神奈川県の太陽光・蓄電池の補助金2026|県の個人向けの補助は9月7日に受付終了。受付中は川崎市(1kWあたり7万円)、横浜市のポイント、小田原市・三浦半島などの自家消費型(1kWあたり7万円)と市町村の補助

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神奈川県で、家に太陽光発電や蓄電池を付けるときに使える補助を、県・国・33市町村の公式サイトで調べました(2026年10月24日確認)。

県の、個人が直接申請する補助は、9月7日に受付を終えました。(事業者が申請する0円ソーラーの補助は、12月28日まで受付中です)今使えるのは、市町村の補助です。額が大きいのは川崎市と、国の交付金を使う市町の「自家消費型」(1kWあたり7万円)ですが、自家消費型はFITでの売電ができません。

補助太陽光蓄電池受付状況(2026年10月24日確認)
神奈川県(住宅用)1kWあたり7万円(蓄電池との同時設置が条件)1台15万円9月7日に受付終了
川崎市FITを使わない(余った電気の売電は可)なら1kWあたり7万円・上限28万円、FITを使うなら4万円1kWhあたり10万円(設置費用の1/2以内。上限30万円、FITを使わない太陽光と同時なら70万円)12月28日まで。予算の55%(10月21日時点)
横浜市(ポイント)1kWあたり1.5万円分(4kWまで)12万円分12月25日まで。進み具合は75〜80%(11月4日更新)
国の交付金を使う市町の自家消費型1kWあたり7万円費用の3分の1(kWhあたりの上限あり)小田原市・三浦市・逗子市・横須賀市(太陽光だけ)・大和市・厚木市・開成町などで受付中
市町村独自の補助1kWあたり1万〜2万円、上限3万〜10万円が多い5万円前後が多い受付中・終了が市町村ごとに違う

県の補助:個人向けは受付終了。0円ソーラーは事業者が申請

  • 住宅用太陽光発電・蓄電池導入費補助金:太陽光は1kWあたり7万円、蓄電池は1台15万円で、太陽光と蓄電池の同時設置が条件でした。第2期は9月7日に「申請額が予算額に達したため、申請を締め切りました。」とあり、第3期の告知は見当たりません
  • 太陽光発電初期費用ゼロ促進事業費補助金(0円ソーラー):リースやPPAで初期費用なしに太陽光を付ける仕組みに、県が事業者へ補助します。「個人では補助を受けることができませんが、補助は県民の方々に還元される仕組みとなって います。」10月21日に「申請額が予算額の70%に達しました。」とあり、受付は12月28日までです
  • 共同購入:補助金ではなく、入札で決まった割引価格で買う仕組みです。参加登録は「(延長後)令和8年10月29日(木曜日)まで」
  • ZEH導入費補助金(新築):9月7日に受付を終えました

国の制度:今ある家に付ける太陽光に、個人が直接申請できる補助は見当たらない

  • みらいエコ住宅2026事業(リフォーム):蓄電池は「96,000円/戸」ですが、窓などの断熱改修とセットが前提です。太陽光は「×太陽光発電設備の設置工事」として対象外で、リースの設備も対象外です。詳しくはみらいエコ住宅2026事業(リフォーム)をご覧ください
  • 家庭用蓄電池のDR補助(SII):「2026年5月29日(金)に交付申請額の合計額が予算に達したことを確認したため、公募は終了しました。」
  • 売電価格(FIT、10kW未満):「24円(~4年)」「8.3円(5~10年)」です

全国の制度は太陽光発電の補助金と蓄電池の補助金にまとめています。

川崎市:FITを使わない太陽光は1kWあたり7万円

  • 太陽光は、FITの認定を取らない場合「7万円/kW」(設置費用の1/2)で上限「28万円/件」、FITの認定を取る場合は「4万円/件」です。FITなしは2kW以上の設備が対象です
  • FITを使わなくても、余った電気は売れます。要綱は「エ 売電を行う場合は全量買取方式ではなく、余剰買取方式によること。」としています
  • 蓄電池は1kWhあたり10万円(設置費用の1/2以内)で、上限はFITなしの太陽光と同時なら70万円、それ以外(FITありの太陽光と同時、または既設の太陽光とつなぐ)は30万円です
  • 市の登録事業者が施工した設備が対象です。「・交付決定通知書を受け取る前に着手したものは補助対象外です。」
  • PPAやリースなど、自分で購入していない設備は対象外です
  • 「※本補助金は国や神奈川県が実施する他の補助金と併用することができます。」ただし、他の補助金の額を引いた額が補助の対象になります
  • 受付は「令和8年4月24日(金)~令和8年12月28日(月)」で、予算に対する申請額は55%(10月21日時点)です

