショップナビ(運営:株式会社じげん)は、無料の一括見積もりサービスです。申し込むと電話で希望の確認があり、条件に合うリフォーム会社を最大5社紹介してもらえます。紹介される会社が、使いたい補助金の条件を満たすかどうかは、会社ごとに違います。見積もりのときに、上の質問で確認してください。

出典

本ページの内容は、次の公表資料にもとづいています(2026年9月26日確認)。

予算の状況は変わります。市町村の補助は、予算に達すると年度の途中でも締め切られます。申請の前に必ず各制度の公式サイトで最新の状況を確認してください。

制度の内容・金額・要件・期限は予告なく変更されることがあります。申請の前には必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。本サイトは民間の情報サイトであり、事務局ではありません。

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