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栃木県で、家に太陽光発電や蓄電池を付けるときに使える補助を、国・県・25市町の公式サイトで調べました(2026年10月25日確認)。
県の補助は10月30日(金)で締め切りました。市町の補助は、受付中の所と、すでに終えた所に分かれています。
| 補助 | 太陽光 | 蓄電池 | 受付状況(2026年10月25日確認) |
|---|---|---|---|
| 栃木県 | 1kWあたり7万円・上限28万円(蓄電池と同時が条件。FIT・FIPは不可) | 経費の1/3・上限25.8万円 | 10月30日で締切 |
| 宇都宮市 | 1kWあたり1万円・上限8万円(今ある家は1kWあたり2万円・上限16万円を加算) | 1kWhあたり2万円・上限20万円 | 受付中。設置の後に申請。県の補助と併用できる |
| 小山市(自家消費型) | 1kWあたり7万円・上限35万円(FITは不可) | 価格の1/3・上限23.5万円 | 11月30日まで。契約の前に申請 |
| そのほかの市町 | 1kWあたり1万〜2万円・上限4万〜8万円が中心 | 1kWhあたり1万〜2万円・上限4万〜10万円が中心 | 受付中・終了が市町ごとに違う |
県の補助:10月30日で締切
県の「個人住宅用太陽光発電設備等導入支援事業」は、県の事務局に直接、郵送で申請します。県のページは「予算に対する受付金額の割合:約96%(令和8(2026)年10月20日現在)」としています。「※ 申請期間内であっても、予算額を超える申請があった日をもって受付を終了します。」締切の日に予算を超えた場合は、その日の分が抽選になります。
- 額:太陽光は1kWあたり7万円・上限28万円。蓄電池は経費(税抜)の1/3で、5kWhまで・1kWhあたり15万5千円までで計算するので、上限は25.8万円です
- 条件:太陽光と蓄電池を同時に付けること(今ある太陽光に蓄電池だけを足すのは対象外。パネルを増設して蓄電池と一緒に入れるなら対象)、発電量の30%以上を家で使うこと、FIT・FIPの認定を取らないこと
- FITを使わない売電:県のQ&Aは「ただし、余剰電力の売電は認めているので、電力会社が個別に買い取る制度であれば売電は可能です。」としています
- 契約と着工:「※ 契約・発注については、事業着手に該当しません。」(4月1日以降の契約・発注に限る)。着工は交付決定の後で、交付決定までは1〜2か月ほどかかります。「※交付申請日から着手予定日まで、1か月以上期間を設けてください。」
- 蓄電池の製品:国の補助事業でSIIに登録された、未使用の製品であることが条件です
- 対象外:リース・PPAで付ける設備、中古品
- 完了後:完了から30日以内か12月25日の早い方までに実績報告。J-クレジットへの登録はできません
県の補助は締切を過ぎました。来年度の募集は発表されていないので、県のページを確かめてください。
国の制度:今ある家に付ける太陽光に、個人が直接申請できる補助は見当たらない
- みらいエコ住宅2026事業(リフォーム):蓄電池は「96,000円/戸」ですが、窓などの断熱改修とセットが前提です。太陽光は「×太陽光発電設備の設置工事」として対象外です。詳しくはみらいエコ住宅2026事業(リフォーム)をご覧ください
- 家庭用蓄電池のDR補助(SII)・国のV2H:どちらも受付を終えています
- 売電価格(FIT、10kW未満):「24円(~4年)」「8.3円(5~10年)」です
全国の制度は太陽光発電の補助金と蓄電池の補助金にまとめています。
宇都宮市・小山市
- 宇都宮市(家庭向け脱炭素化促進補助金):太陽光は1kWあたり1万円・上限8万円で、今ある家に付けるなら1kWあたり2万円・上限16万円を加算。蓄電池は1kWhあたり2万円・上限20万円。設置して支払った後に、完了から1年以内に申請します(4月1日〜翌年3月31日の契約が対象)。今ある太陽光(卒FITを含む)に蓄電池だけを足すのも対象で、リース・PPAも対象です。県の補助と重ねて申請でき、県の補助の額は経費から差し引かれます。既築の加算は「FIT認定を受けない場合は、余剰電力を市が認定する環境価値を市域に帰属する事業者に販売すること」が条件です。太陽光を新しく付ける人などは、市の「みやCO2バイバイプロジェクト」(J-クレジットの取り組み)への参加も条件です(県の補助を受けた人は参加不要)