横浜市:横浜グリーンエネルギーパートナーシップ(YGrEP)のポイント

  • 現金ではなくポイントなどで還元されます。太陽光は1kWあたり1.5万円分(4kWまで)、蓄電池は12万円分、V2Hは10万円分です
  • 太陽光は、蓄電池・エコキュート・EVのどれかを同時に付けるか、すでに付けていることが条件です。蓄電池は、太陽光を同時に付けるか、すでに付けていることが条件です
  • 設置の前に申請します。「※設置後の申請はできません。」買い替えも対象外です
  • 設置の後の申請に「設置前のお写真※が必要」です。設置の完了の報告は2027年1月22日までで、翌年度以降も、発電量・売電量などのデータの提出(モニタリング)があります
  • リース・PPAは、環境価値が申請者にあれば使える場合があります
  • 申請は「令和8年6月15日(月曜日)~令和8年12月25日(金曜日)」で、特設サイトの進み具合は75〜80%(11月4日更新)です

相模原市:奨励金は2月に申請、ゼロ円ソーラーは事業者経由

  • 住宅用スマートエネルギー設備等導入奨励金:太陽光は8万円(2kW以上10kW未満)、蓄電池・V2Hは各20万円(太陽光とつなぐことが条件。太陽光は既設でもよい)。設置の後に申請する方式で、第1期は終了しました。第2期は「申請期間 令和9年2月1日(月曜日)~令和9年2月26日(金曜日)【必着】」で、10月1日から2月26日までに完了した設備が対象です
  • 住宅用初期費用ゼロ太陽光発電設備等導入補助金:市に登録されたリース・電力販売のプランで設置する場合に、事業者が申請し、補助の分が料金から差し引かれます。太陽光は1kWあたり7万円(5kWまで)で、市内の施工業者なら1kWあたり3万円を加算。受付は1月29日までです。上の奨励金とは併用できません

国の交付金を使う「自家消費型」:1kWあたり7万円、ただしFITは使えない

国(環境省)の交付金を使う市町の補助は、太陽光が1kWあたり7万円と大きい一方、共通の条件があります。

  • FIT・FIPの認定を取らないこと(余った電気は、FIT以外の方法で売れる市町があります)
  • 発電量の30%以上を家で使うこと
  • 国の他の補助とは併用できないこと(県の補助とは併用できる市町があります)
  • 原則として、交付決定の前に契約・着工しないこと
市町太陽光蓄電池受付状況
小田原市1kWあたり7万円費用の1/3か、1kWhあたり5.16万円の低い方(太陽光と同時)12月18日まで(予算がなくなり次第終了)。市の登録事業者の施工、契約の前に申請
横須賀市・鎌倉市・逗子市・三浦市・葉山町(共同)1kWあたり7万円費用の1/3。費用は1kWhあたり14.1万円までで計算するので、補助は1kWhあたり最大約4.7万円(太陽光と同時)受付は1月15日まで。横須賀市は太陽光だけ受付中(予算の80.4%、9月30日時点)、逗子市は10月5日に再開(70.0%)、三浦市は受付中。鎌倉市と葉山町は6月に個人向けを停止
大和市1kWあたり7万円費用(1kWhあたり15.5万円までで計算)の1/3で、1kWhあたり最大約5.2万円。蓄電池かV2Hの同時設置が必須1月29日まで。終了の告知は見当たらない(件数の表示なし)
厚木市(奨励金の自家消費加算)1kWあたり7万円、上限42万円価格の1/3(1kWhあたり15.5万円以下の機器)設置の後に申請(2月15日必着)。加算は太陽光29%・蓄電池43%(10月14日時点)
開成町4kWまで1kWあたり8.5万円(県の事業を使うと12万円)費用の1/3(1kWhあたり上限5.1万円)に5万円を加算築1年以上の持ち家が対象。2月15日まで。「令和8年度が最終年度です」
藤沢市(太陽光・蓄電池・HEMSの3点セット)1kWあたり7万円費用の1/38月18日に受付終了

