兵庫県のエコキュート・リフォーム補助金2026|エコキュートは国の7万円が中心で、県・姫路市の補助はなし。加古川市の上乗せ5万円は受付終了、明石市・西宮市のリフォーム助成も抽選で締切

兵庫県(神戸市以外)で、エコキュートなどの給湯器や、窓・リフォームの工事に使える補助を、県・市町・国の公式サイトで調べました(2026年9月30日に確認)。神戸市については神戸市のリフォーム補助金にまとめています。

結論から言うと、兵庫県にはエコキュート・窓に個人が使える県の補助が見当たらず、エコキュートは国の給湯省エネ2026事業(1台7万円から)が中心です。エコキュート・窓も対象だった県の特別融資は、融資枠の上限に達して今年度の募集を終了しました。姫路市にも、エコキュート・窓・一般的なリフォームに使える市の補助は見当たりません。

市町のエコキュートの補助は、加古川市の上乗せ(国の補助を受けた人に5万円)が8月26日に受付を終え、豊岡市(日高町の一部地区)は地域が限られます。リフォームの補助も、明石市・西宮市・丹波篠山市は抽選で、朝来市は予算に達して締め切りました。今も受け付けているのは、高砂市(窓・断熱の改修に40%・上限30万円)、播磨町・多可町(10%・上限10万円)、香美町(商品券で上限20万円)などです(稲美町は10月21日に終了)。

工事ごとの早見表

工事兵庫県国市町(この記事で確認した例)
エコキュート県の補助は見当たらない。県の特別融資は今年度の募集終了給湯省エネ2026事業:1台7万円(性能加算で+3万円)加古川市の上乗せ5万円は受付終了。豊岡市(日高町の一部地区だけ。3分の2・上限40万円)。リフォーム補助では、高砂市(断熱改修とセットの場合)・多可町(他の改修と一体の場合)など。姫路市・宝塚市は対象の補助なし
エネファーム県の補助は見当たらない給湯省エネ2026事業:1台17万円芦屋市(税抜経費の2分の1・上限30万円。国の補助とは併用不可)
窓・断熱県の補助は見当たらない先進的窓リノベ2026事業(ドアは窓の工事と同時の場合のみ)、みらいエコ住宅2026事業高砂市(40%・上限30万円、ZEH水準は80%・上限70万円)、朝来市(2/5・上限30万円)、西宮市(国の窓リノベを受けた住宅に1万円)
一般的なリフォーム県の補助は見当たらない(三世代同居対応の改修は県と市町の協調)みらいエコ住宅2026事業(窓・ドアなどの断熱改修とセットが条件)播磨町・多可町(10%・上限10万円)、香美町(商品券、上限20万円)、神河町(若者世帯、上限50万円)など。明石市・西宮市・丹波篠山市・朝来市・稲美町は受付終了

金額は上限です。条件と受付の状況は、下の各項を見てください。

兵庫県の補助:個人向けは太陽光・蓄電池。エコキュート・窓も対象の融資は募集終了

  • 県の個人向けの補助は、自家消費型の住宅用太陽光発電(1kWあたり7万円、上限5kW)と、同時に入れる蓄電池(工事費込み・税抜の3分の1)です
  • 県の住宅用創エネルギー・省エネルギー設備設置特別融資(個人向け)は、エコキュート・窓や躯体の断熱化などの資金を固定金利0.8%で貸す制度ですが、融資枠の上限に達して受付を停止したあと、県のページ(10月1日更新)に「令和8年度の募集は終了しました。」と出ました
  • 県がまとめた「県内の再生可能エネルギー等導入に関する支援制度」(7月8日更新)で、高効率給湯器の補助として載っているのは、神戸市の脱炭素先行地域づくり補助金、加古川市、加東市(調整中)だけです
  • 県と市町が協調する三世代同居対応の改修(キッチン・浴室・トイレ・玄関を増やす工事に80万〜270万円)は、実施する市町が限られます(下の「条件が限られる補助」)

姫路市:エコキュート・窓・リフォームの市の補助は見当たらない

  • 姫路市の住宅向けの補助は、自家消費型の住宅用太陽光発電、蓄電システム、V2H、耐震改修、高齢者などの住宅改造、古民家の再生などで、エコキュート・窓・一般的なリフォームに使える市の補助は見当たりません
  • 市の省エネ家電買換え促進事業(エアコン・冷蔵庫が対象で、給湯器は対象外)は、予算の上限に達して9月3日に受付を終了しました
  • 蓄電システムの補助は、予算の上限に達して11月4日午後5時に受付を終了しました(市のページ、11月4日更新)。県の補助を使う太陽光・蓄電池のセットの補助は、8月19日に受付を終えました(県と市町の太陽光・蓄電池の補助は兵庫県の太陽光・蓄電池の補助金)
  • 姫路市でエコキュートに替えるなら、国の給湯省エネ2026事業が中心になります