- 宇都宮市(脱炭素先行地域、陽東・ゆいの杜の一部の区域だけ):太陽光は今ある家で最大52万円、蓄電池は最大45.8万円。交付決定の後に契約し、交付申請は11月30日までです。県の補助とは併用できません
- 小山市(国の交付金を使う自家消費型):太陽光は1kWあたり7万円・上限35万円、蓄電池は価格の1/3・上限23.5万円(価格は1kWhあたり14.1万円までで計算)。太陽光と蓄電池を同時に付け、「固定価格買取制度(FIT制度・FIP制度)の認定を取得しないこと」が条件です。契約の前に申請し、受付は11月30日まで。蓄電池の価格が1kWhあたり12万5千円を超える場合は、「同一型式の設備について2者以上の見積」が必要です。11月2日時点の予算残額は、太陽光224万円・蓄電池165万6千円。実績報告は12月28日まで。設置後に自家消費の割合を報告し、30%未満なら返還を求められることがあります
市町の補助:県北・県央
| 市町 | 太陽光 | 蓄電池 | 申請の時期 | 受付状況 |
|---|---|---|---|---|
| 高根沢町 | 1kWあたり2万円・上限8万円(FIT・FIPを使わない自家消費型だけ) | 1kWhあたり2万円・上限8万円 | 「令和8年4月1日以降に契約した事業であれば、工事を始めていても補助対象となります。」 | 12月11日まで(予算に達したら前倒しで終了) |
| 那珂川町 | 1kWあたり2万円と経費の1/10の低い方・上限8万円 | 経費の1/10・上限5万円 | 着工・購入の前 | 2027年2月26日まで。残りの表示はない |
| 那須町 | なし | 5万円(太陽光がすでにある家) | 設置の前(見積書で申請) | 10月1日に開始 |
| 日光市 | 蓄電池と同時に付けると1kWあたり2万円・上限8万円を加算 | 1kWhあたり3万円・上限15万円 | 設置から90日以内 | 受付終了(予算に到達。10月30日更新の市のページ) |
| 塩谷町 | 1kWあたり1万7,500円・上限8万7千円 | 1kWhあたり2万円・上限10万円 | 設置の前 | 終了の告知はない(4月2日更新) |
| 那須烏山市 | 1kWあたり1万円・上限4万円 | 1kWhあたり2万円・上限10万円 | 完了から6か月以内 | 終了の告知はない(4月1日更新) |
| 鹿沼市 | 蓄電池と一体で7万円 | 4万円 | 設置の後 | 残り6千円(10月9日、他の設備と合計)=実質的に終了 |
受付を終えた市町:矢板市(10月19日)、さくら市(9月4日)、上三川町。個人向けの補助が見当たらない市:大田原市(令和2年度で終了)、那須塩原市(青木地区だけの補助がある)。
市町の補助:県南
| 市町 | 太陽光 | 蓄電池 | 申請の時期 | 受付状況 |
|---|---|---|---|---|
| 真岡市 | 1kWあたり1万円・上限4万円 | 1kWhあたり1万2千円・上限6万円 | 設置から90日以内 | 予算740万円のうち申請266.3万円(9月25日)。V2H(5万円)も受付中 |
| 芳賀町 | 太陽光と蓄電池のセットで、1kWあたり4万円・上限20万円 | 蓄電池だけなら1kWhあたり2万円・上限10万円 | 着工の前 | 12月28日まで |
| 栃木市 | 対象外 | 経費の10%・上限5万円 | 設置・入居の後 | 「令和9年2月12日を受付締切日として、引き続き申請を受付けいたします。」 |
| 足利市 | 3万円 | 3万円 | 設置・支払いの後 | 終了の表示はない(予算は300件程度) |
| 市貝町 | 8万円 | 5万円 | 完了から1年以内 | 4月1日更新のページに受付状況の表示はない |
| 益子町 | 1kWあたり1万円・上限4万円 | 経費の10%・上限8万円 | 完了から2か月以内 | ページに受付状況の表示はない |
| 野木町 | 1kWあたり1万円・上限4万円 | 1kWhあたり1万円・上限4万円 | 完了から90日以内 | 終了の表示はない(10月16日更新) |
受付を終えた市:下野市(10月9日更新で全設備が終了)、佐野市(7月6日)、小山市の市独自の補助(蓄電池など、9月24日)。補助が見当たらない町:壬生町・茂木町。
もらえない主な理由
- 県の補助:10月30日で締め切りました。これから付ける場合は使えません
