京都府の太陽光・蓄電池の補助金2026|府の補助は市町村を通して出て、FITを使わない太陽光+蓄電池なら多くの市町で最大40万円台。京都市は太陽光1kWあたり7万円(蓄電池とセット)

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京都府で、家に太陽光発電や蓄電池を付けるときに使える補助を、国・府・26市町村の公式サイトで調べました(2026年10月27日確認)。

京都府の補助は、府が市町村の補助に上乗せする形で、申請先は市町村です。府の補助は太陽光と蓄電池を同時に付ける場合だけが対象で(向日市・京丹後市などには太陽光だけで申請できる市の補助もあります)、FITを使って売電する型と、FITを使わない型(自家消費30%以上、余りはFITの外で売電)があり、FITを使わない型のほうが額が大きくなります。

補助太陽光蓄電池受付状況(2026年10月27日確認)
市町村の補助(FITを使わない型)1kWあたり4万円・上限16万円が多い1kWhあたり4万〜4.6万円・上限24万〜27.6万円が多い多くの市町で受付中(合計で最大40万〜45万円前後)
市町村の補助(FITで売電する型)1kWあたり1万円・上限4万円が多い1kWhあたり1万円・上限5万円が多い城陽市・八幡市・亀岡市・木津川市(10月23日)など受付を終えた市町が多い
京都市1kWあたり7万円(FIT・FIPなし。蓄電池かV2Hとセット)1kWhあたり5万円(経費の3分の1まで)。今ある太陽光への後付けは1件10万円受付中(2027年1月29日まで。工事の後に申請)

府の補助:市町村を通して出る「家庭向け太陽光発電・蓄電設備補助金」

  • 仕組み:府のページは「補助金の交付に際しては、府補助額と市町村補助額を合わせた金額が、各市町村より交付されます。」としていて、府に直接は申請できません。実施しているのは23市町です(令和8年5月15日現在。笠置町・和束町・南山城村は一覧にない)
  • 府の負担額:FITで売電する型は太陽光1kWあたり1万円(上限4万円)と蓄電池1kWhあたり1万円(上限5万円)、FITを使わない型は太陽光1kWあたり4万円(上限16万円)と蓄電池1kWhあたり4万円(上限24万円)。市町村の額はこれに市町村の分を足したものです
  • 条件:「太陽光発電設備と蓄電池を同時に導入する場合のみ対象です。」。エコキュートなどの給湯器(2分の1・上限30万円)やエネファーム(上限80万円)は、太陽光・蓄電池と同時の場合だけ足せます
  • FITを使わない型でも売電はできる:府は「本補助金は自家消費で消費できなかった電力を余剰電力として売電することができます。」としています(FITの外で、小売電気事業者に売る)
  • 国の補助との併用:FITを使わない型は国の交付金を使っていて、国の補助(国費が入った補助を含む)とは併用できません。PPA・リースも府の補助の対象外です

京都市:太陽光1kWあたり7万円(蓄電池かV2Hとセット)

京都市の「住宅の自家消費型太陽光発電設備等設置補助金」は、府の補助も含んだ市の補助で、京都市内の一戸建て(新築・既存とも)が対象です。

  • 額:太陽光1kWあたり7万円、蓄電池1kWhあたり5万円(経費の3分の1まで)か、V2H1件10万円。太陽光の上限は書かれていません。手引きの例では、太陽光5kWと蓄電池7kWh(蓄電池120万円)で70万円です
  • 今ある太陽光への後付け:蓄電池かV2Hを足す場合は1件10万円です(今ある太陽光はFITのものでもよい)
  • 条件:太陽光は2kW以上で、FIT・FIPの認定を取らないこと。蓄電池はSIIに登録された製品。太陽光だけ(蓄電池・V2Hなし)は対象外です。兼用住宅は対象外です
  • 申請は工事の後、予算の確保は工事の前:手引きは「交付申請は事後申請です。」としていて、原則として電子申請です。申請の時に予算が尽きていることもあるため、工事の前(建売住宅は売買契約の前)に任意で事前登録をすると、審査を通った分の予算を事務局が確保します(市は「事前登録をもって、交付を保証するものではありません」としています)
  • 受付:2027年1月29日まで、先着順。予算の額や残りは公表されていません
  • 併用:国のDR蓄電池補助・ZEH補助の蓄電池や、京都市のほかの太陽光の補助とは併用できません

京都市には、窓などの断熱改修と一緒に太陽光・蓄電池を入れる場合の「既存住宅の断熱改修等補助」(経費の3分の2、設備は合わせて上限300万円、FITなし、11月30日まで、交付決定の後に契約)もあります。京都市の住宅の補助は京都府のリフォーム補助金にまとめています。

市町村の補助:FITを使わない型(太陽光+蓄電池)

府の補助を使う市町村の補助は、太陽光と蓄電池を同時に付ける場合だけです(向日市・京丹後市には太陽光だけで申請できる区分もあります)。どの市町村も、予算に達すると締切の前でも受付を終えます。残りを公表していない市町村が多くなっています。

