注文住宅を建てるときの補助金は?|最大125万円、ただし枠によって条件が違う

家を建てるときに使える国の補助金が、みらいエコ住宅2026事業です。住宅の省エネ性能によって3つの区分があり、区分ごとに金額も条件もまったく違います。

【重要】ZEH水準住宅の注文住宅は受付が終わりました

注文住宅の新築(ZEH水準住宅)は、2026年9月30日で交付申請の受付期間が終わりました。2026年9月1日に公式サイトで告知されていました。

これから注文住宅で使えるのは、長期優良住宅とGX志向型住宅で、2026年12月31日までです(いずれも予算上限に達するまで)。

いくらもらえるか

金額は住宅の種類と建てる地域で決まります。

住宅の種類1〜4地域5〜8地域建替前の住宅を除却する場合
GX志向型住宅125万円/戸110万円/戸加算なし
長期優良住宅80万円/戸75万円/戸+20万円/戸
ZEH水準住宅40万円/戸35万円/戸+20万円/戸

地域区分は建築物省エネ法に基づく区分で、おおまかには北にいくほど番号が小さく、補助額が高くなります。自分の市区町村がどの区分かは、公式サイトの地域区分検索で調べられます(都道府県と市区町村を選ぶだけです)。

世帯の条件で、使える枠が変わります

ここが最初の分かれ道です。

住宅の種類世帯の条件
GX志向型住宅条件なし(誰でも対象)
長期優良住宅子育て世帯または若者夫婦世帯に限る
ZEH水準住宅子育て世帯または若者夫婦世帯に限る

長期優良住宅の認定の手続き、県・市区町村の補助、税の優遇は長期優良住宅の補助金、建売住宅・中古住宅を含めた住宅購入の補助は住宅購入の補助金にまとめています。

  • 子育て世帯:申請時点で子がいる世帯。子とは令和7年4月1日時点で18歳未満(2007年4月2日以降生まれ)。ただし令和8年3月末までに工事着手する場合は、令和6年4月1日時点で18歳未満(2006年4月2日以降生まれ)
  • 若者夫婦世帯:申請時点で夫婦であり、どちらかが令和7年4月1日時点で39歳以下(1985年4月2日以降生まれ)。ただし令和8年3月末までに工事着手する場合は、令和6年4月1日時点で39歳以下(1984年4月2日以降生まれ)

年齢や子の有無で外れる方は、GX志向型住宅なら対象になります。しかも補助額は最も高い区分です。

GX志向型住宅を狙うときの注意

  • GXへの協力表明を行った事業者が建築する住宅に限られます。住宅の性能を満たしていても、依頼先が対応していなければ申請できません
  • 戸建住宅は事業者ごとに原則300戸/月の申請上限があります。人気の事業者では、その月の枠が埋まって順番待ちになることがあります

公式サイトでGX建築事業者を検索できます。契約前に必ず確認してください。

そのほかの条件

  • 床面積50㎡以上240㎡以下の住宅に限られます
  • 2025年11月27日以前に基礎工事に着手していると対象外です
  • 判定されるのは基礎工事(根切り工事または基礎杭打ち工事)の着手日です。工事請負契約の時期は問われませんが、建築着工までに契約が締結されている必要があります
  • 一部の地域に立地する住宅は対象外になる「立地等除外要件」があります

申請するのは建築事業者で、あなた自身は申請できません。受け取った補助金は、原則として契約代金(最終支払分)に充当される形で還元されます。

別の選択肢:ZEH支援事業(環境省)

みらいエコ住宅2026事業とは別に、環境省のZEH支援事業があります。定額で、ZEHは地域区分1〜3が55万円、4〜8が45万円、ZEH+は地域区分1〜4が90万円、5〜8が80万円です。

申請者の条件は「新築注文戸建住宅の建築主となる個人」などで、子育て世帯・若者夫婦世帯といった条件は書かれていません。ただし求められる性能が違い、太陽光などの再生可能エネルギーの導入も求められます(都市部の狭小地・多雪地域の「ZEH Oriented」を除く)。