- FITの認定を取った:県・小山市・高根沢町の補助は対象外です
- 今ある太陽光に蓄電池だけを足した:県の補助は対象外です(宇都宮市・那須町・芳賀町などは蓄電池だけでも対象)
- 交付決定の前に着工した:県の補助と、設置の前に申請する市町の補助は対象外です
- リース・PPAで付けた:県・小山市などは対象外です(宇都宮市は対象)
- 申請の期限を過ぎた:設置の後に申請する市町は、設置から90日・6か月・1年などの期限があります
申請の前に確認すること
- 売電:FITを使うか、FITを使わずに電力会社と個別に契約するか
- 市町の補助:お住まいの市町に補助があり、今年度の受付中か
- 申請の時期:着工の前か、設置の後か(設置の後なら、いつまでか)
- 併用:県と市町の補助を重ねられるか
見積もりを取る前に:市町の補助の受付状況と、FITを使うかを確認する
栃木県の太陽光・蓄電池の補助は、10月30日(金)で締め切りました。今から使えるのは、市町の補助です。
小山市・高根沢町の補助は、FITの認定を取らないことが条件です。FITを使わなくても、電力会社と個別に契約すれば、余った電気は売れます。
見積もりを依頼したら、各社に次の3つを聞いてください。
- 「市町の補助の申請の時期に、間に合いますか」
設置の前に申請する市町と、設置の後に申請する市町があります - 「FITを使わずに、余った電気を売る契約ができますか」
小山市・高根沢町の補助はFIT・FIPが使えず、電力会社が個別に買い取る制度なら売電できます - 「交付決定まで、工事の開始を待ってもらえますか」
県の補助は、契約は先でもよいものの、着工は交付決定の後です
公式サイトで確認できます
県の補助の受付状況は県のページで、市町の補助は、お住まいの市町のページで確認できます。
補助が使えるかと、業者や製品の質は別の話です。見積もりは複数で比べてください。
見積もりを取る
複数社から見積もりを取ると、補助金を含めた総額を比べられます。その際も、上の3つの質問は必ず聞いてください。
東京ガス(東京瓦斯株式会社)の、太陽光発電・蓄電池の無料相談・見積もりです。対象は、関東の1都6県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県・栃木県・群馬県。島しょ部を除く)にある、1981年以降に着工した持ち家の戸建て住宅だけです(2006年8月31日以前に建てた住宅は、図面で建材を確認するため、内容によっては受けられないことがあります)。設置には機器代と工事費がかかります。太陽光で発電した電気を直接使えるのは、基本的に発電しているときだけです(それ以外の時間は、蓄電池がなければ電力会社から買った電気を使います)。電気代が下がる額は、家の電気の使い方や設備の容量で違います。補助金を受け取れるかは、各制度の条件と予算によります。2026年10月16日時点の情報です。新しいキャンペーンなどは、リンク先で確認してください。
タイナビ(運営:株式会社グッドフェローズ)は、住宅用の太陽光発電の無料の一括見積もりサービスで、全国が対象です。関東以外にお住まいの方や、複数の会社の見積もりを比べたい方に。紹介される会社が、使いたい補助金の条件(県内・市内の業者であることなど)を満たすかは会社ごとに違います。見積もりのときに、上の質問で確認してください。
出典
本ページの内容は、次の公表資料にもとづいています(2026年10月25日確認)。
- 栃木県「個人住宅用太陽光発電設備等導入支援事業」のページ・チラシ・手引き・Q&A・交付要領
- 宇都宮市(家庭向け脱炭素化促進補助金・脱炭素先行地域づくり事業補助金)・小山市の公式ページと手引き
- みらいエコ住宅2026事業、環境共創イニシアチブ(DR家庭用蓄電池)、資源エネルギー庁(FITの買取価格)
- 各市町の公式ページ(日光市・大田原市・矢板市・那須塩原市・さくら市・那須烏山市・那珂川町・那須町・塩谷町・高根沢町・鹿沼市・上三川町・足利市・栃木市・佐野市・真岡市・下野市・益子町・茂木町・市貝町・芳賀町・壬生町・野木町)
制度の内容と受付状況は変わります。申請の前に、必ず県・市町の窓口と公式サイトで確認してください。
制度の内容・金額・要件・期限は予告なく変更されることがあります。申請の前には必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。本サイトは民間の情報サイトであり、事務局ではありません。