国の補助:給湯省エネ・窓リノベ・みらいエコ

国の給湯省エネ2026事業は、エコキュート1台7万円(性能加算の要件を満たす機器は+3万円)、ハイブリッド給湯機1台10万円(+2万円)、エネファーム1台17万円です。リフォームで古い機器を撤去する場合は、電気蓄熱暖房機の撤去が1台4万円(2台まで)、電気温水器の撤去が1台2万円上乗せされます(撤去加算は別枠の予算で、給湯器の交付申請と同時に申請する必要があります)。申請するのは事務局に登録した事業者で、交付申請の期限は遅くとも2026年12月31日です(予算がなくなれば早まります)。

窓は先進的窓リノベ2026事業が中心です。玄関ドアの交換は、窓の工事と同じ契約で同時に申請する場合だけ対象で、ドアだけの工事は対象外です。窓やドアとあわせて水回りや内装も工事するなら、みらいエコ住宅2026事業(リフォーム)も候補です(窓・ドアなどの断熱改修が必須です)。

自治体の補助との併用について、給湯省エネ2026事業の公式サイトには、「同一の高効率給湯器に対して、重複して国の他の補助制度から補助を受けることはできません。なお、地方公共団体の補助制度については、国費が充当されているものを除き、併用可能です。」とあります。市町の側の扱いは、次の項で制度ごとに書いています。

エコキュート・エネファームの市町の補助

市町補助額主な条件受付の状況(9月30日確認)
加古川市エコキュート・ハイブリッド給湯機:国の給湯省エネ2026事業の交付決定を受けた人に5万円国の補助への上乗せ予算の上限に達し、8月26日に受付終了
芦屋市エネファーム:経費(税抜)の2分の1、上限30万円申請は販売店か施工事業者が行う(個人は販売店などに依頼)。着手日(契約か着工の早い方)が2026年4月16日以降の工事が対象。「国、県又は市町村等から他の補助金等の負担又は補助を得て導入する設備でないこと」が条件で、国の給湯省エネ事業と同じ機器には使えない。エコキュート・ハイブリッド給湯機は対象外予算870万円のうち残り180万円(10月9日時点)。2027年1月31日まで、先着
豊岡市エコキュートなど高効率給湯機器:経費の3分の2、上限40万円(1世帯1台)脱炭素先行地域(日高町の西気・清滝地区、三方地区の一部など)の住民だけ。国の交付金が財源で、同じ設備に国・県・市の他の補助は受けられない7月27日〜12月25日、先着。残額の公表なし
  • 宝塚市の地域脱炭素移行・再エネ推進助成金は、今年度、エコキュートとコージェネレーションシステム(エネファームなど)のメニューがありません
  • リフォームの補助で給湯器を扱う市町もあります。明石市・丹波篠山市・朝来市は給湯器の交換も対象でしたが、どれも受付を終えています(下の「受付を終えたもの」)。今も受け付けている中では、高砂市は断熱改修とセットの場合、多可町は他の改修と一体の場合だけ給湯器を対象にしています。西宮市・播磨町・神河町は、給湯器だけの交換を対象外にしています

市町のリフォーム・断熱の補助(受付中)

