本ページにはプロモーション(広告)が含まれます。
兵庫県で、家に太陽光発電や蓄電池を付けるときに使える補助を、国・県・41市町の公式サイトで調べました(2026年10月28日確認)。
兵庫県の補助は、市町が窓口になる「自家消費型住宅用太陽光発電設備等導入補助事業」です。太陽光と蓄電池をセットで付け、FITを使わない場合に、合わせて最大58.5万円が出ます。神戸市は対象外で、受付を終えた市町も多くなっています。市町独自の補助がある所もあります。
| 補助 | 太陽光 | 蓄電池 | 受付状況(2026年10月28日確認) |
|---|---|---|---|
| 県の自家消費型(市町が窓口) | 1kWあたり7万円(5kWまで、上限35万円) | 価格の3分の1(1kWhあたり14.1万円・5kWhまでで計算、上限23.5万円) | 市町ごと。尼崎市・姫路市・川西市などは終了、西宮市・明石市・洲本市などは残りあり |
| 神戸市 | 実施していない | 実施していない | 市は「太陽光パネルや蓄電池に関する補助金制度は実施しておりません」としている |
| 市町独自の補助 | 芦屋市1kWあたり10万円、加古川市はFITなしで14万円など | 姫路市・加古川市・明石市など | 市町ごと(姫路市の蓄電池は11月4日に終了) |
県の補助:自家消費型住宅用太陽光発電設備等導入補助事業
- 窓口は市町:県は「補助事業は下記対象市町を窓口として実施いたします。」としていて、令和8年9月7日現在の一覧に30市町が載っています(豊岡市は県の補助を使って10月8日から受付を始めていて、一覧の後に加わった)。神戸市・芦屋市・伊丹市・宝塚市・加古川市・加西市・佐用町・香美町・新温泉町・淡路市では、県の補助は見当たりません
- 額:太陽光は1kWあたり7万円(5kWまで)、蓄電池は価格(工事費込み・税抜き)の3分の1で、1kWhあたり14.1万円・5kWhまでで計算します。合わせて最大58.5万円です。市町の上乗せは見当たりませんでした
- 条件:自分が所有して住む戸建てに、太陽光と蓄電池をセットで付けること。県は「FITの認定又はFIP制度の認定を取得しないこと」「太陽光発電設備で発電する電力量の30%以上を自家消費すること」としています。FITの外で余った電気を売ることはできます
- 契約の順番:市町の交付決定の後に契約・着工します。PPA・リースは対象外で、J-クレジットにも登録できません
- 国の補助との併用:国の交付金(重点対策加速化事業)を使う補助なので、同じ設備で国の補助は受けられません。県の共同購入で入れる設備も申請できます
県の補助の、市町ごとの受付状況
市町ごとに予算があり、予算に達すると締切の前でも受付を終えます。日付は市町のページの表示の時点です。
| 状況 | 市町(カッコ内は残りと日付、締切) |
|---|---|
| 受付中・残りあり | 西宮市(残り104.7万円・10/28、申請は12/1必着で、12/15までに工事・支払いを終えて実績報告。FITを使わない売電の手続きに最大2か月ほどかかることがある)、明石市(残り238.5万円・11/2、11/30まで)、高砂市(残り507.6万円・9/9、12/1まで)、三木市(残り約5件・10/1、11/30まで)、稲美町(残り69.3万円・9/17)、洲本市(予算358万円がそのまま残る・10/20、12/18まで)、南あわじ市(残り351万円・8/26、12/18まで)、豊岡市(10/8に受付を始め、予算117万円がそのまま残る・10/8、12/25まで)、丹波市(残り3件・9/14、12/15まで)、丹波篠山市(残り3件・7/15、11/30まで)、宍粟市(残り58.5万円=満額1件分・10/20、12/28まで)、上郡町(残り1件・9/18、12/28まで)、三田市(残り138万円・7/15)、西脇市(12/28まで)、養父市(11/20まで)、神河町(12/25まで) |
| 10月30日で締切 | 朝来市(県の再配分で9/10に再開していました) |
| 枠がほぼ埋まっている | 赤穂市(8/10時点で8件の枠に申請8件、11/30まで)、播磨町(残り1件・8/7) |
| 受付終了 | 尼崎市(10/21時点で残り0)、姫路市(8/19)、川西市(8/31)、猪名川町(9/29)、小野市(10/1)、加東市(8/19)、多可町、市川町(7/10)、福崎町、たつの市(8/21)、太子町、相生市(10/14に受付停止) |
市町独自の補助
県の補助とは別に、市町が自分の予算で出す補助です。県の補助と同じ設備に重ねられない所が多いので、どちらを使うかを先に決めてください。
