愛知県の太陽光・蓄電池の補助金2026|県の補助は市町村を通して出て、太陽光はHEMS・蓄電池などとセットの時だけ。名古屋市は蓄電池単体が終了、岡崎市は太陽光だけで最大1kWあたり7万円

本ページにはプロモーション(広告)が含まれます。

愛知県で、家に太陽光発電や蓄電池を付けるときに使える補助を、国・県・54市町村の公式サイトで調べました(2026年10月26日確認)。

愛知県の補助は、県が市町村の補助に上乗せする形で、申請先は市町村です。太陽光だけでは、ほとんどの市町村で補助が出ません。太陽光が対象になるのは、HEMSと、蓄電池・V2H・ZEHの外皮(新築)・断熱窓のどれかを一緒に付ける「一体的導入」のときで(どの組み合わせを補助するかは市町村ごと)、蓄電池だけの補助は、県の一覧では54市町村すべてにあります(受付を終えた市町村もあります)。

補助太陽光蓄電池受付状況(2026年10月26日確認)
県の協調補助(市町村で受付)単体は対象外。HEMS+(蓄電池・V2H・ZEHの外皮・断熱窓のどれか)との一体的導入だけ単体も対象(54市町村すべてに補助がある)市町村ごと(受付を終えた市町村も多い)
名古屋市1kWあたり3万円(築10年以下・カーポートは2万円)。一体的導入だけ一体的導入では1kWhあたり1.5万円。単体は受付終了一体的導入は受付中(11月2日時点で予算の43%)。申請は工事の後
岡崎市太陽光だけで、経費(税抜)の2分の1と1kWあたり7万円の低いほう・上限63万円(FIT・FIPなし、地元の小売電気事業者に売電)区分により2万〜35万円受付中(2026年4月13日以降の契約が対象。着工の21日前までに申請、12月28日まで)

県の補助:住宅用地球温暖化対策設備導入促進費補助金(市町村との協調補助)

  • 仕組み:県のページは「個人から県に直接申請いただく必要はありません。」としていて、市町村が出す補助の中に県の分が入っています。市町村が補助していない場合や、市町村の予算がなくなった場合は、県の分も受けられません
  • 県が上乗せする設備:単体はHEMS・燃料電池・蓄電池・V2H・太陽熱。太陽光は、HEMSと、蓄電池・V2H・ZEHの外皮・断熱窓のどれかと一緒に付ける「一体的導入」のときだけです
  • 条件:太陽光は「売電を行う場合は全量買取方式ではなく余剰買取方式によること。」(FITを使うことの禁止は書かれていない)。蓄電池はSIIに登録された製品。PPA・リースは、県のよくある質問で「対象外になります。」
  • 国の補助との併用:県のよくある質問は「本補助金に国庫は含まれていませんので、国の補助金を貰っていても県の補助金も受け取れます。」としています(市町村の条件は別に確かめる)
  • 市町村の数:県の令和8年度の一覧では、蓄電池の単体は54市町村すべて、太陽光・HEMS・蓄電池の一体的導入は47市町村が補助しています

名古屋市:一体的導入は受付中、蓄電池だけは終了

名古屋市のよくある質問は「太陽光発電設備単体での補助金はございません。」として、太陽光・HEMS・蓄電池(かV2H)の3点を同時に付けることを条件にしています。

  • 額:太陽光は築10年超の住宅で1kWあたり3万円、築10年以下・カーポートは2万円(9.99kWまで)。HEMS1万円、蓄電池1kWhあたり1.5万円(10kWhまで)か、V2H5万円。たとえば太陽光5kW(築10年超)+HEMS+蓄電池10kWhなら31万円です
  • 申請は工事の後:「令和8年度より補助金の申請の時期を「工事着工前」から「工事完了後」へ変更します。」。申請は2027年2月12日まで(消印有効)、郵送か電子申請です
  • 受付状況(11月2日17時時点):一体的導入は予算の43%、V2H単体は40%、ZEHと同時の蓄電池は18%。太陽光につなぐ蓄電池の単体は「予算に達したため、蓄電システムの受付は終了しました。」
  • 条件:一体的導入は「なごや太陽光倶楽部」(市のJ-クレジットの取組)への入会が必須です。国の補助とは併用できます