一般的なリフォームや窓・断熱に使える、令和8年度の市町の補助で、今も受け付けているものです。どれも工事の前に申請します。

市町補助主な条件(給湯器・窓の扱い)受付の状況(9月30日確認)
高砂市省エネ基準の改修は工事費の40%・上限30万円、ZEH水準は80%・上限70万円既存住宅の省エネ化(窓・ドア・断熱)。給湯器は断熱の工事とセットの場合だけ(給湯器だけは対象外)。交付決定の後に契約・着工。対象が重なる国・県・市の補助とは併用できない12月28日まで。今年度の予定は10件
朝来市断熱改修の工事費の5分の2、上限30万円(省エネ診断は3分の2、上限10万円)窓・ドア・躯体の断熱改修。国の交付金と県の補助が財源で、国・県・市の補助とは併用できない。契約も交付決定の後5月18日から。残額の公表なし
稲美町工事費(税抜)の10分の1、上限10万円給湯器の記載はない(「オール電化工事」は対象、「電化製品等の取付け・取替え」は対象外)令和8年度は終了(町の新着情報、10月21日「令和8(2026)年度 稲美町住宅リフォーム補助金は終了しました。」)
播磨町工事費(税抜)の10分の1、上限10万円20万円以上の工事。給湯器だけの取り付けは対象外。着工の2週間前までに申請し、決定通知を受けてから着工。業者は、チラシでは町内に本店・支店がある法人など、要綱では町内に主たる事業所がある業者(町に確認)2027年3月31日まで(予算の範囲内)
多可町工事費の10%、上限10万円50万円以上の工事。町内に事業所がある業者。窓・ガラスの交換、屋根・外壁・天井の断熱化も対象。給湯器は他の改修と一体の場合だけ終了の告知なし。予算額の公表なし
香美町工事費に応じて定額(20万円以上100万円未満の工事から段階的に、上限20万円)。商品券で交付町内に本店がある業者(下請けも同じ)。給湯器の記載はない。町以外の補助を受けた分は差し引いて計算受付中(9月17日更新)
神河町若者世帯のリフォーム:費用の10分の1、上限50万円(町内の業者なら5%・上限20万円を上乗せ)夫婦の年齢の合計が80歳未満の世帯か、18歳の年度末までの子がいる世帯など。「給湯器の更新、外壁塗装等」の通常の改修は対象外。契約は交付決定の後。町のページは「国費が充当されているため、併用することはできません」としている12月28日まで

条件が限られる補助

  • 県の空き家活用支援事業(申請は市町の窓口):「一戸建ての住宅の空き家や共同住宅の空き住戸を住宅、事業所又は地域交流拠点として活用するために改修する際、改修工事費の一部を助成します。」。住宅として使う一戸建ては、対象経費100万円以上150万円未満で40万円(若年・子育て世帯は46万円、県外から移る世帯は60万円)など、改修費が多いほど額が上がります。対象は、神戸市・姫路市・尼崎市・西宮市・明石市以外の、市街化区域以外の区域にある空き家(6か月以上空き家か空き家バンクに登録、築20年以上など)で、県のQ&Aでは外壁・屋根の塗装も対象工事です。交付決定の後に契約・着工し、改修後10年以上使うことが条件です。令和8年度は受付を終えました。県のページ(10月20日更新)は「令和8年度の本事業は予算上限に達したため、受付を終了いたしました。」としています(赤穂市などは10月19日に、県の追加予算で受付を再開していました)
  • 三世代同居対応の改修(県と市町の協調):神河町は12月28日まで受け付けています(キッチン・浴室・トイレ・玄関のいずれかを増やす工事に、工事費に応じて80万〜270万円)。多可町・たつの市・養父市は令和8年度の受付を終えています
  • 南あわじ市の多世代同居・近居支援事業補助金は、多世代で同居・近居するための住宅の取得・リフォームなどに、費用の3分の1(上限100万円)を補助します(令和8年度が最終年度)
  • 新温泉町の定住促進住宅取得助成金は、45歳未満の町民かU・Iターン者の住宅の改修に、費用の10分の1(上限75万円。子育て世帯は5分の1・上限150万円)を補助します
  • 養父市のやぶ暮らし住宅支援(増改築)は、65歳未満の人などが対象で、工事の後に申請します(費用の10分の1、上限25万円)
  • 西宮市の戸建住宅ZEH化及び窓リノベ促進補助事業は、国の先進的窓リノベ2026事業の確定通知を受けた住宅に一律1万円を上乗せします(2027年3月23日まで、先着)

受付を終えたもの

  • 加古川市のエコキュートの上乗せ(5万円):8月26日に予算の上限に達して受付終了
  • 明石市の住宅リフォーム助成(エコキュートなど高効率給湯器も対象。10%・上限10万円):5月26日に抽選
  • 西宮市の住宅リフォーム助成(10%・上限15万円。給湯器だけの交換は対象外):2次募集に294人が応募し、9月3日に抽選。次年度は未定
  • 丹波篠山市の住宅リフォーム助成(エコキュートなども対象。20%以内・上限10万円):6月12日に抽選
  • 朝来市の住宅リフォーム助成(10%・上限10万円):予算の上限に達して受付終了
  • 姫路市・三木市・猪名川町・洲本市の省エネ家電の補助(どれも給湯器は対象外):受付終了
  • 丹波市の既存住宅省エネ化促進事業は、9月30日時点で「準備中」です