市町村独自の補助(売電する設備も対象のものが多い)

市町村太陽光蓄電池申請の時期受付状況
平塚市設置価格の1/2以内、1kWあたり5万円・上限20万円同時に付けると5万円を上乗せ着工の前受付中。市民向けの脱炭素の補助全体で予算の64.6%(10月30日時点)
鎌倉市1kWあたり1万円・上限5万円(FITの認定を受けるもの)上限5万円着工の前受付中。執行率は約80%(10月20日時点)
厚木市(基本分)1kWあたり1万円・上限6万円(今ある家なら10万円を加算)5万円設置の後受付中。太陽光42%・蓄電池49%(10月14日時点)
大和市(FIT用)1kWあたり1万円・上限4万円終了着工の2週間前まで太陽光は受付中(60件程度のうち42件、10月19日時点)
座間市1kWあたり1万円・上限4万円4万円着工の14日前まで受付中。予算400万円のうち残り90.3万円(9月30日時点)
葉山町1kWあたり1.5万円・上限5万円5万円着工の前町のページに「引き続き申請を受け付けています」とあるが、更新日は5月14日
大磯町1kWあたり1.5万円・上限5.2万円上限5万円着工の前終了の告知は見当たらない(4月1日更新)
寒川町1式5万ポイント(さむかわPay)1台5万ポイント設置の後受付状況の表示は見当たらない
綾瀬市1kWあたり1万円・上限3万円5万円設置の後「現在受付中です。」(4月1日更新のページ)
愛川町1kWあたり1万円・上限3万円(5kW以上は2万円を加算)費用の1/2・上限5万円設置の前に予定届出6月3日時点で太陽光25件・蓄電池21件の枠
中井町1kWあたり1.5万円・上限5.2万円5万円着工の前終了の告知は見当たらない
大井町1kWあたり2万円・上限10万円5万円着工の前蓄電池は残り5件以下(8月1日時点)
松田町1kWあたり2万円・上限10万円5万円着工の前(窓口だけ)終了の告知は見当たらない(7月24日更新)
箱根町1kWあたり1.5万円・上限5万円上限5万円着工の前ページに受付状況の記載なし
湯河原町1kWあたり1.5万円・上限5.2万円費用の1/2・上限5万円設置の前に届出、設置の後に申請ページに受付状況の記載なし
清川村1kWあたり1.5万円・上限5万円5万円設置の後(事前協議あり)令和8年度の表示は見当たらない

受付を終えた市町:藤沢市(太陽光6月29日・蓄電池7月28日)、海老名市(8月25日)、秦野市(6月)、伊勢原市(6月9日)、逗子市の市独自の補助、小田原市の蓄電池5万円の補助。

補助が見当たらない市町:茅ヶ崎市は「現在、茅ヶ崎市で行っている省エネ及び再エネ推進に関する補助金は、事業者向けの太陽光発電設備普及啓発事業費補助金のみとなり、」としています。二宮町は「(注釈)現在町では、太陽光発電・蓄電池の購入に対する補助は行っておりません。」としています。山北町・真鶴町は、公式サイトで見当たりませんでした。南足柄市は、市のホームページ全体が止まっていて確認できませんでした。

もらえない主な理由

  • 交付決定の前に契約・着工した:川崎市・小田原市・自家消費型の多くは対象外です(設置の後に申請する市町もあります)
  • FITの認定を取った:自家消費型の補助(1kWあたり7万円)は、FITで売電する設備には使えません。逆に、鎌倉市・葉山町・大磯町などはFITの認定を受ける設備が対象です
  • 国の他の補助と重ねた:自家消費型は、国の他の補助と併用できません
  • リース・PPAで付けた:川崎市・平塚市・座間市などは、自分で購入した設備だけが対象です
  • 蓄電池だけを付けた:太陽光と同時でないと対象外の補助が多くあります(横浜市・相模原市は既設の太陽光でもよい)
  • 予算がなくなった:先着順で、受付を終えた市町があります

申請の前に確認すること

  1. 売電の方法:FITの認定を受けて売電するか、FITを使わない自家消費型か(余った電気をFIT以外で売れるか)
  2. 市町村の補助:お住まいの市町村に補助があり、今年度の受付中か
  3. 申請の時期:着工の前か、設置の後か。交付決定まで契約・着工を待てるか
  4. 業者:市町に登録された事業者が条件か
  5. 買い方:購入か、リース・PPAか(リース・PPAは対象外の補助がある)
  6. 併用:国・県・市町村の補助を重ねられるか