太陽光だけで補助が出る市

県の一覧で、太陽光を単独で補助している市(市の単独の補助)は次の4市です。

市太陽光主な条件
岡崎市「補助対象経費の合計額×1/2の額」と1kWあたり7万円の低いほう・上限63万円工事請負契約が2026年4月13日以降のものに限る。工事着手の21日前までに申請し、交付決定の後に着工。FIT・FIPの認定を取らず、地元の小売電気事業者(おいでんエネルギー)に売電。J-クレジットへの登録禁止、30%以上の自家消費、発電量の報告3年、2者以上の見積り、県内の登録事業者の施工。申請は12月28日まで
豊田市1kWあたり1万円・上限10万円外部給電機能付きのEV・PHEVを持っていて、市内の業者が設置する場合
みよし市1kWあたり4万円・上限20万円設置の後、180日以内に申請。9月30日時点で予算の残り7,900万円(ZEHなども含む全体)
田原市1kWあたり1万円(経費の4分の1以内)・上限10万円9月末時点で残り493.7万円(EVなどと合わせた全体)

岡崎市には、亀井町などの脱炭素先行地域の住民だけが使える太陽光の補助(3分の2・上限192万円)もあります(一般の補助とは併用できない)。

市町村ごとの受付状況

どの市町村も、予算に達すると締切の前でも受付を終えます。残りの額は太陽光・蓄電池だけでなく全設備の合計で出している所がほとんどです。

状況市町村(カッコ内は日付と残り)
受付中・残りあり一宮市(残り970万円・10/30)、小牧市(執行率88%・9/30)、犬山市(残り370万円・10/15)、岩倉市(残り669万円・10/1)、扶桑町(残り710万円・9月末)、東浦町(受付可能件数 一体的導入18件・蓄電池5件・10/9)、知多市(残り365万円・10/21)、阿久比町(残り281万円・10/1)、津島市(残り66.8万円・残りわずか)、半田市(残り471万円・10/21)、常滑市(残り606万円)、美浜町(追加予算で9/18に再開)、豊田市、岡崎市、刈谷市(残り1,155.9万円・10/23)、碧南市(残り710万円・10/16)、西尾市(残り423.5万円・10/1)、知立市(残り792万円・10/2)、みよし市、豊川市(残り525万円・10/23)、田原市
受付中だが残りの表示がない東海市(工事の後に申請、2027年3月19日まで)、大府市(太陽光は対象外)、安城市、江南市、豊山町、大治町、飛島村、南知多町、東郷町、豊橋市、蒲郡市、設楽町、東栄町、豊根村、弥富市(V2Hだけ)
ほぼ終了稲沢市(残り4.1万円・10/1)、北名古屋市(残り6.38万円・9/29)、武豊町(残り1.7万円・10/5。HEMS単独・太陽熱だけ)、新城市(残り2.5万円・10/15)、日進市(補欠受付のみ)、瀬戸市(キャンセル待ちのみ)
受付終了清須市、大口町(太陽光・蓄電池。エネファーム・HEMSだけ受付)、あま市(10/7)、蟹江町(9/15)、愛西市(HEMS以外)、尾張旭市、長久手市(8/6)、豊明市(9/28)、高浜市(5/26)、幸田町(10/28)、名古屋市の蓄電池単体
太陽光は対象外の市春日井市(令和7年度から太陽光・HEMSを対象外。蓄電池6万円などだけ)、大府市・長久手市・豊明市・瀬戸市

一体的導入(太陽光+HEMS+蓄電池)の額の例

額は市町村によって大きく違います。蓄電池だけの補助は15万円の所が多くなっています。

  • 高い所:飛島村(最大65万円)、豊根村(46.28万円)、知立市(46万円)、岩倉市(最大47万円)、田原市(最大36万円)、刈谷市(上限32万円)、碧南市(32万円)
  • 20万円前後:小牧市(28万円)、設楽町(25万円)、愛西市・稲沢市(24万円)、武豊町(23万円)、半田市(21.78万円)、豊田市・安城市・高浜市(21万円)、江南市・大口町・津島市・幸田町(約21万円)、常滑市・美浜町・東郷町・犬山市(20万円)
  • 低い所:一宮市(12万円)、豊橋市(12万円)、西尾市(12万円)、清須市・豊山町(11.28万円)、豊川市(10万円)、北名古屋市(9万円)、新城市(7万円)

国の制度:今ある家に付ける太陽光に、個人が直接申請できる補助は見当たらない

  • みらいエコ住宅2026事業(リフォーム):蓄電池は「96,000円/戸」ですが、窓などの断熱改修とセットが前提です。太陽光は「×太陽光発電設備の設置工事」として対象外です。詳しくはみらいエコ住宅2026事業(リフォーム)をご覧ください
  • 家庭用蓄電池のDR補助(SII)・国のV2H:どちらも受付を終えています
  • 売電価格(FIT、10kW未満):「24円(~4年)」「8.3円(5~10年)」です