補助が見当たらなかった市町

市町確認した内容
尼崎市・伊丹市・川西市・三田市・猪名川町・洲本市・淡路市給湯器・窓・一般的なリフォームの補助は見当たらない(尼崎市・川西市・三田市は、外壁や屋根などの補修の補助はないと市のページに明記)
宝塚市・芦屋市一般的なリフォームの補助はない(宝塚市は今年度エコキュートのメニューもない。芦屋市はエネファームの補助がある)
西脇市・小野市・加西市・加東市・三木市給湯器・窓・一般的なリフォームの補助は見当たらない(加東市のエコハウス設備設置補助金は県の一覧で「調整中」、西脇市の以前の奨励金のページはない)
相生市・赤穂市・宍粟市・たつの市・太子町・上郡町・佐用町・市川町・福崎町給湯器・窓・一般的なリフォームの補助は見当たらない(福崎町の住宅改修助成のページはない。たつの市の省エネ家電の補助は令和6年度で終了)

申請の時期は、制度によって違います

  • 交付決定の後に契約・着工:高砂市・朝来市の断熱改修、神河町の若者世帯のリフォーム
  • 工事の前に申請し、交付決定の後に着工:播磨町・多可町・香美町のリフォームの補助(稲美町は終了)、豊岡市の高効率給湯機器
  • 販売店・施工事業者が申請:芦屋市のエネファーム
  • 工事の後に申請:養父市の増改築
  • 国の給湯省エネ・窓リノベ・みらいエコ:登録事業者が、工事の後に交付申請します(遅くとも2026年12月31日まで)

エアコンの買い替えの補助

尼崎市は、エアコンの買い替えに地域通貨のあま咲きコイン2,500ポイント(市内のマイスター店なら2倍)を出しています。2027年3月12日必着です。西宮市の高齢者・ひとり親世帯向けの助成は10月30日で締め切り、姫路市の買い替え補助は9月3日に終わりました。市ごとの受付状況はエアコンの補助金がある市にまとめています。

次に読む

見積もりを取る前に:国の登録事業者か、市町の補助の条件に合うかを確認する

国の給湯省エネ2026事業は、事務局に登録した事業者が申請します。登録していない事業者では、国の補助を受けられません。

市町のリフォームの補助は、市町内に本店・支店・事業所などがある業者に頼むことが条件です。本店に限る市町(丹波篠山市・香美町など)と、事業所があればよい市町(多可町など)があり、同じ市町の資料の中で書き方がそろっていない場合もあるので、市町に確認してください。

市町の補助は、ほとんどが工事の前に申請し、交付決定を受けてから着工します。高砂市・朝来市の断熱改修や神河町は、契約も交付決定の後です。

見積もりを依頼したら、各社に次の3つを聞いてください。

  • 「国の給湯省エネ2026事業の登録事業者ですか」
    登録していない事業者では、国の補助を申請できません
  • 「市町の補助の対象になる業者ですか」
    市町内のどの拠点(本店・支店・事業所)があればよいかは、市町ごとに違います
  • 「市町の交付決定を待ってから契約・着工する日程で組めますか」
    交付決定の前に着工した工事は、どの市町でも対象外です

公式サイトで確認できます

住宅省エネ支援事業者の検索(住宅省エネ2026キャンペーン)

国の登録事業者を、都道府県や工事の種類で探せます。載っているのは公表を希望した事業者だけなので、検索に出てこない事業者には直接確認してください。市町の補助の条件に合う業者かどうかは、この検索では分かりません。

国の各事業の公式サイトには「登録により国や事務局が優良な事業者として認定するものではありません。」と書かれています。登録の有無で分かるのは補助金を申請できるかどうかなので、見積もりの内容は別に比べてください。

業者の探し方

このページでは、特定の事業者・見積もりサービスを紹介していません。上の公式検索から探すか、地域の施工業者に直接問い合わせてください。

一括見積サイトを使う場合も、紹介される業者が登録事業者とは限りません。紹介を受けたら、各社に上の3つを確認してください。

出典

本ページの内容は、次の公表資料にもとづいています(2026年9月30日確認。空き家活用支援事業は10月28日確認)。

予算の状況は変わります。県・市町の補助は、予算に達すると年度の途中でも締め切られます。申請の前に必ず各制度の公式サイトで最新の状況を確認してください。

制度の内容・金額・要件・期限は予告なく変更されることがあります。申請の前には必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。本サイトは民間の情報サイトであり、事務局ではありません。

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