| 市町 | 太陽光 | 蓄電池・V2H | 主な条件と受付状況 |
|---|---|---|---|
| 芦屋市 | 1kWあたり10万円・上限50万円(FITなし) | 価格の3分の1(上限28万円)に1kWhあたり2万円(上限20万円)を足して最大48万円。1kWhあたり14.1万円を超える蓄電池は対象外 | 4月16日以降に着手した工事なら設置の後でも申請できる(申請は販売店・施工業者)。10/9時点で残り2,020.2万円(太陽光と蓄電池の合計)。2027年1月31日まで |
| 加古川市 | FITなしで1kWあたり14万円・上限42万円(3kWまで) | 1kWhあたり5万円・上限35万円(太陽光を付けて10年たった家だけ) | 太陽光は新築は不可。10/19時点で予算5,880万円のうち申請3,052万円。蓄電池は10/23時点で申請が予算を超えたが、市は受付を続けている |
| 宝塚市 | 1kWあたり7万円 | 価格の3分の1(1kWhあたり15.5万円以下の蓄電池だけ) | 「再エネ推進助成金」は10/26時点で残り11.9万円(執行率99.4%、補欠受付)。別の「ゼロカーボンシティ推進助成金」が11月2日に受付開始。設置の前でも後でも申請でき、2つの併用は不可 |
| 姫路市 | (県の分は8/19に終了) | 蓄電池は1kWhあたり1万円・上限5万円(播磨圏域の業者と契約すると2万円・上限10万円)。V2Hは10月29日で受付終了 | 蓄電池も予算の上限に達して11月4日17時に受付終了。蓄電池は今ある太陽光への後付けやFITの家も対象。県の補助とは重ねられない |
| 明石市 | 3kW未満4万円・3kW以上8万円 | 5万円 | 10月30日必着。10/21時点で予算の77% |
| 高砂市 | 1kWあたり2万円・上限5万円 | 5万円 | 10/15時点で残り325万円(太陽光と蓄電池の合計) |
| 播磨町 | 1kWあたり2万円・上限5万円 | 蓄電池5万円、V2Hは本体価格の4分の1・上限10万円 | 受付中 |
| 稲美町 | 3万円(FITの家) | 3万円 | 受付中(残りの表示なし) |
| 加西市 | ― | 5万円(20件) | 残りの表示なし |
| 豊岡市 | 1kWあたり3万円(市内産のパネルは4万円)・4kWまで | 1kWhあたり3万円・6kWhまで | 設置の後に申請。FITの家も、蓄電池だけも対象。2027年3月19日まで。県の自家消費型とは併用できない |
| 新温泉町 | 1kWあたり5万円・上限20万円(町外の業者は3万円・上限12万円) | 経費の5分の1・上限20万円(今ある太陽光につなぐ場合も可) | 締切の表示なし |
| 丹波市 | 1kWあたり2万円・上限10万円 | 蓄電池は1kWhあたり2万円・上限10万円、V2Hは10万円 | 太陽光がない家は、太陽光に蓄電池・V2H・次世代自動車のどれかを合わせることが必要(「太陽光発電設備の設置のみを対象にした補助はありません。」)。太陽光がある家は蓄電池などだけでも対象。設備の導入・工事の着手の前に申請。うちエコ診断の受診が条件。2027年2月1日まで |
| 丹波篠山市 | 1万円・上限5万円 | 1万円・上限5万円 | 導入の後に申請。2027年3月12日まで |
| 淡路島3市(洲本・南あわじ・淡路) | ― | 淡路県民局などの蓄電池の補助:1kWhあたり1.5万円・上限15万円(今ある太陽光につなぐ場合も可) | 2027年2月26日まで。県のほかの補助と同じ蓄電池には使えない |
豊岡市には、脱炭素先行地域(日高町の一部の地区)の住宅だけが使える補助(経費の3分の2、太陽光・蓄電池とも上限100万円、市内の業者から購入、11月30日まで)もあります。神戸市は「なお、太陽光パネルや蓄電池に関する補助金制度は実施しておりません。」としています。伊丹市・佐用町・香美町・淡路市では、市町独自の家庭向けの太陽光・蓄電池の補助は見当たりませんでした。
そのほかの支援
- 共同購入:県の太陽光・蓄電池の共同購入は、補助金ではなく、まとめて買うことで価格を下げる仕組みです。令和8年度の参加登録は9月30日で終わりました
- 新築:芦屋市・西宮市・宝塚市には、新築のZEHへの補助が別にあります
国の制度:今ある家に付ける太陽光に、個人が直接申請できる補助は見当たらない
- みらいエコ住宅2026事業(リフォーム):蓄電池は「96,000円/戸」ですが、窓などの断熱改修とセットが前提です。太陽光は「×太陽光発電設備の設置工事」として対象外です。詳しくはみらいエコ住宅2026事業(リフォーム)をご覧ください