見積もりを取る前に:売電(FIT)をするかと、申請の順番を確認する

神奈川県の市町村の補助は、FITの認定を受ける設備が対象のものと、FITを使わない「自家消費型」が対象のものに分かれます。国の交付金を使う自家消費型は1kWあたり7万円と大きい一方、FITの認定を取らないことや、発電量の30%以上を家で使うことが条件です。

多くの補助は、交付決定の前に着工(市町によっては契約も)すると対象外です。相模原市・厚木市・寒川町・綾瀬市などのように、設置の後に申請する補助もあります。

見積もりを依頼したら、各社に次の3つを聞いてください。

  • 「使いたい補助は、FITの認定を受ける設備が対象ですか。FITを使わない自家消費型が対象ですか」
    同じ太陽光でも、FITを使うかどうかで使える補助と額が変わります(FITを使わなくても、余った電気をFIT以外で売れる補助があります)
  • 「市町の交付決定まで、契約と着工を待ってもらえますか」
    交付決定の前の契約・着工を対象外にする補助が多くあります
  • 「市町に登録された事業者ですか」
    川崎市・小田原市は、市に登録された事業者の施工が条件です

公式サイトで確認できます

神奈川県「かながわ脱炭素ポータル」の補助金の一覧

県と市町村の太陽光・蓄電池の補助は、県のポータルの一覧と、お住まいの市町村のページで確認できます。

補助が使えるかと、業者や製品の質は別の話です。見積もりは複数で比べてください。

見積もりを取る

複数社から見積もりを取ると、補助金を含めた総額を比べられます。その際も、上の3つの質問は必ず聞いてください。

東京ガス(東京瓦斯株式会社)の、太陽光発電・蓄電池の無料相談・見積もりです。対象は、関東の1都6県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県・栃木県・群馬県。島しょ部を除く)にある、1981年以降に着工した持ち家の戸建て住宅だけです(2006年8月31日以前に建てた住宅は、図面で建材を確認するため、内容によっては受けられないことがあります)。設置には機器代と工事費がかかります。太陽光で発電した電気を直接使えるのは、基本的に発電しているときだけです(それ以外の時間は、蓄電池がなければ電力会社から買った電気を使います)。電気代が下がる額は、家の電気の使い方や設備の容量で違います。補助金を受け取れるかは、各制度の条件と予算によります。2026年10月16日時点の情報です。新しいキャンペーンなどは、リンク先で確認してください。

タイナビ(運営:株式会社グッドフェローズ)は、住宅用の太陽光発電の無料の一括見積もりサービスで、全国が対象です。関東以外にお住まいの方や、複数の会社の見積もりを比べたい方に。紹介される会社が、使いたい補助金の条件(県内・市内の業者であることなど)を満たすかは会社ごとに違います。見積もりのときに、上の質問で確認してください。

出典

本ページの内容は、次の公表資料にもとづいています(2026年10月24日確認)。

  • 神奈川県「かながわ脱炭素ポータル」と、県の住宅用太陽光発電・蓄電池導入費補助金・太陽光発電初期費用ゼロ促進事業費補助金・共同購入のページ
  • みらいエコ住宅2026事業、環境共創イニシアチブ(DR家庭用蓄電池)、資源エネルギー庁(FITの買取価格)
  • 横浜市(横浜グリーンエネルギーパートナーシップ)・川崎市(太陽光発電設備等設置費補助金)・相模原市(奨励金・初期費用ゼロ)の公式ページ
  • 各市町村の公式ページ(横須賀市・鎌倉市・逗子市・三浦市・葉山町・藤沢市・茅ヶ崎市・寒川町・平塚市・大磯町・二宮町・厚木市・大和市・海老名市・座間市・綾瀬市・愛川町・清川村・小田原市・秦野市・伊勢原市・中井町・大井町・松田町・山北町・開成町・箱根町・真鶴町・湯河原町)

制度の内容と受付状況は変わります。申請の前に、必ず市町村の窓口と公式サイトで確認してください。

制度の内容・金額・要件・期限は予告なく変更されることがあります。申請の前には必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。本サイトは民間の情報サイトであり、事務局ではありません。

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