全国の制度は太陽光発電の補助金と蓄電池の補助金にまとめています。

補助を選ぶときの注意

  • 申請の時期:名古屋市・春日井市・犬山市・岩倉市・扶桑町・東海市・みよし市などは工事の後、一宮市・小牧市・豊橋市(着工の21日前)・豊川市(7日前)・岡崎市(着工の21日前)などは工事の前に申請します。豊田市は設置完了の前(予定の届出)と後の2回申請します
  • J-クレジット:名古屋市(なごや太陽光倶楽部)、小牧市・東海市・阿久比町・日進市・東郷町・豊田市(くらしカーボンニュートラルクラブ)、豊川市・蒲郡市(そらいろラボ)、知立市などは入会が条件です。田原市は環境価値を市に譲ることが条件です
  • 売電:全量売電は不可で、余剰売電は可。FITを使うことを禁じているのは岡崎市の太陽光だけの補助です。北名古屋市・豊山町・清須市・美浜町・東郷町は売電の契約が条件で、尾張旭市は自家消費だけも可としています
  • PPA・リース:県の補助は対象外です

申請の前に確認すること

  1. 受付:お住まいの市町村で、まだ受け付けているか(全設備の合計で残りを出している所が多い)
  2. 組み合わせ:太陽光だけでよいのか、HEMS・蓄電池とのセットが必要か
  3. 順番:工事の前に申請するのか、工事の後でよいのか
  4. 条件:J-クレジットの会への入会、売電の契約などが条件になっていないか

見積もりを取る前に:市町村の補助の組み合わせと、申請の時期を確認する

愛知県の補助は市町村を通して出ます。太陽光だけでは多くの市町村で補助が出ず、HEMSと、蓄電池・V2H・ZEHの外皮(新築)・断熱窓のどれかを一緒に付ける「一体的導入」が条件です(どの組み合わせを補助するかは市町村ごと)。

申請の時期は市町村で逆です。名古屋市・犬山市・岩倉市・扶桑町・東海市・みよし市などは工事の後に申請し、一宮市・小牧市・豊橋市・豊川市・岡崎市などは工事の前に申請します。

見積もりを依頼したら、各社に次の3つを聞いてください。

  • 「市町村の補助は、工事の前に申請が必要ですか」
    工事の前に申請が必要な市町村では、交付決定の前に着工すると対象外です
  • 「HEMSと、蓄電池・V2H(新築ならZEHの断熱、リフォームなら断熱窓)も一緒にする見積もりにできますか」
    多くの市町村で、太陽光は一体的導入のときだけ補助の対象です(市町村が補助する組み合わせを確認)
  • 「蓄電池はSIIに登録された製品ですか」
    県と市町村の補助の条件です

公式サイトで確認できます

愛知県「住宅用地球温暖化対策設備導入促進費補助金(市町村との協調補助)」

申請先はお住まいの市町村です。市町村のページで受付状況を確認してください。

補助が使えるかと、業者や製品の質は別の話です。見積もりは複数で比べてください。

見積もりを取る

複数社から見積もりを取ると、補助金を含めた総額を比べられます。その際も、上の3つの質問は必ず聞いてください。

タイナビ(運営:株式会社グッドフェローズ)は、住宅用の太陽光発電の無料の一括見積もりサービスで、全国が対象です。複数の会社の見積もりを比べたい方に。設置には機器代と工事費がかかり、電気代が下がる額は家の電気の使い方や設備の容量で違います。補助金を受け取れるかは、各制度の条件と予算によります。紹介される会社が、使いたい補助金の条件(県内・市内の業者であることなど)を満たすかは会社ごとに違います。見積もりのときに、上の質問で確認してください。

ソーラーパートナーズ(運営:株式会社ソーラーパートナーズ)は、住宅用の太陽光発電・蓄電池の無料の見積もりサービスで、全国が対象です。紹介されるのは、自社で工事まで行う施工会社です(2026年10月28日に公式サイトで確認)。地元の会社に見積もりを頼みたい方に。紹介される会社が、使いたい補助金の条件(県内・市内の業者であることなど)を満たすかは会社ごとに違います。見積もりのときに、上の質問で確認してください。

出典

本ページの内容は、次の公表資料にもとづいています(2026年10月26日確認)。

制度の内容と受付状況は変わります。申請の前に、必ずお住まいの市町村の窓口と公式サイトで確認してください。

制度の内容・金額・要件・期限は予告なく変更されることがあります。申請の前には必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。本サイトは民間の情報サイトであり、事務局ではありません。

タイトルとURLをコピーしました