市町村太陽光+蓄電池の上限(FITを使わない型)申請の時期と受付状況
宇治市太陽光16万円+蓄電池27万円(最大43万円)工事の後、窓口だけ。2027年1月15日まで
城陽市最大41万円工事の後。2027年1月8日まで。残り14件(10月9日)
向日市太陽光1kWあたり7万円(上限なし。太陽光だけでも申請できる)+蓄電池最大50万円(1kWhあたり15.5万円以下の蓄電池だけ)。FIT・非FIT共通の区分(太陽光5万円・蓄電池5万円)も一緒に申請でき、市の例(太陽光5kW・蓄電池9kWh)は「合計 A+B=95万円」交付決定の後に契約。2027年1月15日まで。「残りわずか」(10月14日)
長岡京市最大41万円工事の後(郵送可)。2027年2月1日必着
八幡市最大45万円工事の後、窓口だけ。2027年1月29日まで
京田辺市最大42万円事前確認の申請をしてから交付申請。2027年1月29日まで
大山崎町最大40.5万円工事の後。2027年1月29日まで
久御山町太陽光24万円+蓄電池38.4万円(1kWあたり6万円・1kWhあたり6.4万円、経費の2分の1まで)工事の後。2027年1月29日まで
井手町太陽光16万円+蓄電池27万円工事の後。令和8年度の受付期間はページに書かれていない
宇治田原町太陽光16.8万円+蓄電池27万円(最大43.8万円)工事の後。設置した年度の1月末まで
亀岡市太陽光16万円+蓄電池27.6万円(最大43.6万円)工事の後、窓口だけ。2027年1月29日まで。残り38件(9月24日)
木津川市最大41万円工事の後。2027年1月29日まで
精華町最大40.4万円契約の前に申請(「なお、補助対象事業に係る契約の締結をもって、着手したものとみなす。」)。12月25日まで
京丹波町太陽光20万円+蓄電池24万円(最大44万円)工事の後。2027年2月26日まで
南丹市太陽光1kWあたり7万円・上限35万円+蓄電池は経費の3分の1・上限28.2万円(国の交付金を使う市の補助)交付決定の後に契約。2027年1月8日まで。残り予算は太陽光301万円・蓄電池225.6万円(10月16日)
福知山市最大42万円工事の後、窓口だけ。2027年1月15日まで。夜久野町は対象外
舞鶴市最大41万円工事の後。2027年1月22日まで
綾部市最大40万円(市の設置費補助と一緒に申請)2027年1月29日まで。受付可能枠13件(7月27日更新)
宮津市最大42万円2027年1月31日まで
京丹後市自家消費型の太陽光は個人1kWあたり7万円・上限70万円(太陽光だけでも申請できる)+蓄電池は経費の3分の1(1kWhあたり15.5万円の3分の1まで)。余剰売電型は太陽光だけで1kWあたり1万円・上限10万円(蓄電池と同時なら府の分を足して最大19万円)市内の事業者が施工の全部か一部を請け負うことが条件。交付決定の後に契約。2027年1月8日まで。10月27日時点で太陽光は予算の36%、蓄電池は50%
伊根町最大41万円12月25日まで。伝統的建造物群保存地区は対象外
与謝野町最大42万円12月25日まで(窓口だけ、3基)

向日市は「申請前や交付決定前の事前着手は補助対象外となります。」とし、契約を着手としています。京丹後市は「市からの交付決定後に契約・工事に着手してください。」としています。

FITで売電する型と、太陽光だけ・蓄電池だけの補助

  • FITで売電する型が受付中:宇治市(残り8件・10月8日)、向日市、長岡京市(2027年3月12日必着)、京田辺市、久御山町、京丹波町、伊根町など。額は太陽光と蓄電池を合わせて10万円前後です
  • FITで売電する型が終了:城陽市(8月12日)、八幡市、大山崎町、亀岡市(抽選済み)、木津川市(10月23日)、精華町(9月30日)、南丹市、舞鶴市(抽選済み)、綾部市、宮津市、与謝野町(6月1日)
  • 太陽光だけで申請できる所:向日市(FIT・FIPなし、1kWあたり7万円・上限なし)、京丹後市(自家消費型は個人1kWあたり7万円・上限70万円。余剰売電型は1kWあたり1万円・上限10万円で、FITを取らない条件は付いていない)、綾部市(設置費補助、1kWあたり1.5万円・上限6万円)
  • 蓄電池だけで申請できる所:京都市(今ある太陽光への後付け1件10万円)、向日市(卒FITなどの太陽光につなぐ蓄電池、1kWhあたり経費の3分の1・上限50万円、交付決定の後に契約)、木津川市(1kWhあたり4万円・上限20万円、2027年2月26日まで)、綾部市(1kWhあたり1万円・上限6万円、残り21件・11月3日の確認)

笠置町・和束町・南山城村では、家庭向けの太陽光・蓄電池の補助は見当たりませんでした。

新築・そのほかの支援

  • 府のZEH補助(住宅脱炭素化促進事業):府内で自分が住むZEHを新築・購入する人に1件15万円(府内産木材や京都再エネコンシェルジュの設計・施工なら25万円の上乗せ)。11月2日時点で予算の63%です
  • 京都0円ソーラー:府の補助を事業者が申請し、対象のプランで契約した人に最大10万円相当を還元します。個人は申請できません
  • 共同購入:府と京都市の太陽光・蓄電池の共同購入は、参加登録が11月30日までです(補助ではなく、まとめて買う仕組み)