- 家庭用蓄電池のDR補助(SII)・国のV2H:どちらも受付を終えています
- 売電価格(FIT、10kW未満):「24円(~4年)」「8.3円(5~10年)」です
全国の制度は太陽光発電の補助金と蓄電池の補助金に、兵庫県の窓・給湯器などの補助は兵庫県のリフォーム補助金にまとめています。
補助を選ぶときの注意
- 県の補助はFITなし・契約の前:FIT・FIPの認定を取らず、発電した電気の30%以上を家で使います。市町の交付決定の後に契約・着工します
- 県の補助と市町独自の補助:豊岡市・姫路市・淡路島の蓄電池の補助などは、県の補助と同じ設備には重ねられません。額と条件を比べて選びます
- 蓄電池の価格:県の補助は1kWhあたり14.1万円までで計算します(超えても対象)。芦屋市は14.1万円、宝塚市は15.5万円を超えると対象外です
- 締切を過ぎた所:明石市の市独自の補助と朝来市の県の補助は10月30日で締め切りました
申請の前に確認すること
- 受付:お住まいの市町で、県の補助をまだ受け付けているか(神戸市は対象外)
- 型:FITを使わない形にするか(県の補助の条件)
- 順番:市町の交付決定が出てから契約するか
- 市町独自の補助:県の補助とどちらを使うか(同じ設備では重ねられないことが多い)
見積もりを取る前に:FITを使うかどうかと、申請の時期を確認する
兵庫県の補助は市町が窓口で、太陽光と蓄電池をセットで付け、FITを使わない(発電した電気の30%以上を家で使う)場合だけです。交付決定の前に契約すると対象外です。
市町独自の補助は、工事の後に申請できる所もあります。芦屋市・宝塚市・豊岡市・姫路市(蓄電池)などは条件と申請の時期がそれぞれ違います。
見積もりを依頼したら、各社に次の3つを聞いてください。
- 「FITの認定を取らない形(自家消費30%以上、余りは小売電気事業者に売電)で見積もれますか」
県の補助の条件です - 「市町の交付決定が出るまで、契約を待ってもらえますか」
県の補助は、交付決定の前の契約・着工が対象外です - 「蓄電池の1kWhあたりの価格(工事費込み・税抜き)はいくらですか」
県の補助は1kWhあたり14.1万円までで計算し、芦屋市は14.1万円を超えると対象外です
公式サイトで確認できます
申請先はお住まいの市町です。市町のページで受付状況を確認してください。
補助が使えるかと、業者や製品の質は別の話です。見積もりは複数で比べてください。
見積もりを取る
複数社から見積もりを取ると、補助金を含めた総額を比べられます。その際も、上の3つの質問は必ず聞いてください。
タイナビ(運営:株式会社グッドフェローズ)は、住宅用の太陽光発電の無料の一括見積もりサービスで、全国が対象です。複数の会社の見積もりを比べたい方に。設置には機器代と工事費がかかり、電気代が下がる額は家の電気の使い方や設備の容量で違います。補助金を受け取れるかは、各制度の条件と予算によります。紹介される会社が、使いたい補助金の条件(県内・市内の業者であることなど)を満たすかは会社ごとに違います。見積もりのときに、上の質問で確認してください。
ソーラーパートナーズ(運営:株式会社ソーラーパートナーズ)は、住宅用の太陽光発電・蓄電池の無料の見積もりサービスで、全国が対象です。紹介されるのは、自社で工事まで行う施工会社です(2026年10月28日に公式サイトで確認)。地元の会社に見積もりを頼みたい方に。紹介される会社が、使いたい補助金の条件(県内・市内の業者であることなど)を満たすかは会社ごとに違います。見積もりのときに、上の質問で確認してください。
出典
本ページの内容は、次の公表資料にもとづいています(2026年10月28日確認)。
- 兵庫県「自家消費型住宅用太陽光発電設備等導入補助事業」(補助実施市町の一覧)と、県の共同購入のページ
- 神戸市、姫路市(太陽光・蓄電池・蓄電池・V2H)
- 芦屋市・加古川市・宝塚市・西宮市・明石市ほか各市町の公式ページ(41市町)
- みらいエコ住宅2026事業、環境共創イニシアチブ(DR家庭用蓄電池)、次世代自動車振興センター(V2H)、資源エネルギー庁(FITの買取価格)
制度の内容と受付状況は変わります。申請の前に、必ずお住まいの市町の窓口と公式サイトで確認してください。
制度の内容・金額・要件・期限は予告なく変更されることがあります。申請の前には必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。本サイトは民間の情報サイトであり、事務局ではありません。