  • みらいエコ住宅2026事業とは併用できません。どちらか一方です
  • SIIに登録されたZEHビルダー/プランナーが関与する住宅であることが条件です
  • 交付決定番号を得るまで、基礎工事以外は着工できません(BELSの取得も交付決定後)
  • 単年度事業の締切は2026年12月11日(金)17時です

給湯器の補助金との関係

みらいエコ住宅2026事業の「新築」に対する補助を受けた場合、給湯省エネ2026事業は利用できません。新築時に高効率給湯器を入れる場合、どちらで申請するかは事業者と確認してください。

予算の残り

新築の補助は2期に分けて受け付けられており、第1期(2026年3月31日〜5月12日)はすでに終了しています。現在は第2期(2026年5月13日〜12月31日)です。

GX志向型住宅と、長期優良住宅・ZEH水準住宅では予算が分かれています。当サイトでは別々に記録しています。

事業残り消化状況前週比予算上限の見込み
みらいエコ住宅2026事業(GX志向型住宅・第2期)28.0%
+3.0pt期限内は届かない見込み
賃貸集合給湯省エネ2026事業30.0%
+5.0pt2026年12月頃
給湯省エネ2026事業45.0%
+1.0pt期限内は届かない見込み
みらいエコ住宅2026事業(新築・第2期)56.0%
+2.0pt期限内は届かない見込み
先進的窓リノベ2026事業66.0%
+2.0pt期限内は届かない見込み
給湯省エネ2026事業(撤去加算)73.0%
+1.0pt期限内は届かない見込み
みらいエコ住宅2026事業(リフォーム)88.0%
+1.0pt期限内は届かない見込み

2026年11月4日 午前0時時点(公式発表)。予算上限の見込みは直近の消化ペースからの単純な予測であり、当たることを保証するものではありません。「期限内は届かない見込み」は、直近のペースが続いた場合に、交付申請の期限(遅くとも2026年12月31日)までに予算上限に届かないという意味で、期限の後も申請できるという意味ではありません。申請前に必ず公式サイトでご確認ください。

制度ごとの詳しい条件

はじめての方へ

見積もりを取る前に:登録事業者かどうかを確認する

この補助金は、事務局に登録した事業者が申請します。事業者登録は交付申請(予約を含む)までに必要で、申請の時点で登録されていない事業者では、工事の内容が要件を満たしていても補助を受けられません。

見積もりを依頼したら、各社に次の3つを聞いてください。

  • 「みらいエコ住宅2026事業の登録事業者ですか」
    登録していれば登録事業者番号を答えられます
  • 「今回の工事は補助の対象になりますか」
    対象製品か、補助額が下限に届くか、着工の時期は条件を満たすか
  • 「補助金はどう還元されますか」
    契約代金への充当か現金か。契約前に事業者へ確認してください

公式サイトで検索することもできます

住宅省エネ2026キャンペーンの公式サイトに、住宅省エネ支援事業者の検索があります。都道府県・工事の種類・社名などで絞り込めます。

ただし、載っているのは、登録した事業者のうち公表を希望した事業者だけです。検索に出てこないことは、登録していないことの証明にはなりません。公式サイトには「本ページで公表されていない事業者の登録有無については、事業者に直接お問い合わせください。」「消費者等の方で、契約にあたり、事業者登録の有無を確認したい場合、お問い合わせ窓口までお問い合わせください。」と書かれています。

また、公式サイトには「住宅省エネ支援事業者の登録は、国や事務局が優良な事業者として認定するものではありません。」とも書かれています。登録の有無は「補助金が使えるか」の確認であって、工事の質の保証ではありません。

業者の探し方

このページでは、特定の事業者・見積もりサービスを紹介していません。上の公式検索から探すか、地域の施工業者に直接問い合わせてください。

一括見積サイトを使う場合も、紹介される業者が登録事業者とは限りません。紹介を受けたら、各社に上の3つを確認してください。

出典

本ページの内容は、先進的窓リノベ2026事業/給湯省エネ2026事業/賃貸集合給湯省エネ2026事業/みらいエコ住宅2026事業 の各公式サイトの公表内容にもとづいています。

制度の内容・金額・要件・期限は予告なく変更されることがあります。申請の前には必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。本サイトは民間の情報サイトであり、事務局ではありません。

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