国の制度:今ある家に付ける太陽光に、個人が直接申請できる補助は見当たらない

  • みらいエコ住宅2026事業(リフォーム):蓄電池は「96,000円/戸」ですが、窓などの断熱改修とセットが前提です。太陽光は「×太陽光発電設備の設置工事」として対象外です。詳しくはみらいエコ住宅2026事業(リフォーム)をご覧ください
  • 家庭用蓄電池のDR補助(SII)・国のV2H:どちらも受付を終えています
  • 売電価格(FIT、10kW未満):「24円(~4年)」「8.3円(5~10年)」です

全国の制度は太陽光発電の補助金と蓄電池の補助金にまとめています。

補助を選ぶときの注意

  • FITを使わない型の条件:FIT・FIPの認定を取らず、発電した電気の30%以上を家で使います。J-クレジットへの登録もできません。そのかわり、FITで売電する型の4倍ほどの額が出ます
  • 国の補助と併用できない:FITを使わない型や京都市の補助は国の交付金を使っているので、同じ設備で国の補助(国費が入ったほかの補助を含む)は受けられません
  • 申請の時期:京都市・宇治市・城陽市・亀岡市・福知山市などは工事の後、向日市・精華町・南丹市・京丹後市は交付決定の後に契約します。京都市は工事の前に事前登録をすると予算を確保できます
  • PPA・リース:府の補助と多くの市町村は対象外です(京都市・向日市は事業者の申請で対象になる区分がある)

申請の前に確認すること

  1. 受付:お住まいの市町村で、まだ受け付けているか(FITで売電する型は終わっている所が多い)
  2. 型:FITを使うか、使わないか(使わない型は自家消費30%以上が条件)
  3. 組み合わせ:太陽光と蓄電池を同時に付けるか(太陽光だけで出るのは向日市・京丹後市・綾部市など)
  4. 順番:工事の前(契約の前)に申請するのか、工事の後でよいのか

見積もりを取る前に:FITを使うかどうかと、申請の時期を確認する

京都府の補助は市町村を通して出て、太陽光と蓄電池を同時に付ける場合だけです。FITを使わない(売電はFITの外で行う)型のほうが、額が4倍ほど大きくなります。

申請の時期は市町村で違います。京都市・宇治市・亀岡市・福知山市などは工事の後に申請し、向日市・精華町・南丹市・京丹後市は交付決定の後に契約します。

見積もりを依頼したら、各社に次の3つを聞いてください。

  • 「FITの認定を取らない形(自家消費30%以上、余りは小売電気事業者に売電)で見積もれますか」
    多くの市町村で、FITを使わない型のほうが補助が大きくなります
  • 「市町村の補助は、契約の前に申請が必要ですか」
    向日市・精華町・南丹市・京丹後市は、交付決定の前に契約すると対象外です
  • 「蓄電池はSIIに登録された製品で、1kWhあたりの価格はいくらですか」
    向日市は1kWhあたり15.5万円以下が条件です(多くの市町は12.5万円以下が努力目標)

公式サイトで確認できます

京都府「家庭向け太陽光発電・蓄電設備補助金」

申請先はお住まいの市町村です。市町村のページで受付状況を確認してください。

補助が使えるかと、業者や製品の質は別の話です。見積もりは複数で比べてください。

見積もりを取る

複数社から見積もりを取ると、補助金を含めた総額を比べられます。その際も、上の3つの質問は必ず聞いてください。

タイナビ(運営:株式会社グッドフェローズ)は、住宅用の太陽光発電の無料の一括見積もりサービスで、全国が対象です。複数の会社の見積もりを比べたい方に。設置には機器代と工事費がかかり、電気代が下がる額は家の電気の使い方や設備の容量で違います。補助金を受け取れるかは、各制度の条件と予算によります。紹介される会社が、使いたい補助金の条件(県内・市内の業者であることなど)を満たすかは会社ごとに違います。見積もりのときに、上の質問で確認してください。

ソーラーパートナーズ(運営:株式会社ソーラーパートナーズ)は、住宅用の太陽光発電・蓄電池の無料の見積もりサービスで、全国が対象です。紹介されるのは、自社で工事まで行う施工会社です(2026年10月28日に公式サイトで確認)。地元の会社に見積もりを頼みたい方に。紹介される会社が、使いたい補助金の条件(県内・市内の業者であることなど)を満たすかは会社ごとに違います。見積もりのときに、上の質問で確認してください。

出典

本ページの内容は、次の公表資料にもとづいています(2026年10月27日確認)。

制度の内容と受付状況は変わります。申請の前に、必ずお住まいの市町村の窓口と公式サイトで確認してください。

制度の内容・金額・要件・期限は予告なく変更されることがあります。申請の前には必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。本サイトは民間の情報サイトであり、事務局ではありません。

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